レアジョブのAIビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS」提供開始から1年で年間受験者数のべ7万人を突破

人にまつわるデータを活用し、グローバルに活躍する人々を生み出す株式会社レアジョブ(以下、レアジョブ)が提供するAIを活用したビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS」のべ受験者数が、サービス提供開始から1年にあたる2021年6月にのべ7万人を突破したことを発表した。

また、「PROGOS」受験者のスピーキング力レベルと、TOEIC® Listening & Reading(以下、TOEIC® L&R)のスコアの比較分析を実施し、ビジネスで必要とされる「リスニング力」「リーディング力」と「スピーキング力」のレベルには大きく乖離があることが分かった。

「PROGOS」テスト結果とTOEIC® L&Rスコアの大規模比較分析について

企業のグローバル人材育成において、TOEIC® L&Rのスコアが昇格などの要件とされているものの、実態としては英語を話せず、グローバルビジネスで成果を出せないことが多い、という問題はよくきかれる。

今回、この実態について、「PROGOS」受験者で受験時にTOEIC® L&Rのスコア提供に協力した5,190名を対象に比較分析を行った。

分析では、あらゆる語学試験等で共通指標として使用とされているCEFRレベルを共通の尺度として、「リスニング力」「リーディング力」と「スピーキング力」を比較。

その結果、TOEIC® L&Rで「英語を使って十分業務ができるとされるレベル(CEFR換算・B2レベル)」があっても、「スピーキング力」においては業務ができないレベルの人が大半ということが分かった。

「英語を使って十分業務ができるとされるレベル」はCEFRでB2以上といわれており、このレベルはグローバルで活躍している企業がグローバル人材に求めるレベルとして多く設定されている。

分析によると、対象の受験者数5,190名に対して、TOEIC®の「リスニング力」と「リーディング力」においてB2以上(TOEIC® L&Rスコア785点以上)の人は全体の31.3%、PROGOSのスピーキングレベルがB2以上の人は3.3%。

さらに両方のレベルでB2以上の人も同じく3.3%だった。

これらの結果から、「リスニング力」と「リーディング力」に対して「スピーキング力」が大きく乖離していることが明らかになった。

グローバルビジネスにおいて「スピーキング力」は不可欠である。

企業は従業員のグローバルビジネスにおける、実践的なスキルを把握するために、指標として英語スピーキングテストの結果も把握する必要があることが実証されたといえる。

比較分析について

期間

2020年11月~2021年6月

対象者

上記期間にて「PROGOS」(自動採点版)を受験し、TOEIC® L&Rスコアの提供にご協力いただいた5,190名

スコアの振り分けについて

TOEIC®L&Rスコアは、こちらを参考にA1~C1に振り分け

「PROGOS」の総合評価はA1~B2まで明示。B2にはB2ならびにそれ以上のレベルの人を含む

「PROGOS」とは

市場投入後1年で、日本で最も年間に受験された英会話試験に

「PROGOS」は、AI活用により最短2~3分で、世界標準指標CEFRで英語の“運用能力”を測定できるビジネス英語スピーキングテスト。

これまでの英語スピーキングテストの多くは、人による採点・会場受験などの制約から、受験費用が平均5,000円以上とコストが高く、日本においては普及が限定的だった。

この問題解決のために、「PROGOS」ではオンライン受験・自由回答の英文をAIで自動採点するシステムを開発したことで、採点官のキャパシティに関係なく、早く安価に受験できる機会を提供し、2020年12月には世界最大級の教育コンテストで、これらが評価され、日本初の銀賞を受賞した。(*「Reimagine Education Award 2020」の学習アセスメント(LEARNING ASSESSMENT)カテゴリーにおいて銀賞を受賞。本アワード全体において日本の団体の受賞は初)

現状、グローバルビジネスを推進しうる人材の要件として、英語の「リスニング力」「リーディング力」を測定するTOEIC ®L&Rのスコアのみを指標に据える企業や大学が多い現状である。

しかしながら「PROGOS」提供開始以降、英語スピーキング力可視化のニーズが顕在化し始め、サービス提供開始から1年を迎える2021年6月には年間受験者数がのべ7万人を突破した。

提供開始当初は「レアジョブ英会話」を利用する個人・法人会員のみが対象だったが、半年前の同年12月より試験単体として法人が利用できるようになり、受験者数が急拡大している。

提供開始1年で、ほか試験と比較し日本で最も年間受験者数の多い英会話試験となった。(*自社調べ)

市場投入から1年間での受験者数増加のスピードも、TOEIC® L&Rに代表される、他の英語試験と比較しても、圧倒的なペースであり、これまで英語力指標として広がっていたTOEIC® L&Rのスコアに加え、「PROGOS」で測定できるCEFRを導入し、実務に即したスキルを可視化するニーズが拡大しているといえる。

英語スピーキング力測定をすすめる企業・大学の課題

英語スピーキング力の可視化を目的として、全従業員や学生を対象に、以下のような課題をふまえて「PROGOS」を導入する企業や大学が増えている。

①TOEIC® L&Rのスコアだけでは、実務能力との相関性が測れない

  • 管理職昇格、海外赴任の要件としてTOEIC® L&Rのスコアをおいていたが、日本で成果を上げていたマ ネージャーの英語スピーキング力が足りず、グローバルでは成果に結びつかない例もあったので、CEFRを指標にした「PROGOS」で英語スピーキング力を測定することに決定(A社)
  • TOEIC® L&Rのスコアを軸にした英語研修が存在するものの、スコアと実務能力にギャップあり。レベルごとに実務で何ができるか明文化されたCEFR指標を全社へ導入し、各自の課題に沿った英語スピーキング力を高める研修も合わせて実施できるようにした(B社)

②全従業員など幅広い対象に導入をしたいがスピーキングテストのコストが高い

  • これまで行っていた社内会場受験の場合、実施運営の人的リソースや受験費用のコスト負担が大きかったが、「PROGOS」はオンライン完結なので、従業員各自で受験ができるようになり、コストが大幅に軽減。また、結果が数分で返却されるので、受験者のモチベーション維持にも寄与した(C社)
  • 全社的なグローバルコミュニケーションのカルチャー形成を目的としているので、全従業員へ受験の機会を提供したいが、平均的に5,000円以上の費用がかかるスピーキングテストは導入ハードルが高かった。10分の1のコストで受けられる「PROGOS」でスピーキング力測定が実現した(D社)

プロゴス社 取締役社長 安藤氏 コメント

「PROGOS」のリリースから1年を経て、企業・大学や英語学習者には「英語を話す力を簡単に測りたい」「グローバルなモノサシで英語を話す力を比較したい」という潜在的ニーズが高かったと確信しています。特に「PROGOS」単体での受験が可能となった2020年12月以降、企業による社員のスキル把握のための活用が爆発的に進んでいます。

DXをはじめとして大きく産業構造が転換しつつある現在、スキルの可視化と習得までのスピードアップは喫緊の課題となっています。「PROGOS」はその流れのなかで、従来の「テスト」の概念を超え、“Measure & Develop”で人が成長することの加速化に貢献し続けます。

日本におけるCEFR研究の第一人者 投野 由紀夫教授 コメント

「PROGOS」 登場から1年。国際標準 CEFR に準拠、かつ日本の英語学習者に最適化した CEFR-J をベースにしたビジネスパーソン向けの英語スピーキング・テストとして、「PROGOS」 の存在感は際立っています。

特に日本人にとって最も上達が難しい初級から中級のステップアップを、質的にきめ細かく診断・評価できる点で、他の類似のテストの追随を許しません。ぜひ、グローバル化に必要な英語力を「PROGOS」 で手に入れてください。


ABOUT US

埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。