有限会社教育図書⼆⼗⼀(きょういくとしょ21、本社:東京都豊島区、代表取締役:吉⽥敬亮・新中義一)は、個⼈、法⼈問わず、誰でも先⽣になることができ、学習者に学校教育や社会で⽣きていく中で必要なスキルを学べる機会を提供する教育プラットフォーム「UrSTUDX(ユアスタディクス)」の事前登録受付を、2月1日より開始することを発表した。
「UrSTUDX」プラットフォーム概要

「UrSTUDX」は、誰でも「先生」になることができ、「学習者」がそのクラスにライブ配信で参加し、その場で学習者が先生に質問し、先生が答えることができる他、学習者同士でディスカッションを行う等、オンライン上でリアルタイムにクラス(授業)をすることができる「教育プラットフォーム」。
先生はライブ配信したクラスをアーカイブコンテンツとして「UrSTUDX」で提供することができ、学習者はライブ配信に時間が合わない場合も当該クラスに参加することができる。
同社は「UrSTUDX」を通じて、教育者のみならず、全ての様々なスキルや知識を持つ人に対して「自分の持っているスキルや知識をアウトプットし、教育に貢献する機会及び収益を得られる機会」、学習者に対して「学校教育、また学校教育以外に、社会で生きていく中で必要なスキルを学ぶ機会」を提供できればと考えているという。
クラス(授業)例

- 学校/受験科目(国語・算数・数学・英語・日本史・物理・化学 等)
- 芸術(絵画・写真・音楽 等)
- 現代社会(SDGsとはなにか・環境問題・ジェンダー論 等)
- 仕事(弁護士とは・医師とは・営業とは 等)
※資格が必要な内容(例:薬剤情報 等)は不可。
先生対象
- 経験やスキル、学びを提供できる個人
- 教育機関(法人の契約も可能)
誰でも先生になれるがコンセプトであるため、特に制限はない。
学習者対象
幼稚園生~大学生
特徴

UrSTUDXの特徴は、以下4点。
特徴1「誰でも教師になれる」
教員免許を持っている人だけでなく、個人でも法人でも、学習者でも、自分のスキルを発揮することができる。
国語、数学、英語等、いわゆる学校の勉強だけでなく、プログラミングスキルやコミュニケーションスキル、文化、更に職業紹介など、様々な分野で活躍できる場となっている。
特徴2「ディスカッションを通じた非認知能力を身に付けることができる」
ただオンライン上で知識やスキルをインプットするだけではなく、ライブのクラス上で行われるディスカッションを通じて、非認知能力(コミュニケーション力・思考力)を身に付けることが期待できる。
特徴3「都度払い制」
授業ごとの都度払い制となっているため、1回から体験ができ、自身の都合の良い時間帯、頻度でクラスを受けることが可能。
アカウント登録料金等もない。※サブスクリプション制度も準備中。
特徴4「教師に評価制度の導入」
他のCtoCビジネス同様に、ユーザー同士による評価制度を導入。
UrSTUDXでは、学習者から先生を評価することができ、学習者はクラスを選択する際に、その評価を見て判断することができる。
ローンチスケジュール
- 2022年2月1日:事前登録開始
- 2022年5-6月予定:サービスローンチ・本登録開始
事前登録特典(先生側)
- ライブ配信時の手数料:10% → 5%
- アーガイブコンテンツ配信時の手数料:20% → 10%
※授業料の内、同社へ支払う手数料のことを指す。キャンペーン期間終了時期は未定。
サービスリリースの背景
日本の就業者一人あたりの労働生産性はOECD加盟諸国38か国中28位(2020年)、また企業の時価総額ランキングは、平成元年(1989年)はTop5までを日本が占めていたのに対し、現在(2022年1月26日時点は)Top20から日本企業は消えてしまうなど、世界的な競争力が低下している状況である。
世界と比較し市場規模の大きさ等要因は様々あるがが、同社ではその内の1つが「日本の教育の在り方」だと考えているという。
これまで日本の教育は受験勉強が重視されている教育で、受験のために英単語を覚える、歴史の登場人物や出来事の年号を覚えるといった、いわゆる認知的な学力を育てることに重きを置かれていた。
これからの時代には、認知能力の他に非認知能力(例えば、コミュニケーション力、批判的思考能力、コラボレーション、創造力等)が必要となり、教育にも取り入れようという動きになってくる。
同社は、学習者たちが「UrSTUDX」を通じて、オンライン上でも、受験に必要な知識だけでなく、ディスカッションを通じたコミュニケーション力、思考力を身に付けられる、同時に、教師側が自分の持っているスキルを活かせる機会を創ることで、日本の教育を変えていきたいと考えている。
2月1日より、以下の公式サイトからユーザーの事前登録が可能。