株式会社しくみデザイン(本社:福岡市博多区、代表取締役:中村俊介、以下「しくみデザイン」)は、全国の学校・塾・教室でのプログラミング教育推進をサポートし、より多くの教育機関でプログラミング教育の楽しさを広めるため、オンラインによる出前授業を無料実施することを発表した。
しくみデザインは、子どもたちが当たり前にプログラミングを学ぶ時代に突入した現代において、プログラミングの知識がゼロであっても、子どもたちに“創る楽しさ”を伝えられる環境づくりに向けて積極的に活動している。
そして今回、全国の学校・塾・教室でのプログラミング教育推進をサポートし、より多くの教育機関でプログラミング教育の楽しさを広めるため「プログラミング出前授業」を実施する。
「プログラミング出前授業」は、全国の学校・塾・教室の教育者向けに、2021年12月1日(水)~2022年2月28日(月)の期間、無料にて実施。
実施応募に関しては12月24日(金)18時まで募集する。
「プログラミング出前授業」概要

プログラミングを“教える側”の課題を解決
小学校でのプログラミング教育必修化や、GIGAスクール構想の実現によって多くの教育現場でプログラミング教育の推進が行われ、プログラミングを当たり前に学ぶ時代が始まっている。
生徒1人1台の端末が整備され、オンライン学習に対応できる通信環境が整い、様々な学年でプログラミングの授業が始まっている学校がある一方で、以下のような問題点からプログラミング授業の推進が進んでいない学校が多く占める。
- プログラミングの授業ができる指導者の不足
- 各学年によって難易度を調節できるプログラミング教材の不足
- コロナ感染対策の影響による授業時間数の不足
プログラミング教育において課題となっている“教える側”の教育者の課題を解決し、プログラミング知識ゼロでも子どもたちに“創る楽しさ”を伝えられる環境づくりの一環として「プログラミング出前授業」を全国の学校・塾・教室を対象に実施する。
「スプリンギン」活用方法

文字を使わずに誰でも簡単にプログラミングができる「スプリンギン」を活用して“創る楽しさ”と“敷居の低さ”を教える側に
「プログラミング出前授業」では、しくみデザインが開発する創造的プログラミングアプリ「スプリンギン」を活用。
「スプリンギン」は、文字を使わない直感的なビジュアルプログラミングで、自分で描いた絵に音や動きをつけて、ゲームや絵本、楽器などのデジタル作品を5歳から大人の方まで簡単につくることができるアプリ。
授業の中ではアプリ「スプリンギン」を使って、STEAM・プログラミング教育を行うことができる学校・塾・教室の指導者向け授業支援サービス「Springin’ Classroom(スプリンギン・クラスルーム)」の教材を活用し、プログラミングの授業を実践する。
指導者の負担が少なく、生徒が自ら学ぶことができる直感的な創造的プログラミングアプリ「スプリンギン」の授業を通して、多くの指導者や生徒がプログラミング授業の敷居の低さや楽しさに気づき、将来の可能性を拡げてもらいたいと考えているという。
創造的プログラミングアプリ「スプリンギン」とは
2020年度には、文部科学省、総務省及び経済産業省による小学校プログラミング教育の充実を図る取り組み「みらプロ2020」で採択されたのを機に、プログラミング教育の現場や家庭での利用が進み、累計ダウンロード数83.4万件を達成(2021年11月10日時点)。
受付期間
11月17日(水)〜12月24日(金)18:00まで
出前授業実施期間
12月1日(水)〜2月28日(月)まで
対象教育機関
幼稚園・小学校・中学校・高等学校(特別支援含む)、学習塾、プログラミング教室、各種教室
対象学年
幼稚園年中〜高校3年生まで
申込可能クラス・人数上限数
1クラス/10名〜40名程度 ※1事業者から1クラス申込可能
対応端末
【iOS】 iOS 10.0以降。iPhone、iPad、および iPod touchに対応。
※Android端末を利用している場合は要問合せ。
授業ラインナップ
- ゲームづくりを通してのプログラミング学習授業(例:シューティングゲーム、アクションゲーム、コロコロゲーム)
- STEAM教育をベースとしたワークショップ
実施方法
Zoomを使用したオンライン
参加条件
- スプリンギンをインストール可能なiPadを生徒1名につき1台使用できる環境
- 授業中、配信画面を大型スクリーン、またはモニターで表示できる環境
- 安定したインターネット環境が整っていること(事前接続チェックを実施)
- 教員が教室内で常にサポート可能なこと
指導者向けプログラミング授業支援サービス「Springin’ Classroom」とは

「Springin’ Classroom」は、しくみデザインが開発する、文字を使わない直感的なビジュアルプログラミングでデジタル作品がつくれるアプリ「スプリンギン」を使って、STEAM・プログラミング教育を行うことができる塾・教室・学校の指導者向け授業支援サービス。
授業支援サービスにはSTEAM・プログラミングの授業をおこなうための教育カリキュラム、指導者と生徒が教材や作品データを共有・共創できるクラウド環境、オンラインによる導入・運用サポートなど、「スプリンギン」を使ってSTEAM・プログラミング教育を行うために必要なものをオールインワン・パッケージで提供している。
全国500以上の教育現場でプログラミング授業支援サービスとして導入が進んでおり、2021年「第18回 日本eラーニング大賞」において、オンライン指導者支援特別部門賞を受賞した。
無料のフリープランも用意されている。詳しくはWebサイトを参照。