学習塾向け教育支援プラットフォーム「スマスタ」刷新、9月より無料体験版を提供開始

福山市内で地域密着型の学習塾(個別指導のグランアシスト)として8教室を展開する、株式会社グランシップ(代表取締役:福原健太郎、広島県福山市)は学習塾向け教育支援プラットフォーム「スマスタ」をリニューアルし、2021年9月より先行して無料体験版の提供を開始することを発表した。

リニューアル版の提供は、2022年3月を予定している。

価格は、初期費用が33,000円(税込)、動画使用の月額料金が4,400円~(税込)/法人、教室管理費が1,650円/教室、IDの月額料金が209円/人となる。

学習塾向け教育支援プラットフォーム「スマスタ」概要

サービス提供の背景

グランシップでは、2013年より学習塾の運営を開始。

開業して1年が経つ頃、「講師が思うように集まらない」「業務負担を軽減したい」という悩みに直面したという。

そういった悩みの種を改善すべく、オリジナル教材の作成、動画による授業といった「運営の効率化」に着手。

そこで産声を上げたのが『スマスタ』である。

『スマスタ』に生徒一人ひとりに細かな指示が行える「指示出し機能」を実装したことで、講師不足の解消に加え、講師は生徒の学習状況の把握・モチベーション管理に専念する時間の確保が可能になった。

2時間かかっていた学習管理の時間を30分程度に短縮でき、講師の業務負担軽減につながった。

同時に、生徒に細かな指示が可能なため、授業の個別最適化を実現できた。

「人が育つには人の関わりが欠かせない」という信念のもと、教育品質の安定化・底上げと塾運営の効率化の観点から、人にしかできないこととテクノロジーで補えることを見極め、現場の声をもとに試行錯誤を重ねてきた。

今回、指導要領の改訂を機に、従来のオリジナル教材を使用した授業動画に加え、学校の教科書に沿った授業動画も扱えるようになった。

「基礎学力の向上」「定期テスト対策」といった、生徒一人ひとりにあわせた授業の最適化が今まで以上に可能となる。

授業は動画で行うため、講師は生徒の学習状況の把握やモチベーション管理に専念できる点に加え、講師の採用経費や人件費削減が実現できる。

塾運営や小中学生の課題

塾業界の課題として、「少子化」「教室数の増加」「IT業界からの新規参入」といった外部環境の競争激化が挙げられる。

また、近年ではそのため、従来の授業準備・保護者対応・講師の採用/育成に加え、集客に向けた広報活動にも時間と資金を充てる必要性が生じている。

特に地方の学習塾では「募集をかけても講師が思うように集まらない」「講師の不得意教科では満足な授業を提供できない」という問題を抱えている学習塾も少なくない。

またコスト面では、従来の個別指導のように、講師が生徒の隣にいる一人ひとりにあわせた教育の展開では講師の採用人数を多く必要とするため採用時さらに採用後の人件費が必要となり、コスト高となる。

特に代表的な固定費である「教室の賃借料」「講師の人件費」の中でも「講師の人件費」をいかにコントロールするかが課題である。

さらに、教室の非稼働時間を有効に活用することも課題です。従来の授業準備に加え、「新たなコースの開設」「広報活動」といった経営的なスキルを講師が身につけることも求められる。

このように、従来の教育以外の点に取り組むための「時間」「資金」を確保していく必要がある。

課題解決

グランシップの運営する学習塾において、スマスタを使い、生徒一人ひとりに向けた細かな指示出しを長年実施してきた。

そのなかで、現場講師の負担軽減、生徒の個別最適化を軸としてシンプル&ソリッドなシステムとなるように改良を加えてきた。

より生徒一人ひとりに目を向ける時間を確保でき、結果として約92%の中学生が第1志望の高校に進学することができたという。

また、現場講師の負担軽減や人件費削減といったコストカットも実現。

同時に、講師の時間的な余裕が生まれることで保護者対応や広報活動を行う時間的な余裕が生まれた。

その結果、グランシップの社員一人当たりの生産性を268%上昇させることに成功した。

今後の展望

「現場講師の負担軽減」が実現することで、授業の均質化に加え、生徒一人ひとりにきめ細かい指導を提供することが可能となる。

また講師の採用人数を抑えることで、採用経費や人件費のコストダウンを実現(運営効率の最大化)もできるため、「アルバイト講師採用がうまくいかない、講師による不得意教科の補完」といった経営的な改善を図ることが可能。

今まで以上に「人にしかできないこと、テクノロジーで補えること」を見極めることで、設備投資等に資金を充てることができる。

グランシップでは塾に通う子供たちにとって、今まで以上の授業や環境づくりに役立ちたいと考えているという。