同志社大、自律した外国語学習者を育てる新カリキュラムを2022年4月より開始

同志社大学の英語教育の歴史は、1875年に開かれた同志社英学校に遡る。

一方、昨今の日本の英語教育は、小学校での外国語(英語)の教科化、中学校・高等学校での「英語の授業は英語で」という方向性など初等・中等での英語に関する指導要領においても、大きな変革期にある。

この状況の中、同志社大学に脈々と受け継がれた英語教育の伝統をさらに発展させ、多様化する学生のニーズにフレキシブルに対応し、自律した外国語学習者を育てるべく、新カリキュラムを2022年4月からスタートすることを発表した。

同志社大学の新カリキュラムについて

新カリキュラムは同志社大学の教育理念とヨーロッパ言語参照枠(CEFR: Common European Framework of Reference for Languages)及びヨーロッパ言語ポートフォリオ(ELP: European Language Portfolio)における外国語の学習・教授・評価に関する考え方を基盤として作成された。

新カリキュラムの柱としては大きく以下の4つ。

英語で専門領域を学ぶための体系的な科目構成

1・2年次において英語で専門領域を学ぶための基盤づくりを行う体系的な科目構成になっている。

1年次では英語学習の基盤づくりを目的とした英語科目を履修し、2年次では分野(文系・理系)を横断して共通に求められる英語力と各領域(人文・社会・理工)で求められる英語力への基盤づくりを目的とした英語科目を履修する。

習熟度別クラス編成の拡充

入学前に受験するプレイスメントテストの結果により、これまでは3つのレベルに分け、1年次で履修する科目について習熟度別のクラス編成を行ってきたが、新カリキュラムではレベル分けを4つへ変更し、2年次で履修する科目にまで習熟度別クラス編成の対象を拡充する。

習熟度の各レベルに応じた科目の履修

これまでは全レベルの学生が同一の到達目標のもと、同一の科目を履修していたが、英語の運用能力や学修目標の多様化に対応するため、習熟度別のレベルごとに到達目標を設定した科目を設置し、レベルに応じた科目を履修する。

少人数クラス体制

全ての科目において少人数クラスを実現する。そのことで、「個」に対応しやすい環境をさらに整備していく。

また、意欲ある学生、上級を目指す学生に向けた上級科目(職業として英語を使用することを想定した科目、大学院進学など学術的な分野で英語を使用することを想定した科目)、留学に必要となるTOEFLテストやIELTS対策を主として行う留学準備科目、海外留学プログラムも提供する深みと幅のあるカリキュラムになっているという。