小学生が選ぶ「今年の漢字」トップ3は「楽」「笑」「幸」 ベネッセの「小学生1.6万人の意識調査ランキング2021」より

株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、代表取締役社長:小林 仁)が提供する、小学生の学習・生活を支援する通信教育講座「進研ゼミ小学講座」は、2021年の出来事や将来に関する小学生の意識調査を実施し、結果を発表した。

「進研ゼミ小学講座」小学生1.6万人の意識調査ランキング2021

調査は、「進研ゼミ小学講座」の小学3~6年生の会員を対象に2021年11月17日~24日に実施し、16,531人(女子10,703人・男子4,371人・性別無回答1,457人)から回答を得た。

その結果を分析し、ランキングとともに発表する。

各ランキングからは、新型コロナの感染状況が次第に落ち着き、日常生活が戻りつつある中で、子どもたちが明るく希望を持って日々を送っている様子が伝わってくる。

「今年の漢字」ランキング

「楽」「笑」「幸」がトップ3、昨年上位の「悲」「苦」が圏外へ

トップ3は「楽」「笑」「幸」で、選んだ理由には、どの漢字も「友達」とのエピソードが多く寄せられた。

またトップ10では、昨年上位の「悲」(5位)「苦」(7位)が圏外となり、新たに「楽」「愛」「夢」「好」「喜」が入り、すべてポジティブな漢字が並んだ。

今年の傾向として、漢字を選んだ理由の回答に「今年は楽しいことがたくさんあった」「今年は笑顔でいる時間が多かった」など、「今年は」という表現が多く見られた。

新型コロナの影響で学校生活や遊びに制限があった昨年と比較して、「今年は」と気持ち新たに楽しく日々を過ごしていた様子がうかがえる。

なりたい職業ランキング

クリエイティブな職業がトップ10のうち7つに

社会が大きく変化する中、小学生は自分の将来についてどのように考えているのかを、「なりたい職業」の観点から調査した。

昨年に引き続き、上位には動画、マンガやアニメ、芸能などのエンタメ関連の仕事が入っている。

自宅で過ごす時間が長い中で、エンタメは子どもにとって身近で、将来挑戦してみたい仕事として意識されたと考えられる。

トップ10の特徴は、クリエイティブ系の職業が上位7つを占めている点。

動画配信サイトやSNSなどを通して、クリエイターの表現にふれる機会が広がっており、表現手段が多様な「YOASOBI」や「すとぷり」は小学生の人気が非常に高く、好きなアーティストとして支持する声が多くある。

「ユーチューバー」に次いで、2位の「マンガ家・イラストレーター・アニメーター」は、昨年1位の「芸能人」を上回った。

「鬼滅の刃」が昨年に引き続き人気のほか、小学生が好きな漫画・アニメとしてあげることの多い「東京リベンジャーズ」「呪術廻戦」「すとぷり」など、作品のバラエティが広がっている。

漫画やアニメがより小学生に身近な存在になっていることがうかがえる。

男女別 なりたい職業ランキング

男子で特徴的なのは、「野球選手」が「サッカー選手」の人気に、僅差まで迫っていること。メ

ジャーリーグでMVPを獲得した大谷翔平選手の活躍を見て、小学生が憧れを覚えているのかもしれない。

「あこがれのスポーツ選手」を聞いた調査でも1位に選ばれている。

3位の「芸能人」は、小学生が憧れの人物として挙げることも多い韓国の人気グループ「BTS」や、オ―ディションプロジェクトから生まれた「NiziU」「BE:FIRST」の他、お笑い芸人の根強い人気の影響も考えられる。

あこがれのスポーツ選手ランキング

1位は「大谷翔平選手」 人柄にあこがれる声も

今年は東京でスポーツの国際的な競技大会も開催され、スポーツ選手の活躍を目にする機会も多い1年だった。

そこで、小学生のあこがれのスポーツ選手と好きなスポーツについて質問した。

※以下「あこがれのスポーツ選手」と「好きなスポーツ」については、2021年11月29日にアンケートを追加で実施。「進研ゼミ小学講座」小学3~6年生の会員2,897人(女子1,660人・男子1,023人・性別無回答214人)が回答。

1位の「大谷翔平」選手(野球)の好きなところは「ホームランをたくさん打っていてカッコいいところ」や「二刀流」「MVPの受賞」についてたくさんの声が寄せられた。

また、「試合中でもごみ拾いをしていたり、折れた相手のバットを拾ったりなど、見習えるところがたくさんあるからです!!」「どんな人にも、思いやりの心を持っていて、感動的な試合を見せてくれる」「謙虚で努力家」など、大谷選手の人柄にあこがれる声も多くあった。

2位の「伊藤美誠」選手(卓球)は、「負けず嫌いであきらめずに金メダルをとったところ」「いつも笑顔でかわいいところ」にあこがれる声が目立ちました。同率2位の「池江璃花子」選手(競泳)は「泳ぎが綺麗で上手なところ」「病気に打ち勝って努力しているところ」が主なあこがれの理由としてあげられていた。

好きなスポーツランキング

習っている小学生も多い「水泳」が1位

「水泳」「ダンス」「サッカー」など、習っている小学生も多いスポーツが上位に並んだ。

特に「水泳」は、ベネッセが6月に実施した「小学生の習い事調査」(調査対象:小学生の保護者1236人 調査期間:2021年6月11日~13日 インターネット調査)でも約3割の小学生が習っており、人気の高さがうかがえる。

「大人になる頃になっていてほしい世界」ランキング

大人になる頃は「平和な世界」「コロナ・地球温暖化がない世界」になっていてほしい

新型コロナの感染拡大で、未来への見通しがつきにくい一方で、子どもたちは自分たちの未来についてどのように考えているかを聞いた。

平和で戦争がない世界が最も多く、地球温暖化やSDGsへの意識が見られる回答も上位に入っており、地球規模で未来を考える姿勢がうかがる。

地球環境を守るために気をつけていること

「ごみの削減」への意識が最も高い

今年はCOP26(第26回国連気候変動枠組条約国会議)も開かれ、環境問題にも注目が集まった。

小学生は普段の生活の中で、地球環境を守るためにどのようなことをしているのかを聞いた。

「ごみの削減」「エコバッグを使う」「フードロスの削減」の他、節電や節水など、身近なところから取り組んでいる様子がわかる。

今年好きになったものランキング

引き続き「鬼滅の刃」が人気

ゲームや漫画・アニメ作品が上位を占めている。

昨年に引き続き、ゲームでは「あつまれどうぶつの森」、漫画・アニメでは「鬼滅の刃」が、小学生に人気を広げ続けている様子が見える。

また、女子で「すとぷり」、男子では「東京リベンジャーズ」の人気が高く、それぞれの人気キャラクターを憧れの人物としてあげる声も多くみられた。

「進研ゼミ小学講座」は、今回の調査結果からも浮かび上がる小学生の生活や意識の変化に常に寄り添い続け、一人ひとりの「前向きにチャレンジする気持ち」を大切にした教材・指導サービスで、小学生の学習・生活習慣と学力の向上を今後も支援していく。

進研ゼミ小学講座「小学生総決算ランキング2021」結果を受けて

進研ゼミ小学講座 教科外情報編集室

2021年度は、「夏休みの延長」「臨時休校」「短縮授業「分散登校」など、依然としてコロナ禍の影響が大きい1年でした。学習用端末(タブレットやPC)の配布も進み学習環境の変化も続いています。

そのような中、「進研ゼミ小学講座」では子どもたちの声を様々なテーマで聞き続けました。

発明品を考える募集企画では、「自宅に居ながら非日常感を味わえるもの」が多く集まりました。

みんなでつくる歌の歌詞を募集する企画では、「進む」「未来」「可能性」などの言葉が多くを占めました。

今回のアンケートからも、小学生が、時代が大きく移り変わる中にあっても、現状を柔軟にとらえて、たくましく、毎日をめいっぱい楽しんで過ごしている様子が伝わってきます。

「子どもは未来からの留学生」。子どもたちが前向きにチャレンジする姿からは、明るい未来への希望が感じられます。

参考情報

今年の漢字ランキング トップ10・主な理由

おうち学習や生活を支援する「進研ゼミ 小学講座

全国の小学生の5人に1人が受講する「進研ゼミ小学講座」は、小学1年生から小学6年生まで継続して利用できる家庭学習サービス。

子どもの学校の教科書や授業の進度、一人ひとりの理解度や目標に合わせて、効果的に学習を進められる。

とくに、追加受講費不要で利用できる「オンラインライブ授業」サービスは、双方向の参加型授業で先生と一緒に学べるため、2021年度4~9月の延べ参加者数は約116.3万人※となった。

感染防止対策で屋内での友だちとの密な交流が減っている中でも、「進研ゼミ小学講座」は、同年代の仲間とつながりを感じながら切磋琢磨できたり、お互いの気持ちを共有し合えたりする場もあり、モチベーション高く学習を進めることができる。

これからも「進研ゼミ小学講座」は、子どもの学習に関する困りごとの変化にスピーディーに対応し、デジタルと人の個別指導の組み合わせを進化させ、子どもが主体的に学ぶ習慣を身につけ、目標に向けて継続的に力を伸ばしていく学習をサポートしていく。

※2021年4月~2021年9月における、小学講座会員(1年生~6年生)向けオンラインライブ授業各回のアクセス数を参加者数として合計した数値(のべ人数)。100の位を四捨五入して算出。