スプリックスが公教育における「1人1台端末」活用を支援、3つのCBTから成るパッケージ『CBT for school』を無料提供

株式会社スプリックス(本部:東京都豊島区/代表取締役社長:常石博之)は、公教育におけるCBT(Computer Based Testing)導入を促進すべく、基礎学力・プログラミング・主要教科の理解を評価できる、3つのCBTを学校向けにパッケージ化した『CBT for school』を開発したことを発表した。

このパッケージを無料で提供することで、日本全国の小中学校へのCBT導入を目指す。

今後もスプリックスは、これまで培った教材開発ノウハウ、システム開発力を活かすことで、GIGAスクール構想における公教育でのICT活用に貢献していく。

「CBT for school」概要

提供の背景と今後の展望

スプリックスでは2021年3月より、計算、英単語、漢字・語いの基礎学力を、国際基準で評価することができる国際基礎学力検定「TOFAS」をCBT形式で実施しており、累計受検者数は60,000人を超えた。

従来のペーパーテストとは異なるCBT形式の検定では、場所的・時間的拘束を受けずに受検することができる他、一人ひとりの受検結果をデータ分析することで個別最適化されたフィードバックが可能となり、その後の学習計画立案に貢献できるなど、その優位性が明確になりつつある。

このような背景を受け、スプリックスでは、公教育機関でもCBT導入を促進すべく、グローバルで基礎学力を評価する「TOFAS」、小中学校の主要教科の理解度を単元別に分析する「単元別テスト」、プログラミングの理解度を分析する「プログラミング能力検定」の3つのCBTから成る『CBT for school』を提供するに至った。

すでに『CBT for school』の導入が進んでいる、東京都港区・豊島区、新潟県長岡市などからは、作問や採点において教員の負担軽減になること、細かい分析による可視化で授業改善の指標にできることなど、指導側のメリットが大きいとの声が上がっているという。

GIGAスクール構想による1人1台端末の整備が進んだ昨今では、教育現場において、具体的な端末活用方法が焦点となっている。

スプリックスでは、より多くの公教育機関でのCBT導入を支援すべく、今年度中はこのパッケージを無料提供する。

『CBT for school』の具体的なプロダクト内容

スプリックスでは、小中学校などの公教育機関に向けた3つのCBTテストから成る『CBT for school』を提供している。

それぞれのプロダクトの概要は次の通り。

(1) 国際基礎学力検定TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)

計算、英単語、漢字・語いの基礎に特化して評価するテストシステム。

教員による作問や採点は不要である他、個別最適化されたフィードバックが可能となる。

Webベースのテストシステムであるメリットを最大限に活かし、累計受検者数はのべ15か国・60,000人を超えた。

日本だけでなく国際基準で学力を評価することも特徴。

また、『CBT for school』におけるTOFASは、学校ごとに検定実施日・受検回数を設定することができる。

加えて、児童・生徒の個人成績分析表だけでなく、クラスや学年単位での成績表も用意しており、経年での成績推移可視化にも対応している。

(2) 単元別テスト

小学校および中学校の主要教科に対応し、それぞれの単元に即したテストが用意されている。

学習塾向け教材フォレスタの制作で培った教材開発ノウハウと、TOFASで構築したテストシステムのプラットフォームを融合させることで、新たなCBTシステムを構築。

これまでペーパー形式で行っていた単元ごとのまとめテストをCBT化することで、児童・生徒個人だけでなく、クラス別、学校別のテスト結果もデータベースにて集積し、分析結果を現場教員が日頃の授業改善のために活用できる。

さらには、学校や教育委員会が習熟度を把握し、包括的な指導改善に役立てることも可能。

作問・採点作業のデジタル化により教員の業務負担軽減を実現した他、テスト結果のデータベース化による習熟度の把握・比較を容易にし、教育現場の業務効率化に貢献する。

(3) プログラミング能力検定

プログラミング能力検定は、全国1,700を超える教育機関で実施されている日本最大級のプログラミング検定。

プログラミング概念の理解度を体系的に分析・評価するために、サイバーエージェント社と共同開発したテストシステムで、順次処理、条件分岐、繰り返し、変数など、受検者のプログラミング能力を詳細に測り、それまでの学習成果を証明するとともに、その後の効果的な学習につなげることができる。

プログラミング能力検定は、特定の実施期間を設けており、実施期間内であれば学校単位で実施日程を指定することができる。

既に多くの学校で導入されており、児童・生徒のプログラミングの力を測るだけでなく、プログラミング学習への興味喚起の一環としても活用されている。