アドビ、角川ドワンゴ学園が開発したデジタルクリエイティブツール学習教材を一般公開

アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神谷 知信、以下 アドビ)は、学校法人 角川ドワンゴ学園とのパートナーシップにより、同学園が開発したAdobe Creative Cloudについて学び、活用するためのデジタルクリエイティブ教材を一般公開することを発表した。

この教材は主に学校での活用を意図したもので、誰でも利用できる。

アドビ×角川ドワンゴ学園 デジタルクリエイティブ教材について

実施の経緯

GIGAスクール構想による一人一台端末環境の実現、プログラミング教育の必修化、探究学習科目の設置など、新しい多様な学びと教育におけるデジタル活用の推進が教育現場において重要な課題となっており、その学びをサポートする学習教材が求められている。

角川ドワンゴ学園N/S高、N中等部では、グラフィックデザインや動画編集、ウェブデザインなどのクリエイティブツール群であるAdobe Creative Cloudを活用した授業がすでに取り入れられている。

同学園に在学中の生徒は、学校が割り当てるユーザー指定ライセンスを活用してアドビのアプリケーションを無料で利用することができ、 授業における提出物の制作や、個人の創作活動などで幅広く活用している。

そして、学校教育におけるデジタルクリエイティブリテラシー向上にさらに貢献することを目指し、アドビは戦略的パートナーとして角川ドワンゴ学園の教材・カリキュラム研究開発を支援している。

アドビは、中学・高校段階の生徒のデジタルリテラシー向上に資する良質な教育コンテンツの普及を目的に、同学園と協力し、生徒が自らアドビのアプリケーションの使い方を学べる教材、およびアドビのアプリケーションを使ったプロジェクト型学習の教材を公開することになった。

公開する教材は以下4点。(タイトルや内容の詳細は変更になる場合あり)

  1. Google WS+Illustratorで、生徒が自学自習できる授業 -イラストレーター入門編- (2月21日公開)
  2. Google WS+Photoshopで、生徒が自学自習できる授業 -フォトショップ入門編- (2月21日公開)
  3. 推しメシプロジェクト -Photoshopで「食べたくなる」をデザインする- (3月公開予定)
  4. プロモ動画制作プロジェクト -Premiere Rushで15秒動画を制作する- (3月公開予定)

このうち、1および2は、各アプリケーションを初めて触る生徒向けの学習教材で、角川ドワンゴ学園ではN中等部において1年生から学習に利用されている。

教職員はオンライン学習システムのGoogle Classroomを使用して生徒に教材を配布し、課題を出すことが可能。

いずれも、2月21日に公開されている。

3および4は、アドビのアプリケーションを利用したプロジェクト型学習(PBL)の授業向け教材。

教材はいずれも、Adobe Education Exchangeにて公開される。

ダウンロードにはAdobe IDが必要だが、Adobe IDはアドビ製品を利用していない人でもWeb上で無料で取得できる(ただし13歳以上)。

※教材を使用する場合にアドビや角川ドワンゴ学園への連絡は不要。ただし教材の改変・再配布は不可。

ダウンロードURL

角川ドワンゴ学園 N高等学校・S高等学校 経験学習部 PBL企画課 武藤実佐子氏 コメント

全国の生徒に1人1台端末が支給され、ICTを活用した授業が展開されるなど、教育のカタチは刻一刻と変わってきています。

その中で、デジタルリテラシーを身につけながら課題解決力やクリエイティビティを養う、新しい教材の開発は急務であると考えております。

このような背景を踏まえて、この度、角川ドワンゴ学園ではN/S高、N中等部で実施している「ICTを活用した、生徒が主体的に活動できる授業」の教材を一般公開させていただきました。

この教材が広く全国の中学・高校で活用されることで、生徒のみなさんが将来創造性を駆使して社会の様々な場で活躍する上での力添えになればと願っております。

アドビ マーケティング本部長 (Document Cloud & エデュケーションマーケティング)小池晴子氏 コメント

このたび角川ドワンゴ学園とともにデジタルクリエイティブツール学習教材を開発し、一般公開の運びとなりましたことを喜ばしく思います。

学校現場におけるデジタル活用が急速に進む中、子どもたちのデジタルリテラシーを育む学びを支援する側の教員のトレーニングや教材準備などへの対応は急務となっています。

本教材は、クリエイティブツールの使い方を教える前に先生が全てを覚えるのではなく、生徒の学びに伴走する立ち位置でサポートできるよう設計されています。

アドビはこれからも、学生たちのクリエイティブデジタルリテラシー向上へ貢献する取り組みを行っていきます。

学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校、S高等学校について

  • N高等学校 本校:沖縄県うるま市、校長:奥平博一
  • S高等学校 本校:茨城県つくば市、校長:吉村総一郎

N高等学校、S高等学校はインターネットと通信制高校の制度を活用した “ネットの高校”で、現在の生徒数は両校合わせて21,409名(2021年12月時点)。

「IT×グローバル社会を生き抜く“総合力”を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げ、今のネット社会に合った新しい教育を実践している。

授業やレポート提出をネットで行うことで自分のペースで学べる高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩なネットでの課外授業や、全国各地で行う職業体験により、社会で役立つスキルや経験も高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴。

ネットコース、通学コース、オンライン通学コース、通学プログラミングコースの4つのコースから選択できる。

また、日々の学習は映像学習だけでなく、VRを活用した体験型の学びを行うこともできる。

学校法人角川ドワンゴ学園 N中等部について

N中等部は、教育機会確保法の趣旨を鑑みた、新しいコンセプトのスクール、「プログレッシブスクール」である。

現在、ネットコースでは687名、通学コースでは457名の生徒が全国で学んでいる (2022年1月時点) 。

N中等部では、総合力を身につけるために、教養・思考力・実践力の3つを学ぶ。

21世紀型スキル学習、プログラミング、基礎学習(国・数・英)など多彩な学習コンテンツがあり、一人ひとりが自分のペースで学び、目標を見つけ、主体的に行動することで進路やキャリアづくりといった夢への第一歩が広がる。

※N中等部は学校教育法第一条に定められた中学校ではない。自身の中学校に在籍したままN中等部で学んでもらう。