学研ホールディングス、VR・AIスタートアップ企業2社にCVC出資

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川区/代表取締役社長:宮原博昭)は、運営する投資プロジェクト「Gakken Capital」において、EdTech系スタートアップ企業のPlusOne, Inc.(プラスワン/本社:アメリカ/代表:Jon Su)およびHoloeyes株式会社(東京・港区/代表取締役:谷口直嗣)の2社に対し出資を行ったことを発表した。

今回の出資により、VR技術に代表されるXRテックやAIを自社サービスに組み入れながら、新しい体験価値の提供を加速させていく。

PlusOneについて

プラスワンが開発・販売するVRおよびAI技術を活用した英会話トレーニングソフト「Smart Tutor(スマートチューター )」は、AIを搭載したヒューマン・ホログラム「Holosapiens」とVR空間で英会話を行えることが特徴。

一定時間の練習後、AIがユーザーのスピーチを、発音・流暢さ・スピーチペースなど7つの評価指標でリアルタイムに分析し、スピーチ内容を客観的にスコア化するなどのサービスを提供している。

また、この「Smart Tutor」では自社コンテンツをVR内の練習コンテンツとして手軽に反映することができ、英会話スクールが保有するコンテンツをVRにアップロードし、各生徒へ割り当てることが可能。

さらに、生徒が特殊なテーマで英語のスピーキングをしたいという場合でも、ニーズに合わせて講師がカスタマイズ対応することもできる。

プラスワンとの事業シナジーについて

学研グループはこれまで、数多くの英会話学習コンテンツ・サービスの開発と提供を行ってきた。

また、今後は語学を含むリカレント・リスキリング領域への取り組みを強化させていく予定。

今回のプラスワンへの出資・協業により、VR技術を活用した英会話学習の新たな体験価値の創出、およびグローバル人材育成のためのサービス開発を加速させていく。

さらに、メタバースが拓く新たな市場での展開可能性をプラスワンのサービスを通じて検証する。

Holoeyesについて

Holoeyes は2016年10月に外科医とエンジニアにより設立された医療 EdTechスタートアップ企業。

CTやMRIなどの画像診断装置で得られた画像情報をコンピュータ処理し、診療のために提供するプログラムである、医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD(※)」を提供している。

同製品は三次元画像処理を行う機能があり、ヘッドマウントディスプレイを併用 して空間的に提示することも可能。

また、非医療機器の「Holoeyes XR」や、バーチャルリアリティー(VR)のように三次 元空間上において複数人で同時に没入体験をしながら遠隔カンファレンスができる 「Holoeyes VS」などの医療支援サービスも提供している。

Holoeyes は医師、医療従事者の教育支援サービス「Holoeyes Edu」も提供しており、臓器解剖や 手術手技の動きを VR として立体空間的に音声解説と共に記録、配信、追体験できるサービスを提供している。

※一般的名称:汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム、販売名:医療用画像処理ソフトウェア Holoeyes MD、認証クラス分類:管理医療機器(クラスⅡ)、認証番号:302ADBZX00011000、認証日:令和2年2月28日

Holoeyesとの事業シナジーについて

Holoeyesのサービスは、実際の手術手順をイメージしたシミュレーションを可能にするものであり、外科解剖のサポートはもちろん、医師のスキルアップ、看護師養成等への貢献も期待されている。

学研グループは、医学書・看護書の出版をはじめ、看護・医療領域においても教育事業を展開しており、今回のHoloeyesへの出資・協業により、保有するコンテンツに最先端のVR技術を組み込むなど、教育効果・学習効果を飛躍的に高めるコンテンツ・サービス開発を加速させることができると考えているという。