立教大学社会学部、Pythonを使ったディスカウントストアの購買ビッグデータ分析報告会を実施

立教大学社会学部(学部長:水上 徹男)は、2022年1月14日(金)および21日(金)の学部科目「メディア社会特殊講義(1)」(担当教員:社会学部 和田伸一郎教授、大学院人工知能科学研究科 内山泰伸教授)において、Pythonを使ったディスカウントストアの購買ビッグデータ分析結果報告会を開催したことを発表した。

立教大学「メディア社会特殊講義(1)」Pythonを使ったディスカウントストアの購買ビッグデータ分析結果報告会概要

この科目は、AI分野のプログラミングや機械学習で多く使用されているプログラミング言語「Python」を使ったデータ分析を行うことを目的に、国内初のAI(人工知能)に特化した大学院である人工知能科学研究科の協力を得て開催したもの。

全14回の授業の序盤では、学生たちは無人店舗についての基礎知識やPython(pandas)を用いたID-POSデータ(匿名化処理済みの顧客情報が紐付いた購買データ)の分析についてのレクチャーを受けた。

学生たちの多くがプログラミング言語を触るのが初めてであり、授業と並行して数ヶ月かけてPythonを学びながら、人工知能科学研究科で利用されているAIカメラを使って実際に本や商品を読み取るなど理解を深めたのち、無人店舗を視察。

授業の仕上げとして、5班に分かれた学生たちはそれぞれが設定したテーマや仮説に基づき、ディスカウントストアの実際のID-POSデータを分析した結果をグループワークを通じてまとめ、発表した。

発表にあたっては人工知能科学研究科に在籍する大学院学生や担当教員らから講評があり、仮説の設定やデータ分析にあたって具体的な手法の改善点などについてフィードバックが行われた。

プレゼンテーション終了後、学生たちからは

  • 「授業を通じてデータ分析に強く興味を持った」
  • 「企業のマーケティングの面白さを知ることができた」

などの感想が出たほか、Pythonの学習やデータ分析の演習について次年度に向けた提案も出るなど、活発な意見が出たという。

次年度は春学期に内容を充実させた学部科目「メディア・調査実習入門5」として開講予定。

各班のプレゼンテーマ

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フィードバックをする内山泰伸教授

  • 1班:給料日・年金支給日前後の購買行動の変化
  • 2班:トクホ購入者の分析
  • 3班:売上向上施策のためのデータ分析
  • 4班:無人店舗視察とビューティーケア商品の分析
  • 5班:社会的出来事が購買に及ぼす影響