コロナで影響を受けた学生に無償でプログラミング学習を提供する「CODEGYM Academy」新たに渋谷区が後援を表明、2次募集を開始

プログラミング学習サービス「CODEGYM」を運営する株式会社LABOT(東京都渋谷区、代表取締役 鶴田 浩之)と NPO法人CLACK(所在地:大阪府大阪市、理事長:平井 大輝)は、GMOインターネットグループ、スマレジを始めとした協賛企業による全面的な協力ならびに福岡市の後援のもと、新型コロナウイルス感染拡大によって学習・就職に影響を受けた学生を対象にプログラミング学習を無償で提供する支援プロジェクト「CODEGYM Academy」において、渋谷区が新たに後援となることを発表した。

今回の新型コロナウイルス感染拡大の長期化は、多くの学生が学びの環境、進路などその後のキャリアに影響を与えた。

経済的に影響を受けた家庭では、学校中退・休学のほか、進学・進級そのものを諦めたり、海外留学のキャンセル、慣れないオンライン授業による学習内容の変化など、学生の将来に関わる学び、キャリアに大きな影響を受けている。

CODEGYM を運営する株式会社LABOTは、「人の可能性に投資する」というミッションのもと、2020年1月に日本国内で初めて、ISA(Income Share Agreement、所得分配契約=在学中には学費の支払いが不要、就職後の所得連動によって支払いを行う契約)を採用した、プログラミングスクール「CODEGYM ISA」を開校し、これまでの家庭環境・学歴・年収などによらず、誰もが平等に挑戦できる教育機会の提供を目指し、事業を展開してきた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、やむを得ない経済的事情で希望する進路へ進めなくなった学生や、中退せざるを得なくなった人、留学等の中止で学習計画が変更になった人、オンライン授業に伴って本来期待していた学びの環境を受けられなかったといった事情を持つ、就職活動を控えている学生に対し、まったくの初学者でも新卒エンジニアに挑戦できるという、希望ある選択肢を提供できないかと考えたという。

そこで、大阪を拠点に高校生へプログラミング教育を無償提供する活動を行っていたNPO法人CLACKと、今回のプログラムに賛同した40社以上の企業からの協賛、クラウドファンディング、福岡市からの後援を受け、日本全国から希望される学生を対象に、プログラミング教育を無償提供する支援プロジェクト「CODEGYM Academy」(コードジムアカデミー)を2021年5月より実施。

今回、2021年9月現時点になっても、いまだなお長期化し社会情勢が不安定となっているコロナ禍の影響を鑑み、学生に対するキャリア支援の社会的意義を重視し、「2次募集」として最大1000名の受け入れを実施を決定した。

※プロジェクトはすべて非営利にて実施し、その収支報告等はインターネットを通じて広く公開される予定。

後援

渋谷区が新たに後援に

担当者コメント(渋谷区グローバル拠点都市推進室長 田坂克郎氏)

​このたび渋谷区として、コロナ禍で苦しんでいる学生の大きな糧となる CODEGYM Academy を後援できることをとても嬉しく思います。

渋谷区は昨年から渋谷のスタートアップエコシステムを強化するべく部署を作り、様々な事業に取り組んでいますが、スタートアップ企業の多くが悩む「人材不足」という問題には取り組めていません。LABOT社の CODEGYM の取り組みは、この人材不足に寄与するところでもあります。これを機に、渋谷がスタートアップにとってより良い街になるよう LABOT社 と連携を深めていきたいです。

協賛企業一覧

  • ダイヤモンドスポンサー:GMOインターネットグループ
  • プラチナスポンサー:株式会社スマレジ
  • ゴールドスポンサー
    • アクセンチュア株式会社
    • 株式会社HR Brain
    • Google Inc
    • 株式会社サイバーエージェント
    • 富島寛
    • 株式会社ドリコム
    • パーソル
    • ヤプリ株式会社
    • 株式会社U-NEXT
    • LINE株式会社
    • 株式会社LIFULL
  • シルバースポンサー
    • 株式会社ディスコ
    • 株式会社メルカリ
    • Yay! (株式会社nanameue)
    • 株式会社ライボ

使用する教材とプログラム

米ハーバード大学の「CS50」を教材として採用。6ヶ月間の本格的なプログラム。

Creative Commmonsライセンスに基づき、米ハーバード大学が、提供しているコンピュータ・サイエンス科目「CS50’s Introduction to Computer Science」をメイン教材として採用。

CODEGYM では、2021年5月に CS50 の日本語版ページの翻訳コントリビュータとして、日本語版の「CS50.jp」を公開。

授業の進行(講座の解説、質疑応答、コーチング)は、すべて日本語で行われ、英語教材の一部は、ライセンスに準拠し日本語に翻訳されたものを利用できる。

この授業では、メモリ管理、データ構造とアルゴリズムといったコンピュータ・サイエンスの基礎的な知識から、Python/Djangoを用いたWebアプリケーションの開発、ユーザーインターフェース、セキュリティやテストといった実践的なWeb開発スキルを身に着ける。

情報工学の初学者が、約400時間以上の学習を経て、国内IT/Web企業へのエンジニア就職が目指せる水準までのスキル支援と、キャリア支援を行う。

CODEGYM Academy では、専門家のキャリアアドバイザー等との契約の上、カリキュラムを修了見込みとなった受講生から、就職支援プログラムを開始。

CODEGYM Acadcemyでは、主催企業は、当プログラムにあたって特定の企業への就職を斡旋したり、職業紹介を対価として企業から金銭等を得ることはない。

但し、カリキュラムの一環として、スポンサー企業に所属されている先輩エンジニア、人事担当者との交流会などの機会を定期的に設定し、積極的なキャリア作りに繋がる場を設定。また、学生が希望した場合に限り、提携エージェントをご紹介する場合がある。

国際的にスキルを証明できる、ハーバード大学のコンピュータサイエンスの履修証明書を取得

これまでの学歴や、文系・理系に関わらず、高い意欲を持った学生に、新卒ITエンジニアとしてのキャリアの機会を提供。

受講生が、最終課題(独創的なアイデアを用いた、アプリケーション・ソフトウェアの開発)まで取り組むことで、「edX」* を通じて、CS50 の単位の履修認定証明を得ることができ、就職活動に活用することができる。

* 履修認定証明書の発行(卒業が確定されたタイミングで対象)には199ドルの実費が発生する。
* edXは、マサチューセッツ工科大学とハーバード大学によって創立されたMOOCプラットフォームであり、世界中の学生に無償で、高品質の大学の授業が公開されている。CS50は、その中でもポピュラーな授業として世界中から270万人以上の学生が履修している。

2021年11月から、2022年3月末まで、週25時間の学習時間を約5ヶ月間 ─ 500時間相当のコンピュータサイエンス科目、Webプログラミング学習に取り組むことで、IT / Web企業に新卒エンジニアとして就職できるマインドセット、スキルを身に着ける。

単にコーディングスキルを身につけるだけではなく、難しい課題への取り組みを通じた、問題解決スキルの育成、全国の初対面の受講生同士人でのピアラーニングの機会、最終課題を通じて、創造性を育む。

毎週3人1組でのグループワークや、ピアラーニングを通じた協調性などを育む。

募集条件

日本全国より、これまでの家庭環境・学歴、性別、人種ならびに国籍(*日本国内における就労資格が必要)、に関わらず、プログラミング学習と新たなキャリア習得に対し、強い意欲のある学生を募集。

2021年9月1日時点で以下の条件にすべて当てはまる人が対象。

【1】長期化するコロナ禍において、学業への影響(オンライン授業などの学びの環境変化・留学の中止等)、または、進路やキャリアへの影響、または家庭環境を含む経済的事情を抱えている、2023年卒、2024年卒予定の大学生・短大生・高専・専門学校生・高校生 等ならびに2020年3月以降 2021年9月末までに、コロナによる経済的事情等で、学校を退学した人、または進学を諦めた人

*「影響」とは、オンライン授業になった、休校措置があった等も、エントリー可能な対象理由に含まれる。

【2】10/2 (土)の入校テスト、10/16 (土) の入学オリエンテーションに参加できる

【3】2021年11月6日(土) から 2022年3月末の期間、毎週土曜日9〜19時に開催されるオンライン授業に、原則として欠席なく参加できること。また、土曜日への参加時間を含む、週20〜25時間相当の学習時間を捻出できること(※ 目安として15時間以上の自習が必要)

【4】IT/Web業界のソフトウェアエンジニアまたはIT専門職(インターンシップを含む)に強い関心があり、主体性をもった学習や、ピアラーニング・グループワークを通じた学習に真剣に取り組むことができること

募集人数

最大1000名(最少催行人数 150名)

※ 定員を超えた場合、所定の選考の結果によって、入校できない場合がある。

受講料

スポンサー企業による支援により、無償

※但し実費としてパソコンおよびインターネット接続に必要な費用、副教材として推奨する書籍3〜4冊分の購入実費がかかかる。また、卒業が確定した場合のみ「CS50」の履修証明書取得にかかる申請費用199米ドル(カリキュラムを終えることが確定した方が対象)が必要となる。

※ 入校にあたり1万円のデポジット(保証金)が必要。デポジットは、途中でも退校手続き時、卒業時には全額返金される。

スケジュール

  • 応募期間:2021年9月1日 〜 9月30日 23:59:59
  • 適性検査(Webテスト実施):2021年10月2日(土)※
  • 内定通知:2021年10月9日(土)予定

※適性検査の開催時間の指定は出来ないため、案内があるまで終日の日程を確保しておくこと。

留意事項

【1】入校には、エントリー条件を満たしているほか、志望動機等の記述内容・適性を対象とする、所定の選考がある。高校数Ⅰ/ 数A 相当の知識水準の論理思考問題を含む、Webテストによる適性試験が行われる。応募者が1,000名を超えた場合、エントリーシートによる選考結果に基づいて、入校者を決定する。

※ 入校希望者が多数の場合、受け入れ人数には限りがある。

【2】カリキュラムの中心となる教材は、米ハーバード大学の学部生を対象としたコンピュータサイエンス科目で、一定の難易度を伴う(初めてコンピュータサイエンスに触れる人を対象としており、時間をかけることで誰もが平等に挑戦し、履修証明を目指すことができる)。カリキュラム修了には、20週間 x 週25時間程度の学習時間が目安となるが、これまでのコンピュータの操作経験などにより、難易度には個人差がある。またオンラインを通じた複数に対する授業形式で、ピアラーニング等、日本では馴染みの少ない学習スタイルも積極的に採用しており、「自らモチベーションを高く保ち、強く学ぶ姿勢、主体的な取り組み」が大切になる。

※1次募集においては、約30%〜40%が難易度を理由の一つとして途中退校があった。

【3】入校後においても、欠席や授業開始時刻への遅刻、課題の提出が著しく遅れているなど、コミットメントが低下していると認められる場合や、他の受講生に迷惑を掛ける行為が確認された場合、退校となる規定がある。

※1次募集においては、約10%〜20%がコミットメント低下を理由の一つとして途中退校があった。

【4】申込時点で20歳未満の方は、保護者の同意の上で申し込むこと。

【5】本プログラムは毎週土曜日を中心に、最低でも週20時間の学習を条件とし、推奨学習時間は25時間以上となる。高校、大学その他との Wスクール も可能だが、本来の学校生活及び卒業に支障がないよう、学習計画を立てること。

【6】本プログラムは、参加した受講生の望む就職・キャリアを、主催者が保証するものではない。