やる気スイッチと文教堂が協業、プログラミング教室HALLOを文教堂の書店スペースで展開

総合教育サービス事業の株式会社やる気スイッチグループ(東京・中央区、代表取締役社長:高橋 直司、以下、やる気スイッチグループ)は、11月12日、株式会社文教堂グループホールディングス(神奈川・川崎市、代表取締役社長 佐藤 協治、以下、文教堂)と協業し、やる気スイッチグループと株式会社Preferred Networks(東京・千代田区、代表取締役 最高経営責任者:西川 徹、プリファードネットワークス、以下、PFN)の合弁会社である株式会社YPスイッチ(東京・中央区、代表者 高橋 直司、西川 徹、以下、YPスイッチ)を通じて、文教堂が全国でチェーン展開する書店でのEdTechを含めた教育プラットフォーム事業を展開すると発表した。

協業の第一弾として、文教堂は、やる気スイッチグループとPFNが展開するプログラミング教室「プログラミング教育 HALLO powered by Playgram x やる気スイッチ™(以下、HALLO)」に加盟し、文教堂の書店スペースで2021年12月からプログラミング教室を順次展開する。

また、今後は「書籍を通じた学び」をテーマとした新たな教育サービスの共同開発なども計画しているという。

プログラミング教育の市場環境

プログラミング市場はコロナ禍の2020年においても前年比125%、 2025 年に 400 億円の市場規模に成長すると見込まれている。

また、経済産業省が2019年4月に発表した『IT人材需給に関する調査』によれば、2018年時点の国内 IT人材は92.3万人、将来的には IT 需要やエンジニアの生産性により 2030 年にはエンジニアが16.4万人から78.7万人(中間44.9万人)不足すると試算されている。

さらに AI の研究開発や高度な活用を担う先端 IT 人材の需要も急務とされている。

このように将来のIT人材の育成において、プログラミング学習を含むSTEM( Science, Technology, Engineering and Mathematics)が注目を集めている。

また、2020年から2022年にかけて、小学校から高等学校でのプログラミングの必修化、そして、2022年から「情報Ⅰ」を学び始める高校1年生が大学を受験する2025年度に大学入学共通テストの教科に「情報」が新設される予定である。

書店が教育プラットフォームとなるメリット・親和性

昨今、書店をはじめ小売店の業態変革が進んでいる。

書店においては、ブックカフェ、ライフスタイルを提案する複合型店舗、特定のテーマやターゲットに絞った書店など、コト消費を主眼に置いた店舗運営に変化している。

プログラミングは理数系の教科をはじめ、さまざまな分野への興味・関心のきっかけを作ることができる。

さまざまなジャンルの書籍が集まる書店は、子どもの知的好奇心を刺激し、あらゆる学びに発展させることができる環境である。

文教堂は新規事業として、書店をさらなる学びの場に発展させることを目的に、HALLOの併設を2021年12月から順次展開し、今後5年以内に30店舗への拡大を予定している。

また、今後は「書籍を通じた学び」をテーマとした新たな教育サービスの共同開発なども計画している。

文教堂が新たに取り組むHALLO事業において、YPスイッチはフランチャイズ教室パッケージの導入・本部による教室長と講師への指導メソッドの研修・マーケティングリサーチなどを支援。

さらに、店舗でのプログラミング体験レッスンやイベントの合同開催なども計画しているという。

株式会社やる気スイッチグル―プ 代表取締役社長 高橋 直司氏コメント

約1年前にHALLOを立ち上げ、今年からFC展開を始め、またたく間に500以上の教室を展開することができました。

文教堂さんは異業種チェーンとして初めてHALLOに加盟していただきますが、書店とプログラミング教育との親和性や、今後のEdTech事業に大きな可能性を感じています。そして、プログラミング教育やEdTech事業を活用した書店の業態変革は、必ずや新しい価値を提供するものと確信しています。

株式会社文教堂グループホールディングス 代表取締役社長 佐藤 協治氏コメント

創業123年を迎えた当社は、本業の書店を中心に様々な業種・業態を開発し、量的な成長をバロメーターとして参りました。しかし、急激な出版業界の縮小とライフスタイルの変化によって、これまでの書店経営では持続困難となり、早急な業態転換が求められる経営環境となりました。

我々「街の本屋さん」の役割、文教堂の使命を原点に立ち返ったときに、「文事」(学問)を「教える」「お堂」(建物)であることが当社の社会性であり、本との接点が「学びの場」へと変わることが、本来あるべき書店像であると考えます。

やる気スイッチグループの「やる気メソッド」と本に囲まれた学習環境が、一人一人の好奇⼼や想像力を育み、無限の可能性を引き出せることと確信しています。

小学生から始められるコンピュータサイエンス教材 Playgram™ について

Preferred Networksが開発・提供するPlaygramは、2021年10月に第18回日本e-Learning大賞を受賞。

世界基準のコンピュータサイエンス教育の提供を目指し、米国のコンピュータサイエンス教育の有力なガイドラインの一つであるK-12 Computer Science Frameworkを参考にした本格的なプログラミング教材である。

プログラミングの基礎から実践的なテキストコーディングまで、一人ひとりに最適な学習を提供し、楽しく学びながら、将来に役立つ知識やスキルを身につけることができる。

最新のアドバンスモードでは、統計やアルゴリズム、AI(機械学習や深層学習)によるプログラミング、さらに大学入学共通テストの新教科「情報」への対応も進めている。