キラメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:樋口 隆広)が提供する小中高校生向け実践的プログラミングサービス「テックアカデミージュニア」は、親会社であるユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 執行役員:早川 与規、証券コード:2497、以下「ユナイテッド」)とともに、渋谷区が推進する新たな取り組み「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」に参画することを発表した。
2021年11月から試験的に開始される初年度は、渋谷区立中学校の全生徒が既存の部活動に加えて参加できる合同の部活動「パソコン部」の立ち上げに際し、同社が運営するテックアカデミーの現役エンジニアの講師派遣や、プログラミング学習に関するコンテンツ提供などの支援を実施する。
取り組みの概要

今年度の「パソコン部」では、同社と渋谷区内に本社を構える株式会社ミクシィ(東京都渋谷区、代表取締役社長:木村 弘毅)、株式会社フロンティアインターナショナル(東京都渋谷区、代表取締役社長:河村 康宏)の3社からコンテンツを提供。
同社は2021年12月から2022年3月までの計7日間、プログラミング教育の機会を提供し、2022年4月から本格的に開始する部活動改革プロジェクトへの参加に向けて準備を進めていく。
シブヤ「部活動改革」プロジェクトの参画に至った背景

学校における教員の「働き方改革」の推進や、少子化による生徒数の減少により、部活動を教育現場だけで担うことが難しくなっている。
そのような背景から、部活動は全国的に教育現場から地域へ移行されることが議論されている。
渋谷区立中学校においても2021年度のサッカー部の設置を8校中4校にとどめるなど、少子化などを背景に部活動の実施状況に差があり、ひとつの学校ではチームが組めない状況に至っている。
渋谷区ではこうした状況に対し、今年度シブヤ「部活動改革」プロジェクトを立ち上げ、生徒のニーズに沿った部活動の設置や教員の負担軽減を考慮した指導体制の構築に取り組んでいる。
2021年11月からは試験的に、渋谷区内の企業や団体等の協力を得て、サッカーやダンス、将棋など、生徒が既存の学校内の部活動に加えて参加できる9つの部活動を開始する。
テックアカデミージュニアでは、2020年に渋谷区立長谷戸小学校と放課後の小学校のパソコン教室を活用し、希望する小学3年生〜6年生の児童に対しプログラミングを学習する機会を創出した。
また同社とユナイテッドの所在地でもある渋谷区の学校に通う中学生の生徒に対しても、プログラミング学習の機会を設けることでプログラミングの楽しさを知ってもらいたい、生徒の自己実現を叶えてもらいたいという思いから本プロジェクトに参画し、合同の部活動「パソコン部」の運営に携わっていく。
実施内容(予定)
テックアカデミージュニアの「はじめてのScratchコース」を活用し、プログラミング言語「Scratch」※やプログラミングの考え方について学習。
Scratchを使ってオリジナルのメッセージの演出を行ったり、シューティングゲームやアクションゲームなどオリジナルのゲームを作る。
(※)プログラミング言語「Scratch」について

「Scratch」とはマサチューセッツ工科大学MITメディアラボのライフロング・キンダーガーテン・グループが設計、開発、維持をおこなっているプログラミング学習ソフト。
Scratchはビジュアルプログラミング言語と呼ばれており、難しいプログラミング言語・正しい構文の書き方を覚えていなくても、簡単にプログラムを開発できるプログラミング学習用ソフトである。
子どもたちがゲームやアニメーション、アートをプログラミングしていくことで創造を楽しめるツールとなっている。
また、ただ楽しむだけではなく、プログラミングの本質である「系統立てて、論理的に考える力」 が自然と身につくように設計されている。
日程
- 2021年:
- 12月4日(土)
- 12月18日(土)
- 12月25日(土)
- 2022年:
- 1月8日(土)
- 1月15日(土)
- 1月22日(土)
- 3月5日(土)
会場
- ユナイテッド本社(東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル)
- 渋谷区立原宿外苑中学校
参加生徒数
渋谷区内の中学生 約30名(※応募は締め切っている)
テックアカデミージュニアとは

全国の学習塾・教育者を対象にした小中高校生向け実践的プログラミングサービス。
独自で開発した学習システムは、基礎から実践までステップアップ式のカリキュラムとなっており、生徒が1つの画面で迷うことなく学習を進めることが可能。
現在、自宅にいながら2時間でプログラミングの楽しさについて知ることができるプログラミング学習体験を実施している。