AIビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS®」海外へ事業拡大、第1弾としてタイ人求職者に大規模提供を開始

人にまつわるデータを活用し、グローバルに活躍する人々を生み出す株式会社レアジョブ(以下、レアジョブ)の法人向け事業子会社、株式会社プロゴス(以下、プロゴス社)は、提供するAIビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS®」が、海外企業や外国人材の利用に向け受験のガイドラインからフィードバックまですべて英語対応ができる仕様にアップデートし、提供を開始したことを発表した。

また、第一弾の法人導入事例として、在タイ大手日系人材紹介会社・パーソネルコンサルタントマンパワータイランド株式会社(以下、パーソネル社)と業務提携し、タイ人求職者に対して「PROGOS®」の大規模提供を開始する。

「PROGOS®」の海外事業拡大の背景

「PROGOS®」は国際標準規格CEFRで英語スピーキング力を可視化するテストで、AI技術により採点自動化を実現し、早く安価に簡単な受験を実現している。

2020年6月のリリース以来、年間受験者数はのべ7万人と、日本で最も年間受験者数の多い英会話試験としての実績を残している(*2021年6月時点、プロゴス社調べ)。

また、2021年度には年間100万回の受験達成を目標に、8月時点で既に25万回の受験申込を達成している。

世界共通語である英語スピーキングテストは国を問わずニーズが多く、しかも高額な受験料や利便性の観点で改善すべき課題があったため、開発当初から、「PROGOS®」はグローバルでの展開を見据えていたという。

昨年開催された世界的な教育コンテスト「Reimagine Education Award 2020」では、早く安価に簡単に受験ができ、自動採点システムにより採点官のキャパシティに関係なく、世界の人々に広く提供できる可能性を評価され、日本の団体で初めて銀賞を受賞している。

そして今回、従来の日本語に加え、受験のガイドラインからフィードバックまですべて英語対応ができる仕様となり、英語版「PROGOS®」として海外での事業拡大を実現する運びとなった。

タイ人求職者を対象にした大規模提供について

日本人・タイ人向けの職業紹介で長い歴史を誇る大手人材紹介会社のパーソネル社は、在タイ日系企業約9,000社と取引実績があり、10万人以上のタイ人求職者が人材登録している。

今回、プロゴス社ではパーソネル社に人材登録しているタイ人求職者に対し、まずは無償で「PROGOS®」を提供する。

2022年3月末までに1万名の受験実施を見込んでいる。

これにより、パーソネル社では、面談時により実践的・応用的なコミュニケーション力やスキルの診断に注力できるようになり、結果として、クライアントの日系企業へ人材紹介する際に、ミスマッチの削減につながると考えられる。

今後は「PROGOS®」の利用拡大とともに、在タイ日系企業における英語スピーキング力の判断基準として、CEFRの普及も連携して進めていく。

両社の各国における事業基盤や実績などを活かし、発展的な取り組みも検討していく予定。

在タイ日系企業における人材採用の課題

タイは、製造業の現地生産拠点を中心に、日系企業が多数進出している国。

公用語はタイ語だが、日系企業の現地採用では英語でのコミュニケーションが多く、ビジネスシーンで通用する英語スピーキング力が求められる。

一方で、現地の人材紹介会社では日系企業に対してタイ人求職者を紹介するにあたり、日本語力・英語力の両方を面接でスタッフが確認している。

人的リソースが必要となるのに加え、スピーキングレベルの判断にバラつきが生じるという課題もあった。

こうした実情から、在タイの日系企業および人材紹介会社では、タイ人の英語スピーキング力を正確かつ効率的に把握し、人材採用の精度を上げたいというニーズが存在しているという。

世界を視野に入れた「PROGOS®」事業拡大の展望

「PROGOS®」は国際標準規格CEFRに準拠した英語スピーキングテストとして、全世界が事業展開の市場であると考えているという。

今回の英語対応を皮切りとして、今後は海外における「PROGOS®」の利用拡大を一層加速させていく。

そして、英語スピーキングテストに対する社会課題を解決するとともに、「世の中に必要とされるグローバルリーダーを輩出する」というプロゴス社のミッション実現に努めていく。