教育支援サービス「manaba」ポートフォリオ機能を拡充、「出席管理」機能を提供開始

株式会社朝日ネット(東証第一部、本社:東京都中央区、代表取締役社長:土方 次郎)は、同社が提供する教育支援サービス「manaba」において教員がかんたんに操作できる新たな「出席管理」機能の提供を開始、「教育の質保証」の取り組みをささえるポートフォリオ機能を拡充することを発表した。

「manaba」機能拡充・新機能追加について

朝日ネットは大学を主とした高等教育機関に対して教育支援サービス「manaba」を提供している。

manaba はポートフォリオを兼ね備えた授業支援システム(LMS)。

全学部で manaba を利用している大学は2021年9月末時点で98校で、約80万人の学生が manaba にログインし、授業に必要な電子教材の取得や課題を提出するなど manaba は日々の授業における教員と学生のコミュニケーションを支えている。

大学は新型コロナウイルス感染症対策として黒板やプロジェクタを用いた対面授業からインターネットを経由したライブ型及びオンデマンド型による遠隔授業へ変化させるなど教育のICT化による授業運営を進めている。

一方で一部の授業では対面授業が再開されるなど教員と学生の学びの機会は多様化している。

このように対面授業と遠隔授業が混在する状況において大学及び教員は学生が授業へ参加したかを示すための出席情報を適切に管理する必要に迫られている。

加えて大学は「教育の質保証」に取り組むため学内に存在する様々な情報のひとつとして出席情報を扱っており、昨今では文部科学省が進める「高等教育の就学支援制度」(高等教育無償化制度)の対象となっている学生の学修意欲を測る指標としても出席情報や出席率の管理が求められている。

さらに、大学の経営課題として少子化を背景とした大学全入時代において学修成果等の情報を活用し個々の学生の能力に即した教育を行うことで「教育の質向上」に取り組むことが急務となっている。

このように大学を取り巻く「教育の質保証」は、文部科学省予算から助成される運営補助金や大学認証評価の基準に採用されるなど重要なテーマとなっている。

manaba 「出席管理」機能について

提供開始の背景

同社は新たな「出席管理」機能を2022年4月から提供開始する。

大学が出席管理に求める要望を改めて整理し、教員が学生の出席情報を簡単に集計、管理できることを目指して開発を進めている。

出席情報は大学にとって学生の学修成果を測る一つの指標であり、教員にとっては学生の最終成績をつける素点であるため出席情報の完全性と可用性が求められることも考慮。

この機能の提供により、大学は学生の正しい出席情報を取得すること並びに教員は正しい出席情報を簡単な操作で管理できる。

結果として文部科学省が求める出席情報や出席率の管理を実現する。

同社のコーポレートメッセージである「つなぐをつくる、つなぐをささえる。」を実現するため、大学と学生、教員と信頼されるコミュニケーションを創造し、新たな価値を提供し続けていく。

機能

  • 大学
    • 授業を横断した学生の出欠席状況一覧の閲覧・出力
    • 組織(学部・学科別等)ごとの学生の出欠席状況一覧の閲覧・出力
    • 他学内システムへ学生の出席データの自動連携
  • 教員
    • 「manaba」コースの機能に出席管理メニュー追加
    • ランダム数列による出席コードによる出席確認
    • 代返防止機能
  • 学生
    • 専用のスマートフォンアプリから出席提出
    • アプリ上で履修授業の出欠席状況一覧を確認

提供開始予定日

2022年4月

manaba ポートフォリオ機能について

同社は「教育の質保証」の取り組みを支えるポートフォリオ機能を拡充する。

この機能は2021年11月からパイロット版として提供を開始いたします。学生は学修のインプット⇒アクティビティ⇒アウトプット⇒アウトカムのサイクルを manaba で行う。

個々の学修成果は manaba のポートフォリオに自動で蓄積される。

今回拡充するポートフォリオの主な機能は、ディプロマポリシーへの達成度評価を実現する機能、学生の目標を自己管理するための機能、学外のアセスメントテストの結果や資格取得実績をポートフォリオに登録する機能、「教育の質保証」で求められる4年間の学修成果をポートフォリオ上で可視化する機能となる。

この機能により、学生はポートフォリオを振り返ることで自身の立ち位置や現在の状態を認識し次なる学修につなげていくことができる。

学生が大学で何を学び、何を身につけることができたかを実感させることが狙い。

大学は、学生や教員が manaba に蓄積した教育活動や学修成果の評価情報を一元的に集約し、その情報を内部質保証の観点から業務改善に活用できる。

同社は、今後の構想として学生が本機能によって充実したポートフォリオを使い就職活動の面接等で自分自身をアピールできるサービスの構築を目指す。

機能

  • ディプロマポリシーを基にした評価機能
  • 学生の自己管理機能(自己目標/日誌)
  • 外部評価管理機能
  • ポートフォリオでの可視化機能

提供開始予定日

  • 2021年11月 パイロット版 (2022年9月まで無償提供)
  • 2022年10月 正式版