中国上海市、高校入試英語試験(リスニング/スピーキング)において音声評価AI技術「CHIVOX」を採択

アイード株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:宮澤瑞希、以下「アイード」)が提供する英語スピーキング評価AI「CHIVOX」は、中国上海市の高校入試スピーキング・リスニング試験の自動採点システムとして採択されたことを発表した。

中国上海市の高校入試における「CHIVOX」採択概要

中国におけるスピーキングテストの取り組み

中国では2012年から自治体入試にてスピーキングテストが活用されている。また、同年からAIによる自動採点が採用されている。

そして現在スピーキングテストを実施している自治体において、人力のみで採点をしている自治体は無く、「AI×AI」もしくは「AI×人」といった組み合わせでのダブル採点が行われている。

同時に数万人が受験するテストの採点を人が音声を聞きながら行う場合、膨大な時間がかかる上、採点者毎の採点結果のばらつきも生じやすくなる。

AI採点を行うことで「採点精度の均質化」及び「採点コスト削減」が実現されており、今後は日本でも同様の流れが加速すると思われる。

海外自治体におけるCHIVOX導入実績

CHIVOXは高校入試および大学入試における英語スピーキング・リスニング試験の実施及び運営に関する豊富な経験を有する、テスト及び採点システムプロバイダー。

CHIVOXは中国の高校入試および大学入試改革に2012年以来携わり続けており、34の自治体のうち23の自治体でスピーキングテストの採点を受託してきた。

近年では、上海、北京、広東、広西、その他自治体で、英語スピーキング・リスニング試験の設計、技術検証、自動採点システムの構築を行っており、これまで数百万人に英語スピーキング・リスニング試験の提供をしてきた。

独自開発の音声評価技術AIによって、安全で信頼性が高く、客観的且つ公正な試験評価システムの実現に貢献している。

毎年11月に実施される上海市高校入試においても今年度よりCHIVOXが採択された。

上海市は常に中国における入試改革の最先端を走っているが、これまで人力による採点を行っていた上海市がAI採点を導入したことの意味は大きく、他の自治体にもスピーキングテストの実施及びAIによる自動採点が広がっていくことが予想される。

日本におけるスピーキングテストの現状

令和4年度から、都立高入試の英語試験にスピーキングテストの活用が予定されている。

学習指導要領の改訂など、英語科目において「話すこと」への意識が高まりつつある中、東京都の入試改革を皮切りに他の自治体での導入も加速すると考えられる。

アイードは海外の自治体における導入実績やノウハウを基に、国内の各種入試改革に応じたサービス開発をパートナー企業様と共に進めていく。

今後アイードが提供するサービス

アイードは、上述のようなCHIVOXの導入実績を背景とした、確かな採点技術や運用ノウハウを基に、日本でのスピーキングテスト実施を支えていく。

スピーキングテストの採点、スピーキングテストの開発、対策コンテンツの開発等に向けた、これまでのノウハウを活かしたサービス提供を強化する。

特に来年度より開始される都立高入試スピーキングテストの対策コンテンツの開発には、使命感を持って取り組んでいく。

英語スピーキング評価AI「CHIVOX」について

「CHIVOX」はAIが学習者のスピーキング能力を「発音」「流暢さ」「内容」「文法」等の項目で診断し、改善点のフィードバックを行うことが可能であり、英語スピーキングにおける自動採点システムの構築やトレーニングアプリの開発に役立つクラウドサービス。

グローバルでは、ユニコーン企業の「VIPKID」やNYSE上場の「TAL Education」及び「China Online Education」をはじめ1,000社以上に導入されており、中国の英語教育サービス市場では導入シェア60%超を誇る。

また、上海市や江蘇省等の自治体が行う学校入試のスピーキングテスト自動採点システムとしても利用されている。

CHIVOXを活用した英語学習人口は1億3,000万人を超え、毎月6億回以上のスピーキング評価を行っている。

CHIVOXは評価対象別(ワード/センテンス/パラグラフ/発話内容判定/オープンクエスチョン等)、且つ、レベル別(幼児レベル/普通レベル/ネイティブレベル)にスピーキング評価AIエンジンが用意されている。