戸田市とInspire Highが連携、児童生徒の好奇心や創造性を引き出す学びを推進

戸田市教育委員会(埼玉県戸田市、教育長:戸ヶ﨑勤 以下、戸田市)と株式会社 Inspire High(東京都世田谷区、代表者:杉浦太一、以下、Inspire High)は、市内の児童生徒の好奇心や創造性を引き出す学びを推進すべく探究型オンラインプログラム『Inspire High』を提供していくことを発表した。

戸田市教育委員会とInspire Highの連携概要

戸田市は先進的な教育改革に取り組んでいる自治体として知られており、これまでも多くの産官学との連携による「戸田市SEEPプロジェクト(※)」を掲げ、21世紀型スキル、汎用的スキル、非認知的(社会情緒的)スキルの育成に力を入れてきた。

(※) Subject(教科)、EBPM(Evidence-based Policy Making)、EdTech(Education×Technology)、PBL(Project-based Learning)のアクロニム

Inspire Highは、世界とつながる探究的な学びを手軽に教室やオンラインで実践できるプログラム。

主に小学校・中学校・高校で「総合的な探究・学習の時間」「特別活動」「道徳」「公共」などの授業や、各校独自のキャリア教育やSDGs教育を実践するためのプログラムとして幅広く利用されている。

今回の連携により、戸田市の児童生徒に対してInspire Highを提供し、時間や場所にとらわれずに世界とつながる学びの環境を生み出し、自らの主体性や創造性、好奇心を高めることを目指す。

連携協定における連携事項

  • 「社会や未来に対する夢や希望を育む教育」の推進
  • ICT環境を活用した非認知スキル向上のための学びの推進
  • その他双方が協議して必要と認める事業に関すること

戸田市教育委員会 戸ヶ﨑勤教育長より

今、学校現場では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、学校外の様々な人々との出会いや関わりなどが制限されていることにより、「本物と出会える」機会が減っていることが危惧されています。

この「本物と出会える」機会の充実は、新学習指導要領において提唱された「社会に開かれた教育課程」の理念のもと、オーセンティックな学びを実現させるための非常に重要な要素であると考えております。

Inspire Highによる、多様なガイドの皆様から出される本質的な問いをきっかけに、「答え探し」から「答えづくり」のクリエイティブな学びづくりが推進されることを期待しております。

株式会社 Inspire High 代表取締役 杉浦太一氏より

昨年度に引き続き、戸田市の小学校・中学校での利用を推し進めさせていただけることに感謝いたします。

特に戸田市は全国的にも先進的な学びを実践されていらっしゃることもあり、Inspire Highとしては初めて小学校で利用いただいた自治体でした。

実際に昨年度体験した小学生からは以下のような感想が届いています。

「​​いろいろな考え方がわかって、いいなと思いました。多方面から物事を見ることは大切だと思いました」
「アウトプットが面白いなと思いました。名前がわからないからいいなと思いました」
「あと100回はやりたい!!」

また先生からも、「教師が準備をして授業に臨むというより、教師も一緒になって学んでいける雰囲気を作れたことが良かった」と感想をいただいています。

オンライン環境は、人を世界とつなぎ、学び合うことができる「どこでもドア」です。戸田市の児童生徒をインスパイアできることを心から楽しみにしております。

Inspire Highとは

Inspire Highは、世界中の創造力と10代をつなぐEdTechプログラム。

ICTを活用して、世界とつながる探究的な学びを手軽に教室で実践できることが特徴。

主に中学校・高校で「総合的な探究の時間」「特別活動」「道徳」「公共」などの授業での活用や、各校独自のキャリア教育やSDGs教育などに幅広く利用されている。

予測不可能で不確実な時代において、新たな学習指導要領が「生きる力」を中心に改訂されたことからも、未来を生き抜くための21世紀スキルおよび非認知スキルの重要性が高まっている。

そんな中、Inspire Highでは、世界中の第一線で自分らしく活躍するクリエイティブに生きる大人たちと「答えのない問い」について考え、同世代で共有し合う双方向型の学びを10代に提供している。

プログラム例

  • 台湾デジタル担当大臣オードリー・タンと考える「社会はどう変えられる?」
  • 詩人 谷川俊太郎と考える「言葉ってなんだろう?」
  • お笑い芸人 渡辺直美と考える「自分らしさをどう見つける?」
  • マサイ族長老と考える「アイデンティティってなんだろう?」
  • 国連職員と考える「平和ってなんだろう?」
  • オーストラリアの消防士と考える「気候変動をどう食い止める?」
  • 失敗研究者と考える「失敗は怖いもの?」

他、起業家、科学者、ロボット開発者、漁師、消防士、映画監督、ファッションデザイナーなど多様な人が登場している。

受賞歴など

  • 日本e-learning大賞2021 経済産業大臣賞受賞
  • Global Edtech Startup Award 日本予選最優秀賞受賞(日本代表)
  • 経済産業省『未来の教室』2020年度実証事業採択
  • 経済産業省 EdTech補助金 2020年度、2021年度、2022年度対象事業