星槎名古屋中がICT教材「すらら」を導入、学習記録をもとにした出席扱いを検討

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)が提供するAI×アダプティブラーニング「すらら」が、名古屋市の委託を受けて不登校生の受け入れを行っている星槎名古屋中学校で導入されたことを発表した。

すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」を、国内では 約 2,200 校の塾、学校等に提供している。

全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場。

AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材である。

レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できる。

初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっている。

星槎名古屋中学校は、名古屋市の「旧名古屋市立六反小学校を活用した不登校対応の私立中学校誘致事業提案 競技」において、学校法人国際学園が 最優秀提案者として選定されたことにより、平成24年4月に開校。

星槎名古屋中学校は、平成24年文部科学省より「不登校児童生徒等を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実践する学校」に指定され、不登校経験のある生徒、または不登校傾向にある生徒に対して、特色ある授業を展開している。

不登校等の生徒に対応するモデル校として、不登校であった生徒が、楽しく張りのある中学生活を送れるよう配慮し、地域とともに歩み・貢献できる学校を目指している。

2020年3月の新型コロナウイルス感染拡大に伴う学校休校時に、すららネットは希望する全国の小中高校に対し無償でID提供を行った。

星槎名古屋中学校は、学校休校時の無償ID提供により「すらら」での学習に取り組んだ後、経済産業省EdTech導入補助金を活用して学習を継続。

今回の導入は、ID無償提供、EdTech導入補助金での活用を経て学習効果を実感し、本格導入されたもの。

不登校生を積極的に受け入れる学校という学校特性上、在籍生徒の学習歴はさまざま。不登校であった期間が一人ひとり異なり、同じ学年であっても未習得の単元はばらばらである。

そのため、学校の授業の中でも一人ひとりに合った学習活動を行うことが求められている。

そのような環境において、小学校における学習単元を含め過年度にさかのぼって学び直し、未履修分野の習得に一人で取り組むことができ、基礎学力を着実に養える教材として「すらら」が導入された。

また、毎日の登校が難しい生徒であっても、自宅での学習記録がデータとして記録され、教員管理画面で詳しく確認することができるという点から、今後は、学習記録をもとに出席扱いとして認めることも視野に入れ検討を始めている。

星槎名古屋中学校 教頭 本田 司氏 のコメント

生徒間の学力差を埋め、さらに個々の学習ニーズに答えたいと考えています。不登校経験が長い生徒は、指導要領に示されている既習単元を学習できておらず、教室復帰しても学習についていけないケースがあります。また逆に中学の学習内容を自学により終えてしまっている生徒もいます。それぞれ違う学習ニーズがあり、それを個々に答えるためすららを導入しました。

現在は、授業内での副教材として使用しています。また、1日の時間割の中に、自学自習できる時間を設けており、その時間の学習教材として使用しています。教科学習することにアレルギーがある生徒や、教科に対する学力にコンプレックスのある生徒が、すららを活用し少しずつ自信をつけてくれる事を期待しています。

すららネットは今後も、新しい学習体験を届ける事業活動を通じ、学習者に「大人になっても役に立つ真の学力」と「努力をすれば結果が出るという自信」を提供していく。