スマートニュース発のオンラインゲーム教材「To Share or Not to Share」受講者1万人を突破

スマートニュース株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:鈴木健)のシンクタンクである「スマートニュース メディア研究所」が提供する、SNSシェアの疑似体験を通じて情報の受発信を考える、主に大学生・高校生を対象とするオンラインゲーム教材「To Share or Not to Share」が、全国の大学、高校などで受講者数1万人を突破したことを発表した。

オンラインゲーム教材「To Share or Not to Share」概要

このオンラインゲーム教材では、生徒は、現実のSNSを模した仮想のタイムラインを見ながら、投稿をシェアするか否かを決めてフォロワーを増やすことを目指す。

タイムラインに流れる投稿(虚偽情報を含む)を、実際にシェアし、フォロワー数の変動を体感することで、日頃の情報の受け取り方、発信の仕方について振り返ることができる。

また、SNSの根幹にあるアルゴリズムについても考えるきっかけを与えることができる。

スマートニュース メディア研究所は、メディアリテラシー教育とは、メディアとそれが届ける情報について、ただ受け取るだけではなく、自ら主体的に考える力を養うことだと考えている。

同研究所ではメディアリテラシー教育を活動の柱の一つに据え、子どもたちが主体的に考える力を養う支援をしている。

全国の先生方が学校の授業で使えたり、参考資料として利用されることを目指し、これまでにワークシートなども含む授業実践例を10件公開している。

昨今10代を中心に、SNSでのコミュニケーションや情報収集を行うことが多くなっている一方で、誤情報・偽情報の拡散が社会問題化している。

同研究所では、メディアリテラシー教育に携わる中で、大学生や高校生、中学生が、楽しみながらソーシャルメディアでの情報行動を考える機会を持てるよう、メディアリテラシー授業で活用できるオンラインゲーム教材を開発し、2021年9月から本格的に提供を開始

このオンラインゲーム教材は、大学では教養教育の情報系科目、社会学、経営学など様々な学部で活用されている。

高校・中学校では、探求学習や国語、情報、道徳、社会などの授業で採用されている。

実際に体験した学生からは、

  • 「発信元だけを見て情報を判断しているということに気づけたのが、良かったです」
  • 「自分が発信することやフォローすることの意味を考える機会になって良かったと思いました」

などの声が聞かれたという。

また、授業に採用した先生からは、

  • 「フェイクニュースを見極めたり、フォロワーを増やしたりする活動は、とても現実的で、こういった内容をゲームを通して学べることが素晴らしいと思いました」
  • 「SNSを使うことで得られる情報もあり、上手に付き合っていくのが大事。このゲーム教材を使って、継続的にSNSの授業をしていきたいです」

という感想が寄せられているという。

対象(実施可能)学年

中学生、高校生、大学生

科目

国語、情報、総合的な探求の時間

授業の趣旨

スマートニュース メディア研究所が開発した「擬似SNS」シミュレーション・ゲームを利用。

生徒たちは、ゲームのタイムラインに流れてくる個々の投稿に、虚偽が含まれているかどうかを見分けながら、投稿をシェアするか否かを判断し、フォロワーを増やすことを目指す。

日ごろの情報の受け取り方や発信の仕方について振り返りながら、情報をシェアする判断基準やデジタルメディアの特性について考えてもらう。

開発協力

  • 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
    • 大川恵子教授
    • 前川マルコス貞夫 リサーチャー
  • 広島大学情報メディア教育研究センター 稲垣知宏教授
  • 広島大学大学院人間社会科学研究科 匹田篤准教授
  • アプネア合同会社 代表 田島将太

スマートニュースメディア研究所について

スマートニュース メディア研究所は、ニュースやメディアが本当に社会や人々の役にたつためにはどうあるべきかを考えるシンクタンク。

中長期的な視点からの研究、提言、そして課題解決の実現を目指して、2018年8月に設立された。