日本語学習アプリ「くらしスタディ」提供のSUN社、東京都の「NEXs Tokyo」会員スタートアップ企業に採択

SUN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:仲宗根 俊平、以下 SUN)は、東京都が運営するスタートアップ支援事業「NEXs Tokyo」の会員スタートアップ企業に採択されたことを発表した。

東京都が運営する「NEXs Tokyo」は、国内外の広域展開に挑むスタートアップのための事業。

今回、同社の提供する日本語学習アプリ「くらしスタディ」の事業において、「NEXs Tokyo」の会員スタートアップに採択された。

EdTech、SDGs、地方創生、教育、WEB・アプリ、プラットフォームのカテゴリに登録されている。

採択の背景

外国人労働者の受け入れ政策と日本語教育の課題

日本が抱える人口減少の問題に対し、政府は新たな在留資格である「特定技能制度」を2019年に新設し、外国人労働者の受け入れを強化する政策をとってきた。

2021年11月には、「特定技能」のうち長期在留や家族の帯同が可能な「2号」について、受け入れ拡大が検討されていると発表されている。

事実上の「永住」を認める制度の見直しが進んでいることから、日本における外国人労働者の受け入れは今後も更に拡大していくことが予想される。

しかしながら、彼らに対して国や自治体の受け入れ態勢はそれに追いついていないのが現状である。

在留外国人に向けた日本語学習の場として開催されていた「地域日本語教室」も、コロナ禍で開催が難しく、十分な教育の場を提供できていない状況にある。

「NEXs Tokyo」の取り組みで期待されること

2021年3月に同社がリリースした「くらしスタディ」は、日本の生活を切りとったストーリーベースの日本語学習アプリ。

1回20分の学習を全96話分収録し、「読む・聴く・話す」の複合的な勉強をアプリ1つで行うことができる。

文法・表現・単語・リスニングなど学校の授業のように学習を進めることができ、オンライン教材としても活用可能。

2021年7月には京都市国際交流協会と初の取り組みとして、アプリを使ったオンライン授業を開催した。

「NEXs Tokyo」の取り組みを通して、地方自治体との繋がりを強化できることが期待される。

自治体や教育団体と協力しながら「地域日本語教育×EdTech」を促進し、日本語学習の機会を失った在留外国人にオンライン日本語教室を提供することを目指すという。

「NEXs Tokyo」とは

「NEXs Tokyo」は、 東京都が運営する、国内外の広域展開に挑むスタートアップのための事業。

情報とヒューマンネットワークの集積地である「東京」のリソースを最大限活用し、全国各地と連携しながら、国内外への広域展開を目指すスタートアップを支援。

業種・業界・地域の壁を越えた「NEXs Tokyo」というコミュニティをベースに、広域的なスタートアップエコシステムを形成し、更なるイノベーションの創出と産業振興を目指している。

日本語学習アプリ「くらしスタディ」とは

くらしスタディは、会話から日本語を学ぶストーリーベースの日本語学習アプリ。

日本のリアルな生活を切りとった全96シーンの物語は、登場人物の会話を全て音声収録している。

リアルな日本語が学べるほか、日本のくらしに必要な生活ルール・行政ルールを学ぶこともできる。

「オンライン日本語会話」機能では、資格を持った日本語教師とのプライベートレッスンが受講でき、自主学習をサポート。

「読む・聞く・話す」が1つのアプリで学べ、日本語能力試験JLPTのN5~N2レベル対策にも活用できる。