グロービス経営大学院と東大IPCが提携、MBA取得者のアカデミア発スタートアップ経営・CxOへのキャリアパスを支援

グロービス経営大学院(本社:東京都千代田区二番町、代表:堀義人)は、東京大学周辺でのスタートアップエコシステムの発展を目指しベンチャーへの投資・起業支援等を行う東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「東大IPC」)と、「MBA(経営学修士)取得者がアカデミア発のスタートアップ経営に参画する」という新たなキャリア開発を後押しするべく、業務提携契約を締結したことを発表した。

日本最大(*1)のビジネススクールと国内のトップアカデミアが提携することにより、日本から世界へ羽ばたくディープテック(*2)ベンチャーの創出・育成を促進させる。

*1:グロービス経営大学院日本語MBAプログラム2021年度の入学者数(1,126名)より
*2:「ディープテック」とは、最先端の科学的知見や革新的技術を実用化することで、人々の生活スタイルを大きく変えたり、社会の大きな課題を解決したりする取り組みのこと。

グロービス経営大学院と東京大学協創プラットフォーム開発 業務提携概要

背景

近年、テクノロジーを活用してイノベーションを生み出せる人材が業界を問わず多くの企業で求められている。

グロービス経営大学院ではこの背景を受け、新時代において必須の経営知・スキルを磨く場を提供するため、「テクノベート(*3)」領域の科目提供を2016年度に開始し、これまでに多くの「テクノベート人材」を育成している。

またベンチャー経営や起業を志す在校生・卒業生に向けたビジネスプランコンテスト「G-CHALLENGE」を主催するなど、MBA取得後のキャリアパスとして起業にまつわる環境作りに注力してきた。

*3:「テクノベート」は、テクノロジーとイノベーションを組み合わせたグロービスの造語。

東大IPCは、東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの更なる発展を目指し、投資や起業支援等の活動をしてきた。

2021年には他の国立大学との連携も始まり、東京大学を中心に日本のアカデミアの成果を活用する、医薬・ヘルスケア、宇宙、AI・ITサービス、ロボットなど、ディープテックベンチャーに対して投資とハンズオン支援を行っている。

ハンズオン支援の一環として、支援・投資先ベンチャーは無償で利用可能な求人マッチングプラットフォーム「DEEPTECH DIVE」を開発・提供するなど、ベンチャーの組織構築にも力を入れている。

東大IPCの支援先スタートアップは、いずれもアカデミア発の先進的な研究シーズとユニークな技術を保有している。

それが一般的なベンチャーキャピタルとは大きく異なる特色である一方、支援先ベンチャーが企業として大きく成長し、研究成果を社会実装させていくためには、アカデミアの力のみならず経営のプロフェッショナル人材が不可欠だと認識していた。

そこで東大IPCとグロービス経営大学院は、アカデミア発の研究・技術の社会実装を加速させるため、またグロービスの在校生・卒業生がMBAの課程で習得した経営スキルを実践する機会として、ベンチャーの経営者やCxO人材のキャリア開発支援を目的とした業務提携を開始するに至った。

業務提携による今後の取り組み

キャリア開発に関連するセミナーやミートアップイベントの共催

​​​​​​ベンチャーの経営者やCxOとして活躍する方を招き、グロービスの在校生・卒業生に向けたキャリアセミナーやミートアップイベントを行うなど、ベンチャーと経営人材の人材交流を活発化させる。

研究シーズから事業化を目指すチームビルディングとメンタリングが一体となった新プログラムの開催

大学の研究者・研究シーズと、グロービスのプロフェッショナル経営人材(対象:卒業生)との出会いの場を創出。

これまでアクセラレーションやインキュベーションのプログラムを運営してきた東大IPCとグロービスが、シーズの事業化に向けて各種リソースを支援し、起業や経営に取り組む機会を提供する。

グロービス在学生・卒業生への「DEEPTECH DIVE」活用の促進

東大IPCがハンズオン支援の一環として無償で提供する、支援先ベンチャーと人材のマッチングプラットフォーム「DEEPTECH DIVE」を、グロービスの卒業生へ周知し、登録を促す。

ディープテックベンチャーでの転職・副業に関心のある人は誰でも登録可能。

サービス登録により、MBA取得後のキャリアの選択肢が広がるという。

責任者紹介

小澤 彩織(東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 HR支援 責任者)

東大IPCは、東大をはじめとしたアカデミアからの起業・スタートアップを支援し、イノベーション・エコシステムの拡大を目指す会社です。

アカデミアの保有するテクノロジーシーズは、これまでの世の中にはなかった最先端のもの。だからこそ価値が高く、また同時に社会実装は容易ではありません。

今回、協業をスタートできることになったグロービス生の皆さんは、社会人経験を積まれた上で、改めてフレッシュな学びを得た方々だと期待しております。

ぜひ皆さんのお力を「技術シーズと社会ニーズの橋渡し」という、チャレンジングだけども社会的意義の高い課題にぶつけていただけますと幸いです。

滝 謙介(グロービス経営大学院 学生サービス 責任者)

グロービス経営大学院は開学以来、創造と変革の志士を輩出する場として、能力開発・人的ネットワーク構築・志を醸成する場を提供してきました。

自らの志の実現に向かい、日々研鑽されている在校生、卒業生の皆さんの更なるチャレンジの機会を創出するため今回の提携を進めました。

この取り組みを通して、互いに切磋琢磨するグロービスコミュニティの更なる強化を図るだけではなく、そこから生み出される新たな価値を社会へ還元していくことを目指していきたいと考えています。