自宅学習増加による保護者の不安は「自宅だと集中できない」が66.7%でトップ、個別教育舎調べ

株式会社個別教育舎(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長:紀洲良彦、以下:個別教育舎)は、全国の小学校高学年・中学生・高校生の子どもを持つ保護者2,400名を対象とした「コロナ禍における子どもの自宅学習に関する意識調査」を実施し結果を発表した。

「コロナ禍における子どもの自宅学習に関する意識調査」結果概要

調査背景

新型コロナウイルス感染症の影響により、子どもの学習環境は大きく様変わりした。

昨年4月には、学校や学習塾が休校となったほか、生活面でも外出自粛期間が続き、今まで以上に自宅での学習機会が増えたものと考えられる。

保護者においても、子どもの自宅学習の在り方についてや、子どものストレスについてなど、悩みや不安を抱えているという声も聞かれる。

そこで今回、コロナ禍における子どもの自宅学習の現状や課題などについて明らかにすべく、調査を実施。主な調査結果は以下の通り。

調査結果トピックス

自宅学習状況・意識について

  • コロナ禍で自宅での学習時間増が子どもの新たなストレスに!集中力が続かないことがストレスの種。
    • コロナ禍以前に比べ、子どもの自宅での学習時間が増加したという人が35.7%。
    • 51.5%の保護者が、自宅学習時間が増えたことで子どもがストレスを感じていると回答。
    • 子どものストレスの原因だと思う項目のトップは「自宅だと集中力が続かないこと」で48.9%。
  • 自宅学習増加により、保護者の悩みも多様化。一方「コミュニケーションが増えたこと」に充実感も。
    • 保護者の不安、「自宅だと集中できないこと」が66.7%でトップに。
    • 中学生の保護者は「親子の衝突」、高校生は「集中力」と「勉強のすすめ方の指導」が課題に。
    • 一方で「子どもとのコミュニケーションが増えた」ことに充実感を感じている保護者が過半数に。
  • これからの子どもの自宅学習には、「モチベーションを上げてくれる存在」が必要!?
    • 子どもの自宅学習に「モチベーションを上げたり維持してくれる存在」が必要という人が7割超。

通塾やその他の学習手法について

コロナ禍で子どもを通塾させることについて、保護者の本音は「不安」が過半数に。学校の学習以外に月1万以上かける割合が最も高いのは近畿地方。

  • コロナ禍での通塾に不安を感じる保護者が53.6%。エリア別では「東北」と「四国」が高い傾向。
  • 学校外の学習に月1万円以上お金をかけている地域、トップは近畿。
  • 北海道と九州・沖縄の高校生の3人に1人は、学校の学習以外にお金はかけていないことが明らかに。

オンライン・コーチングについて

4割強の保護者が利用してみたい「オンライン・コーチング」。子どもの自宅学習の意欲を掻き立て・維持してくれそうな理想のコーチ、トップは「松岡修造」さん!

  • コーチングの認知・利用意向はそれぞれ4割強も、そのサービス内容には約半数の保護者が「魅力的」。
  • 生徒と一緒に目標に導いてくれる存在として、松岡修造さんが全世代でトップに。
  • HIKAKINさんや中田敦彦さんなど、Youtubeで活躍する人も上位にランクイン!

結果サマリー

1-1.学校の授業を除く学習の場所について

学校の授業を除く子どもの学習の場所について尋ねたところ、81.6%が「自宅学習」と回答。

最も割合の高い小学生で84.4%、最も低い高校生でも77.3%が「自宅学習」を実施していることがわかった。

以下、「塾の授業」が29.8%で続く結果となった。

1-2.コロナ禍における自宅での学習時間の変化について

新型コロナウイルス感染症の影響により、自宅での学習時間に変化があったかを尋ねたところ、「以前もあったが、より増えている」「以前はなかったが、するようになった」という「増加」を上げた人が、35.7%に上る結果となり、コロナ禍で自宅での学習時間が増加傾向にあることがわかった。

1-3.自宅学習の計画について

子どもの自宅学習における勉強内容やスケジュールを主に誰が考えて(立てて)いるかを尋ねたところ、小学生は「保護者」と「子ども自身」がおよそ半々となり、中学・高校と進むにつれて、「子ども自身」が計画を立てていく割合が高くなる結果となった。

2—1.コロナ禍における自宅学習時間増加による子どものストレスについて

自宅での学習時間が増加したと回答した人を対象に、コロナ禍で自宅での学習時間が増えたことで、子どもはストレスを感じている様子があるかを尋ねたところ、「とても感じている」「感じている」「少し感じている」あわせ51.5%と半数を超える結果となった。

学年別にみると、小学生が最も高い割合でストレスを感じている傾向が見られた。

2—2.ストレスの原因について

子どもがストレスを感じていると回答した人を対象に、その原因を尋ねたところ、「自宅だと集中力が続かないこと」が48.9%でトップ。特に小学生では、55.6%と特に高い割合となっている。

以下、「やるべきことを自分で考えないといけないこと(33.5%)」「わからない問題があった際、すぐに誰かに質問できないこと(28.3%)」と続く結果となった。

2—3.自宅学習の増加に関し「充実している」と感じる点について

子どもが自宅学習を行っていると回答した人を対象に、子どもの自宅学習において充実していると感じる点について尋ねたところ、「子どもとのコミュニケーションが増えた」ことに対し充実していると感じている人が50.8%と半数を超える結果となった。

学年別にみても、全年代で「子どもとのコミュニケーションが増えた」ことがトップとなっている。

2—4.子どもの自宅学習状況の把握について

同じく子どもが自宅学習を行っていると回答した人を対象に、子どもの自宅学習について、「ちゃんと勉強しているかどうか」どの程度把握しているかを尋ねたところ、小学生の保護者は83.6%が「把握できている」と回答。

一方、学年が上がるごとにその割合は下がっていき、高校生では「把握できている」が53.9%となり、「正直ちゃんと勉強できているか全くわからず不安」という回答も17.7%に上る結果となった。

2—5.コロナ禍で子どもの自宅学習時間が増えたことによる保護者の悩み・不安について

自宅での学習時間が増加したと回答した人を対象に、コロナ禍で子どもの自宅学習時間が増えたことによる自身の悩み・不安について尋ねたところ、「自宅だと学校や塾に比べて、他のことが気になって集中できない」が66.7%でトップとなり、以下「子どものやる気やモチベーションをうまく上げることができない(64.7%)」「勉強のすすめ方についてうまく指導できない(64.2%)」も僅差で続く結果に。

学年別で見ると、小学生は「集中できない」が75.5%でトップとなり、次いで「子どものやる気やモチベーションをうまく上げることができない」が73.1%で続く結果に。

しかし、中学生になると「親と子だと、親が叱ったり子どもが反抗したりなど衝突してしまう」が67.6%でトップ。

高校生では、トップの「集中できない(59.1%)」に次いで、「勉強のすすめ方についてうまく指導できない」が57.7%となるなど、子どもの学年ごとに悩みも違ってくる結果が見られた。

2—6.子どもの自宅学習に必要な要素について

子どもの自宅学習のために必要だと思うことについて尋ねたところ、もちろんトップは「勉強でわからないことがある時に、教えてくれる存在(80.1%)」となったが、次いで「モチベーションを上げたり、維持してくれる存在」が73.3%と高い水準で続くなど、「勉強内容の指導」以外の要素として「モチベーションの向上・維持」が上がってくる結果となった。

学年別にみても、学年に関わらず上記2項目が1位2位で並ぶ結果となっている。

3—1.コロナ禍において子どもを塾に通わせることへの不安について

子どもの学習方法で塾を上げている人を対象に、コロナ禍で通塾させることへの不安について尋ねたところ、「とても不安がある」「少し不安がある」あわせ、53.6%と半数を超える人が不安に思っていることがわかった。

学年別にみると、小学生で「不安」の割合がやや高く、また地域別にみると、「東北」「四国」が他の地域よりも「不安」が高い傾向が見られた。

3—2.インターネットを活用した学習方法について

(複数回答)

(複数回答)

インターネットを活用した学習方法で、子どもが実際に行っているものがあるかを尋ねたところ、43.8%の人が何らかの学習をインターネットを使って行っていると回答。

最も多かったのは「Youtubeなどの無料学習動画」で16.4%となった。

3—3.学校以外の勉強にかける費用について

(N=2400)

(N=2400)

塾や通信教材、学習アプリ、参考書、家庭教師など、学校以外の勉強に、1か月あたりどの程度の費用をかけているかを尋ねたところ、「1万円以上」かけている人の合計が32.5%に。

最も回答者が多かったのは、「5000円~1万円未満」で13.9%という結果となった。

学年別にみると、月1万円以上かけている割合が最も高いのは中学生で40.0%。最も低いのは小学生で24.0%という結果に。

また地域別にみると、月1万円以上かけている割合が最も高いのは近畿で45.0%、次いで関東で42.3%という結果に。最も割合が低かったのは東北で20.3%だった。

さらに、地域×学年でみてみると、北海道と九州・沖縄の高校生は、1/3以上が「学校以外の学習にお金はかけない」ことがわかった。

4—1.コーチングの認知度について

(N=2400)

(N=2400)

生徒の目標に対して一人ひとりに適切な方法を、生徒とコーチが一緒になって見出し、導いていく「コーチング」という考え方について、知っていたかを尋ねたところ、「よく知っている」「なんとなく知っている」あわせて41.6%となった。

4—2.オンライン・コーチングの利用意向について

インターネットを活用し、自宅学習のスケジュールや勉強内容をアドバイスしてくれる「オンライン・コーチング」についてどう思うかを尋ねたところ、「是非利用してみたい」「利用してみたい」あわせて40.6%という結果に。

学年別にみると、中学生が最も利用意向が高い結果となった。

4—3.オンライン・コーチングの特長の魅力度について

オンライン・コーチングの各特長について、それぞれ魅力的に思うかを尋ねたところ、「オンラインで講師とつながっており、勉強でわからない所があればいつでも相談できる」点を魅力的と回答した人が72.9%に上る結果となった。

以下、「目標やなりたいことが明確な生徒に対して、なるべく最短で到達できるその人にあった勉強方法を一緒に考えてくれる」も72.3%と高い水準で魅力的と捉えられていたほか、ほぼ全ての項目について半数以上が「魅力的」と感じていることがわかった。

4—3.理想のコーチについて

子どもの自宅学習の意欲を掻き立て・維持してくれそうな理想のコーチについて、著名人(タレント・お笑い芸人・スポーツ選手・文化人など)の中から自由に上げてもらったところ、全学年で「松岡修造」さんがトップに。

2位にはイチロー選手が続いたほか、東大王、YouTuber、お笑い芸人までバラエティー豊かな顔ぶれとなった。

一般社団 法人教育デザインラボ 代表理事 石田 勝紀氏コメント

「自宅学習において最も効率が上がる方法は、学習面をマネジメントしてくれる専門的サポーター」

今回の結果から、明らかに家庭に大きなストレスと負担が増えていることが伺えます。特に子どもの勉強に関しては、これまでも問題視されていた「モチベーション」「集中力」「ストレスを抱える」がさらに浮き彫りになっています。家庭は学校ではなく、親は教師ではないため、これらを全てサポートすることは、容易ではありません。

以前より、私は「子どもには学習面をマネジメントしてくれる専門的サポーターが必要」であると発信してきました。定期的かつ個別的に進度をチェックし、メンタルやモチベーションサポート、さらにはその子にあった学習計画の修正を共に考えてくれる存在です。

そのような専門的な学習サポートを受けられる環境を整えてあげることが、子どもの自宅学習の効率を最も上げられる方法と言えるでしょう。

調査概要

調査方法

インターネットによる調査

調査対象

全国の小学校高学年・中学生・高校生の子どもを持つ保護者2,400名

※全国8エリア(北海道/東北/関東/中部/近畿/中国/四国/九州・沖縄)それぞれで、子どもが小学校高学年(4年生以上)100名/中学生100名/高校生100名の計300名ずつ。

調査実施期間

2021年04月09日(金) ~ 2020年04月13日(火)

調査委託先

株式会社マクロミル

個別教育舎のオンライン・コーチングサービス「NALU」について

「NALU」は、「自宅での学習の質と量を高める」オンラインサービス。

“自宅を最強の学び場に”をキーワードに、学習塾業界初となる国際基準のコーチング研修を受けた実績豊富なコーチ陣が徹底的にナビゲートし、学習コーチングを行う。

ポイント

3か月で変化を引き出す短期集中プログラム

自宅を最強の学び場にできる“まるで塾にいるような学習環境”を実現。

  1. 学習量を増やす
  2. 科目バランスを整える
  3. 勉強のやり方を身に付ける

の3つのステップにより、3か月間の短期集中プログラムで学力向上を目指す。

週1回のオンライン・コーチング

自分の担当コーチと毎週1回オンライン・コーチングを行う。

1週間の学習量・科目バランスについて、意見交換を行い、学習アドバイスをうけることができる。

「勉強量アップ」「勉強効率アップ」「やる気アップ」の3つのアップを引き出すコーチングを行い、モチベーションの維持・向上が課題となっている自宅学習を支援する。

毎日使えるオンライン学習室

NALU生専用のオンライン学習室は、毎日23:30まで使い放題。

人間の集中力の平均値と言われる45分を1コマに設定し、コーチからの声掛けが受けられたり、参加者同士で一緒に学んだりできるなど、自宅学習で陥りがちな「集中できない」を回避する様々な仕掛けが施され、集中力の維持をサポートする。

自宅学習を見える化!学習管理アプリ

NALU専用チャットでは24時間質問に対応。

また、月1回のオンラインイベント実施や、生徒同士で頑張りをたたえる交流の場、担当コーチから励ましのメッセージなど、自宅にいても「一人で孤独に」ではなく「みんなと一緒に」、前向きに学習を進められる。


ABOUT US

埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。