プログラミングアプリ「Springin’」開発のしくみデザイン、3億円の資金調達を実施

創造的プログラミングアプリ「Springin’(スプリンギン)」を開発する株式会社しくみデザイン(本社:福岡市博多区、代表取締役:中村俊介、以下「しくみデザイン」)は、ウェルビー株式会社およびエンジェル投資家12名を引受先とする総額3億円の資金調達を2021年7月に実施したことを発表した。

調達した資金は、スプリンギンのマルチプラットフォーム開発、指導者向け授業支援サービス「Springin’ Classroom(スプリンギンクラスルーム)」のシステム及び教材の開発、そしてサービスの普及のために活用される。

資金調達の背景

しくみデザインは、2005年の創業以来、自らクリエイターとして1,500作品を超えるデジタルコンテンツを制作、納品している。

その知見を生かし、2015年に世界中すべての人をクリエイターにするコーディング不要(ノーコード)の創造的ビジュアルプログラミングアプリ「スプリンギン」のiOS版をリリースし、運営してきた。

コロナ禍の中でも、タブレットやスマートフォンさえあれば、自分の作品を創作からローンチまで全て完結でき、随時アワードも実施しているゲーム等デジタルコンテンツの創作共有プラットフォームとして幅広いユーザーに利用されている。

2020年に小学校でプログラミングが必修化されたことで、先生の熱狂的な支持を得てアプリのダウンロードが急増、それを受けて指導者支援のためのクラウド型サービス「スプリンギンクラスルーム」のトライアルリリースをしたところ、主に低年齢層や女子向けの教材不足に困っていた事業者にフィットし、数多の申込みがあったという。

実際の利用者からの反応も良く、追加教材の開発やプログラミングのみならず様々な教育現場への展開を望む声も多く寄せられている。

なかでも、特別支援学級や放課後等デイサービスでの利用を熱望されることが増えていた。

このようなタイミングで、スプリンギンおよびスプリンギンクラスルームの可能性、そしてしくみデザインの目指している世界に対して共感してもらい、ウェルビー株式会社、及び様々なバックグラウンドを持つエンジェル投資家12名から支援を受けることとなった。

資金の活用について

資金調達によって、まずスプリンギンのマルチプラットフォーム開発を加速させる。

今秋予定のAndroid版のリリースにより全てのスマートフォンやタブレットユーザーへの普及が可能となる。

そして今年度中にはChromebook及びWindowsにも対応する予定。

これによって全国の小学校はほぼカバーできるようになる。

合わせて、STEAMをはじめとするプログラミングに限定しない多様な教材開発を行う。

これは、感覚的なプログラミングに加えて、使いやすいペイントツールとサウンドエディタを備えた「クリエイティブツール」であるスプリンギンならではの展開となる。

プログラミング教室はもちろんのこと、アート教室や体操教室などこれまでデジタルを使った教育を得意としてこなかった指導者にも導入してもらえるようになるという。

さらに、スプリンギンのプラットフォームとしての機能も強化する。

スプリンギン独自の特徴である、クリエイターの作品があつまり、作品によるコミュニケーションの場である「マーケット」内で実施している、サポーター企業とのコラボアワードにも力を入れていく。

今後、より多くの企業にサポートされることで、ユーザーのクリエイティビティを応援し、成長させる機会を増やしていく。

「Springin’(スプリンギン)」について

スプリンギンは、しくみデザインが開発する、文字を使わずに誰でも簡単にデジタル作品がつくれる創造的プログラミングアプリ。

プログラミング未経験者や、まだ読み書きができない低年齢の子どもでも、描いた絵や写真に、音や動きをつけられる属性アイコンの組み合わせで、ゲームや動く絵本など自分だけのオリジナル作品をつくりだせるクリエイターになれる。

クオリティの高い作品も創作できるため、子供のみならず大人のユーザーも増えている。

また自分がつくったデジタル作品をアプリ内のマーケットを通じて、他のユーザー向けに配信したり、他のユーザーがつくった作品をダウンロードしたりすることもできるプラットフォームも備えている。

2020年度に、文部科学省、総務省及び経済産業省による小学校プログラミング教育の充実を図る取り組み「みらプロ2020」で採択されたのを機に、プログラミング教育の現場や家庭での利用が進み、累計ダウンロード数30万件を越えた(2021年7月20日時点)。

また、保護者アンケートでは96%が創造力がついたと回答するなど、教育的効果も実証されている。