英語能力のベンチマーク「EF EPI英語能力指数」2021年版世界ランキング発表、日本は112か国・地域中78位

世界110か国以上で海外留学をはじめ、語学教育、学習研究、文化交流、教育旅行事業を展開する国際教育のリーディングカンパニー、イー・エフ・エデュケーション・ファースト(日本法人イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社〈本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:リーナス・ジョンソン〉、以下 「EF」)は11月16日、世界112か国・地域の約200万人の英語試験ビッグデータを活用した英語能力のベンチマーク 『EF EPI英語能力指数』 最新ランキングを発表した。

 EF EPI 英語能力指数<2021年版>最新ランキング

EF EPI英語能力指数 2021英語力ランキング

EF EPI英語能力指数は、EFがオンラインで無料公開している英語力測定テスト「EF SET」(エフセット)の前年受験データを元に、非英語圏の国・地域※1における英語能力を、経年的に計測・追跡するベンチマークとして2011年より毎年秋に発表しているもの。

EPI指数の国別ランキング、CEFR(セファール)に準拠した5段階の英語能力レベル※2のほか、「人材競争力指数」「人的資本指数」などの外部指標と英語能力指数の相関関係を考察した分析レポートから構成されている。

2021年版のランキングでは、日本は前年度より大きく順位を下げ、112か国・地域中78位。

調査開始から初めて、全参加国・地域の下位3分の1のグループに位置する結果となった。

※1 指標には受験者数が400人を超える国・地域・都市のデータのみを使用している。多くの国において受験者数は400人を大きく上回っており、合計112の国と地域が調査対象に含まれている。

※2 EF EPIスコアの分布を基に、国や地域、都市をそれぞれ5段階の英語能力レベル(「非常に高い」「高い」「標準」「低い」「非常に低い」)に分類している。

主なポイント

英語能力レベルの世界分布

英語能力レベルの世界分布

1. 日本のランキングは大きく順位を下げ112か国中78位に

参加国の増加に伴い日本の相対的順位が下落する傾向がより顕著に。

2011年の調査開始以来初めて、日本の順位が全参加国・地域中、下位1/3のグループに位置する結果となった。

2. 業界間、職位間の英語能力の差は縮まる一方、職種間の差が顕著に

業種間の差は2012年以降縮小傾向に。

一方職種間では、上位グループ(マーケティング、法務、経営戦略等)と下位グループ(事務職等)の大きな変動はなく、職種間の差が固定化しつつある傾向が見て取れる。

3. 調査参加国は過去最多の112か国・地域へ拡大

今回、コンゴ民主共和国、ガーナ、ハイチ、マダガスカル、モルドバ、モザンビーク、ソマリア、南スーダン、タンザニアを含む9か国が初めて調査対象に加えられ、調査規模は過去最多の112か国・地域へと拡大した。

EF EPI英語能力指数2021年版の公開にあたりEFジャパンのリーナス・ジョンソン氏コメント

「様々な国や地域で国際的な往来再開に向けた動きが加速しています。

ビジネスシーンではオンライン上の異文化間コミュニケーションの継続が予想されますが、往来再開に伴って人的交流や直接的な対話の機会は劇的に増えていくでしょう。

世界共通言語としての英語の重要性は今後もますます高まっていくことが予想されますので、本レポートを学習者の英語運用能力向上に向けた施策のヒントにしていただきたい。

EF EPI英語能力指数について

EF EPI英語能力指数2021公開

EF EPIは、前年に実施された英語能力テストの結果データに基づき、英語能力を経年的に計測、追跡する世界規模のベンチマークとして開発された指数。

無料の英語能力測定テストビッグデータを利用することで、世界規模の広範かつ標準化された指標データを提供できるのが特徴。

語学の熟達度を測る国際基準CEFRに準じており、TOEFLやTOEIC、IELTSなど既存のスコアへの換算も可能。