すららネット、東京都島しょ4町村の教育推進モデル実証事業に参画

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)は、東京都の島しょ部にて実施する教育推進モデル実証事業に参画することを発表した。

すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、AI×アダプティブ 教材「すらら」を、国内では 約 2,200校の塾、学校等に提供している。

全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場した。

AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな e-ラーニング教材。

レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できる。

初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっている。

東京都は、島しょ4町村(利島村、三宅村、御蔵島村及び八丈町)の小中学校を対象とし、デジタル技術を活用した教育の推進を目的に、最新のEdTechサービスやSTEAM教育などの導入促進を進める実証事業を開始。

東京都は「『未来の東京』戦略」や「スマート東京実施戦略」に基づき、「デジタル技術を活用した島しょ地域の社会課題解決プロジェクト」に取り組んでいる。

このプロジェクトは、「デジタル技術を積極的に活用し、生活環境の改善、産業振興、行政サービスの向上といった、島しょ地域の様々な社会課題を解決すること」を目的としており、八丈町をモデルにプロジェクトを展開し、順次他の島しょ町村にも展開していく予定となっている。

このプロジェクトの柱のひとつとして教育分野が挙げられており、八丈町におけるデジタル技術を活用した教育の推進を利島村、三宅村及び御蔵島村を加えた4町村において実施することとなった。

今年度の実証を通じて、誰一人取り残すことのない個別最適化された学び、創造性を育む学び及び教職員の働き方改革・学校運営の効率化の実現に寄与できる、島しょ地域の特性を踏まえた独自の教育モデルの確立が期待されている。

島しょ部においては、少人数ながらも個々の学力や学習意欲に差があるといった課題に加え、学習塾など放課後の学習サポートの選択肢が少なく、高校入学の準備がしづらいといった課題がある。

そのため、他の地域に輪をかけて、学校における学習サポートが期待されている。

すららネットはこのプロジェクトのうち、アダプティブ教材「すらら」の導入、活用支援をサポートする。

2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う休校対応や感染防止の観点から文部科学省のGIGAスクール構想が加速し、4町村において1人1台端末の導入が実施された。

2021年度は、2020年度に導入した端末を活用したソフト面での取り組みとして、4町村の小中学校の56クラス、生徒・児童657人、教員182人を対象に「すらら」を活用した学習をサポート。島しょ部における学習課題の解決に期待が寄せられているという。

すららネットは、2020年度に実施した経済産業省「EdTech導入補助金」事業等において蓄積した公立小中学校における導入実績とノウハウ、2019・2020年度に実施した経済産業所「未来の教室」において蓄積した公立高校における活用により成績向上実績をもとに、2022年3月までの実証事業の成功に向けサポートする。

本事業ではアダプティブ教材「すらら」活用のほか、プログラミング学習教材の活用、STEAM教育(プログラミング学習とProject Based Learning(課題解決型学習)を組み合わせた『CPBL (Creative PBL)』)の実施、授業支援ツール(Google Workspace for Education)の活用モデルの構築や、それらを実施するための教職員のサポート等人的支援が予定されており、実証事業の受託事業者である株式会社ボストン・コンサルティング・グループ、ライフイズテック株式会社とともに取り組む。

すららネットは今後も、コンテンツの拡充や新サービスの拡大を図り、多様化する教育業界をサポートするとともに、学習者に新しい学習体験を届け、「大人になっても役に立つ真の学力」と「努力をすれば結果が出るという自信」を提供していく。


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埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。