叡啓大学がスタンフォード大学SPICEと共同授業を実施、学生にシリコンバレーで活躍する起業家や専門家に学ぶ機会を提供

叡啓大学では、アントレプレナーシップ教育を行う上での重要なカリキュラムとして、「実社会のリアルな課題に挑む課題解決演習(PBL)」を設けている。

今回、スタンフォード大学SPICE、県立広島大学大学院経営管理研究科(HBMS)との3者共同で授業を行うことを発表した。

スタンフォード大学SPICEと、SDGsを視野に入れたビジネスのあり方を今まで以上に検討していくHBMS、そして、SDGsの実現に向けた社会課題解決を主な目的とする同学が、共同で学びの場を持つのは初めての試み。

大学院生と学部生が、同じテーマで課題解決演習に取り組むことで、今までにない解決のあり方の発見を目指すという。

スタンフォード大学SPICEとは

正式名称は「Stanford Program on International and Cross-Cultural Education(SPICE)」(日本語では「スタンフォード大学国際相互文化教育プログラム」)で、スタンフォード大学の一部局。

1976年の開設以来、初等教育から高等教育までカリキュラム開発、教員の専門性開発、遠隔学習コースの開発を行っており、Stanford e-Japan活動をはじめとする日本に向けたプログラムを提供している。

3者共同授業の概要

対象

同学1期生とHBMSの学生及び卒業生。

これからの社会を担う学部生と、ビジネスの現場でさまざまな課題に取り組んでいるHBMSの学生(社会人)が、互いに刺激しあいながら課題解決に取り組む。

内容

授業は全4回。

スタンフォード大学ビジネススクールやシリコンバレーから4名のアントレプレナー人材を招き、特別講義を受けつつ、事前に提供された社会課題の解決に向け3回のグループワークを行い、最終回でグループワークの成果を発表する。

担当

叡啓大学准教授・県立広島大学大学院経営管理研究科准教授(兼任) 土本康生

​Ph.D(政策・メディア) 2019年県立広島大学大学院経営管理研究科に着任後、スタンフォード大学連携科目やIoT社会のビジネス創造など、専門である情報通信技術を活かしつつビジネスやアントレプレナーシップに関連する授業を担当。

叡啓大学の設立準備に携わり、基本構想の検討や実際の大学運営方法、社会課題に取り組む学生の学びのあり方を設計。

スタンフォード大学国際相互文化教育プログラムインストラクター ヤング吉原麻里子

Ph.D(政治学)東北大学客員教授、スカイラボ創業者/共同代表。米国シリコンバレーで教育事業に力を注ぎ、文理融合の発想力と国際的な視野を併せ持つ人材の育成を支援。

SPICEではオンライン教育プログラムの開発と、イノベーションを支える人材や教育制度の研究を行う。著書に『世界を変えるSTEAM人材』(朝日新書、共著)など。

開講時期・方法

3月からの開講を予定しており、授業はシリコンバレーからZoomを利用して配信され、グループワークも含めて全てをオンラインにより実施する。

このプログラムは、同学において長期的視点で継続的に実施予定。

スタンフォード大学SPICEの教員のみならず、スタートアップの一大拠点であるシリコンバレー等からも起業家を招き、授業を行うことで、学生の興味をくすぐり、起業してみたいという挑戦心に火をつけることを目指す。