愛知県立春日井商業高校、授業でAIによる議論・合意形成を支援する「D-Agree」の実証実験を実施

AGREEBIT株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:桑原 英人)は、8月から9月まで愛知県春日井市(市長:伊藤 太)とオンラインタウンミーティングの実証実験を実施したことを発表した。

オンラインタウンミーティングの実証実験概要

春日井市の情報発信方法や、これからの行政手続きのあり方などのテーマを設定し、オンライン上で語りあってもらう場を期間限定で開設した。

今回、さらに実証実験の第二弾として、春日井商業高校と来年度から開始される「探究学習」授業を見据えた形の課題研究授業で、AIによる議論・合意形成を支援する新サービス「D-Agree(ディー・アグリー)」の活用を行った。

愛知県立春日井商業高校では、8月~9月に春日井市市役所が行ったオンラインタウンミーティングで集まった意見を参考に、さらに生徒たちによって「春日井市の魅力」について、D-Agreeを活用してグループワーク形式でオンライン議論を実施。

市の魅力をオンラインで議論し、そこから「春日井市のUターンを増やすアイデア」について生徒たちがグループ別で議論・意見集約を行い、最終的にプレゼンテーションまで行った。

企画

愛知県春日井市企画政策部デジタル推進課・AGREEBIT株式会社

協力

愛知県立春日井商業高校

期間

令和3年10月27日(水曜日)~令和3年11月12日(金曜日)

実証実験によって得られた結果

実際の高校での活用風景

愛知県立春日井商業高校より

今回、本校3年生19名が課題研究の授業の一環としてAIを用いた実証実験に参加させていただきました。

最初は、生徒自身もはじめてAIに触れるという所から何ができるのか?という不安の声が聞こえてきましたが、実際に使ってみるとグループディスカッションにAIが参加してくれることで、今まで体験したことのないスピードで討論が展開され、まとめられたり、自分の意見に対しての後押しや、新たな切り口を教えてくれたりと非常にやりやすかったという感覚を持ちました。

また、自分の発言がポイント化されるので、グループディスカッションへのモチベーションにもつながってました。

さらに、データのグループ化等もしてくれるので自分たちのプレゼンの方向性も示され、今までよりも具体的な内容のプレゼンが作成できたと思っています。

今回取り組んでみてAIという存在が身近なものになり、生徒は我々の予想以上に取り入れて活用していました。

今後の教育活動にも有用なツールの一つになるものだと感じ、次年度以降も授業だけでなく様々な場面で活用していきたいと感じました。

愛知県春日井市企画政策部デジタル推進課より

誰でも参加可能な場だけでなく、参加者が固定されている場合でもオンラインタウンミーティングの活用が可能か検証したいと考えていたことから、今回の連携に繋がりました。

春日井商業高校の皆さんは、D-Agree上で活発に議論を交わし、短い時間でUターン就職が増えるアイデアにまとめ上げました。

オンラインだけでなく、対面で話し合う場でも有効に活用できたのではないかと思っております。

「D-Agree」とは

D-Agree

AIによる議論・合意形成を支援する世界唯一の新サービス

D-Agreeは国内初、世界的にも唯一となる、AIによるファシリテーション支援を実現した、インターネット上の議論・合意形成支援をするオンラインプラットフォーム。

AI・集合知研究において国際的権威者である伊藤 孝行(京都大学大学院情報学研究科教授、情報処理学会フェロー等)研究室の研究成果をもとに開発。

国際特許(国際出願番号 PCT/JP2019/31183)を取得している。

人工知能が自動的に議論のファシリテーションを行うため、時間の制約を受けずに、大規模な意見集約が可能。

またAIによる議論炎上防止フィルターがリスクマネジメントを行う。

集まった意見は、AIにより解析され、議論内容の抽出、構造化、分析が行われ、さらに議論を深めることができる。