神田外語大学、上級チューター育成プログラム実施機関として認定

神田外語大学ASC(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)は、CRLA(College Reading & Learning Association)が発行するITTPC※レベル1(Certified Tutor)の実施機関として認定されてきたが、今回新たにレベル2(Advanced Tutor)の認定を受けたことを発表した。

多くの高等教育機関が注目するピアチュータリングの、国内における牽引的実施機関として、今後も教育内容の一層の充実を目指す。

ITTPC(International Tutor Training Program Certification)とは、高等教育機関で学習支援に取り組むスタッフの質を国際基準化することを目的として、米国に本部をおく研究学会CRLA(College Reading & Learning Association)が実施している認定制度。

神田外語大学ASC、上級チューター育成プログラム認定の概要

神田外語大学ASC(アカデミックサクセスセンター)は、学生たちが互いに学業全般において成功を収められるよう、協働学習および個々のニーズに応じた指導を通じて、学問的な知識を深め、高度な技術を身につけるための機会を提供する学習機関。

2017年に発足以来ピアチュータープログラム(※)に取り組み、これまでもITTPCレベル1(Certified Tutor)の実施機関として認定されてきたが、今回新たにレベル2(Advanced Tutor)の認定を受けた。

ピアチュータープログラムとは、学習支援をするチューター(2~4年次の学部生)と、支援を受けるチューティー(1~2年次の学部生)が週に一度集まり、共に英語学習に取り組むことにより、継続的にモチベーションと英語運用能力を高めることを目指す課外プログラム。

2~4年次の学部生であるチューターたちは、日々チュータリングセッションの運営と研修に励んでいるという。

一定の研修課程を修了し、指定されたチュータリング時間数(各レベル25時間以上)を実施したチューターに対し、ASCよりITTPCの認定証を発行している。

近年日本においても大きく注目されているピアチュータリングは、大学をはじめさまざまな高等教育機関によって導入が進められている。

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▲チュータリングセッションの風景

ピアチュータリングの最大の特徴は、学生が学生の学習を支援することにあり、同じ立場であるからこその対話と協力を通した学習が展開されること。

他者の学びを支援する側の学生(チューター)にとっては、リーダーシップやコミュニケーション能力の向上に加え、自己の知識がより豊富になることが期待されている。

また、支援される側の学生(チューティー)にとっては、チューターから受けるさまざまな刺激や働きかけを通し、学習事項の段階的な理解が期待されるばかりではなく、能動的な姿勢や考える力の育成など、多様な好影響が期待されている。

ASCのピアチュータープログラムでは、主に英文法理解度の強化とTOEFL(R)及びTOEIC(R)のスコアアップを目的としたチュータリングを実施しており、英語運用能力向上はもちろんのこと、自ら学び、考え、生涯にわたり成長していくための力と姿勢の育成も目指している。

また、学びを促すためのファシリテーション能力やリーダーシップは、近年社会でも広く求められており、こうした取り組みは教育と社会貢献の一環としてプログラムでも位置付けられている。