将来なりたい職業や夢がある子どもは8割以上、コロナ前より約3割増 やる気スイッチグループ「将来なりたい職業や将来の夢」親子アンケートより

総合教育サービス事業の株式会社やる気スイッチグループ(東京・中央区、代表取締役社長:高橋 直司、以下、やる気スイッチグループ)は、2021年 11 月下旬、「将来なりたい職業や将来の夢」に関して、やる気スイッチグループのスクールに通う未就学児から高校3年生までの生徒とその保護者の親子アンケート(回答数580)を実施し、結果を発表した。

やる気スイッチグループ「子どもが将来なりたい職業や将来の夢に関する親子アンケート」結果概要

結果サマリー

  • 将来なりたい職業で最も多いのは、医療従事者。
  • 夢のきっかけは、リアルに体験したものごと(35.5%)より、アニメやYouTubeなどの情報(44.6%)
  • 子どもの自己肯定感の醸成は、保護者の意識や行動次第!?

結果詳細

子ども全体の8割以上(83.4%)が「将来なりたい職業や将来の夢がある」と回答。新型コロナウイルス感染症の拡大前(49.9%)と比べて3割以上も増加

子ども全体の8割以上(83.4%)は「将来なりたい職業や将来の夢がある」と回答。

なお、その割合は未就学児が66.0%、小学生72.8%、中学生52.4%、高校生75.6%で、中学生になるといったん減り、高校生になると上がる傾向が見られた。

学年別に見ると、最も高いのは高校3年生(90.0%)、小学2年生(83.8%)、小学4年生(75.0%)という結果になった。

また、新型コロナウイルス感染症の拡大前と比べると、具体的に「将来なりたい職業や将来の夢がある」と回答した子ども(49.9%から83.4%に増加)、「将来なりたい職業や将来の夢がない」と回答した子ども(48.8%から12.9%に減少)はともに3割以上差があることが分かった。

将来なりたい職業で最も多いのは、医療従事者。全体的な夢のきっかけは、リアルに体験したものごと(35.5%)より、アニメやYouTubeなどの動画やインターネット・本の影響(44.6%)。

将来なりたい職業や将来の夢を思いついたきっかけ [図2] 将来なりたい職業や将来の夢を思いついたきっかけ [図3]

具体的になりたい職業としての回答は多岐にわたるものの、最も多いのは医者や看護師、薬剤師などの医療従事者(96名、16.1%)、次いで教師や保育士などの教育関連(46名、7.2%)、消防士や自衛官などの保安職(43名、7.2%)、ミュージシャンなどエンターテインメント系(31名、5.2%)という回答が得られた

その理由やきっかけは、「病院に通ってお世話になった」「コロナ禍だから」「家族の病気」(医療従事者)や、「担任の先生が好き」「お世話になった先生の影響」「人に教えるのが得意だから」(教育関係)、「芸能人と会ったから」「好きなアーティストがいる」(エンターテインメント系)など、身近なできごとが起因することが考えられる。

ただし、将来なりたい職業のきっかけについて全体的に見ると、「家族の影響」「褒められた」「1位になった」などのリアルに体験したものごと(35.5%)より、動画や本、インターネットの情報の影響(44.6%)が大きいことが分かった。

具体的には、アニメ・ドラマ・小説の影響(19.4%)、YouTubeなど動画・写真投稿サイト(17.6%)、テレビ番組やニュースの影響(16.9%)となった。

ただし、年齢が上がるに従って、リアルな経験がきっかけになる割合が増えている。

子どもが将来なりたい職業や将来の夢を把握している親は約6割(63.8%)

子どもが将来なりたい職業や将来の夢を把握している親は約6割(63.8%)で、学年別に見ると、把握率が最も高いのは高校3年生(90.0%)、次いで小学2年生(83.3%)。

最も低いのは中学2年生(46.6%)だと分かった。

特に中学1年生から高校1年生にかけて低く、前述のとおり中学生は将来なりたい職業や将来の夢について具体的な回答をしていない子どもが多いことと関連していると思われる。

高校2年生以降は、将来なりたい職業や将来の夢について、子どもも保護者も具体的に回答する割合が増えている。

子どもの自己肯定感――92.6%が「今、何か熱中していることがある」、半数が「友達に負けないことがある」。77.8%が「自分のここが好き」について具体的に回答。子どもの自己肯定感の醸成は、保護者の意識や行動次第!?

今回、子どもの自己肯定感に関して、「今、何か熱中しているものはありますか?」「友達に負けないところはありますか?それはどんなことですか?」「自分のどんなところが好きですか?」という3つの質問を設けた。

まず、「今、何か熱中しているもの」について、子ども全体の7割以上(76.4%)があると回答。

ただし、23.6%の子どもは今熱中しているものがない・分からない状況。

また、同じ質問に対して保護者は92.6%があると回答しており、保護者側からの見え方と子ども自身の実感には相違が見られるようだ。

子どもの「友達に負けないことがある」の回答別、 保護者が子どもの自己肯定感を育むために心がけていること [図4]

次に、「友達に負けないところはありますか?それはどんなことですか?」という質問対して子どもの約半数(49.8%)が具体的な内容を回答。

ただし年代別に見ると、未就学児(53.8%)・小学生(62.1%)・中学生(39.0%)・高校生(35.9%)と、中学生以降は下降している。

そして、「自分のここが好き」は全体の7割以上(77.8%)が具体的な内容を回答している。

「自分のここが好き」と説明できる割合は7割以上と高いものの、約2割(22.2%)が無回答となっている。

この他、保護者への「お子さまの自己肯定感を育むために実践されていることはありますか?(複数回答)」という質問では、全体の94.7%が実践している内容を回答。

最も多かったのは、「子どもの話をよく聞くようにしている(60.2%)」「褒めることを心がけている(59.0%)」「子どもの意見を尊重するようにしている(49.1%)」という結果だった。

なお、先の質問で「友達に負けないことがある」についての子どもの回答別(ある・ない・分からない)に、その保護者が子どもの自己肯定感を育むために心がけていることを見てみても、この質問の回答トップ3は共通していた。

しかし、割合には差が見られ、「友達に負けないことがある」と回答した子どもの保護者はいずれの実践率も高く、「友達に負けないことがない」と回答した子どもの保護者といずれも10ポイント以上の開きがあることが分かった。

また「友達に負けないことがない」と回答した子どもの保護者は、特に何もしていない(13.0%)の割合も高くなっている。

やる気スイッチグループは、グループ理念に「全世界一人ひとりの”宝石”を見つけること、そしてそれを輝かせることを全力でサポートし、人々が”やる気スイッチ”を入れ、”自分力”を発揮しながら幸せに生きる社会の創造に貢献する」を掲げ、各スクールブランドの指導メソッドや定期面談などを通じて、生徒一人ひとりの個性に合わせて目標を設定し、子どもが成功体験を重ねることで自己肯定感を育んでいる。

やる気スイッチグループではサービスやカリキュラムの改善を目的に定期的にアンケート調査を実施している。

今回の親子アンケートの内容についても、保護者の課題や学習ニーズなどを分析し、各スクールブランドでのプログラムや会員向けメールマガジンのコンテンツに役立てていく。

実施概要

  • 調査対象・方法: インターネット調査
  • 調査期間: 2021 年 11月26(金)~28日(日)
  • 調査対象:未就学児から高校3年生までの生徒580名とその保護者