アメリカのオンライン教育の10年間を表したインフォグラフィック
OnlineCollege.orgが作成した、アメリカのオンライン教育が10年でどう変わったかを表現した、インフォグラフィックが非常に面白いです。
トピックを簡単に紹介します。
・アメリカの高等教育機関の55.4%は今後MOOCsをどう扱うか決めていない
・アメリカの高等教育機関のうち、MOOCを活用する(またはその予定)が10%程度、予定がないのは32%程度
・MOOCsは持続可能な教育の形だと思うか?27.8%が賛成、45%が中立、27%が反対
・MOOCsの活用が教育機関にとって長期的な戦略上重要だとした回答の割合は、2002年が48.8%➡2012年には69.1%
・1つ以上のコースをオンラインで受講したことのある生徒の割合は、2002年が9.6%➡2012年は32.0%
といった内容です。
オンライン教育がこの10年間で浸透する一方で、MOOCといった新しいものにどう取り組むべきか決めきれない教育機関が多いということも分かります。アメリカでも急速に技術が進化していって対応を決めあぐねている機関もあるということでしょうか。
教育の分野は地域性も大きいと思うので、この傾向が日本でもまったく同じとは言えないと思いますが、今後を占う上で非常に参考になる資料なのではないでしょうか。
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