サイバーフェリックス、GIGAスクール端末の持ち帰り前提に向けオンライン学習プラットフォームを無償貸与する「DQ World実証実験プログラム」を開始

株式会社サイバーフェリックスは、GIGAスクール端末の持ち帰りを実施、または実施予定の教育委員会および学校を対象に、オンライン学習プラットフォーム「DQ World」を無償貸与するキャンペーンを開始することを発表した。

「DQ World実証実験プログラム」概要

株式会社サイバーフェリックスは一般社団法人共生と教育ネットワークと共同で、2021年6月1日(火)から2022年3月31日(木)の期間、オンライン学習プラットフォーム「DQ World」を無償貸与する「DQ World実証実験プログラム」を提供する。

プログラムの対象は、GIGAスクール端末持ち帰りを実施、またはキャンペーン期間に実施予定の学校及び教育委員会。

期間中、DQ World の児童生徒用アカウントを、無償で貸与する。

貸出校には申し込み完了後に、実施学年や活用方法を含む具体的な年間計画の相談等、DQ Worldの活用を手厚くサポートする。

キャンペーン開始日

2021年6月1日(火)

キャンペーン終了日

2022年3月31日(木)

対象

以下のいずれかの学校が対象(先着200校)

  1. 児童生徒によるGIGAスクール端末の持ち帰りを実施している学校
  2. 児童生徒によるGIGAスクール端末の持ち帰りをキャンペーン期間に実施予定の学校

応募条件

実証アンケートやレポートの作成への合意

申し込み受付締め切り日

2021年12月31日(金)

その他サービス

  • 訪問型DQ講座(教育者向け、保護者向け、児童生徒向け)
  • アカウントセットアップ

キャンペーンの背景

文部科学省が3月12日に通知した「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用等について」では、端末の持ち帰りを安全・安心に行える環境づくりが推奨されている。

しかし、現時点では、多くの自治体が端末持ち帰り運用を実現できていない。そして、そのような自治体からは、「端末の使用に不慣れな子ども達が、様々なトラブルを起こすのではないか」という懸念の声をよく耳にする。

サイバーフェリックスはこうした現状を受け、文部科学省が提唱する「情報社会で適正な活動を行うための基となる考え方や態度を育む情報モラル教育の一層の充実」を支援すべく、「DQ World実証実験プログラム」を開始する。

今回貸し出しする、オンライン学習プラットフォーム「DQ World」により、子ども達はGIGAスクール端末を用いて、学校や家庭など場所を問わず、より包括的な情報モラル(デジタルシティズンシップ)の向上を図ることができるようになる。

つまり、端末を持ち帰った家庭で、子ども達が1人で端末を活用する場合においても、自分で考え、判断し、適切に端末を使えるようなスキルを身につけることができるということだ。

「DQ World」とは

オンライン学習プラットフォーム DQ World は、主に8から12歳の子どもたちが情報社会で適正な活動を行うための基となる考え方や態度を育むことを支援する。

子どもたちは、DQ Worldによってインターネット活用を前提とした健全な市民に育つために必要な知識やスキルを身につけることで、ネット上の危険性を最小化し、ネット上でつかみ取れる可能性を最大化することができる。

DQ World のカリキュラムは、スタンフォード大学や南洋理工大学などの研究者によって開発され、これまでUNESCOのアワードを2回受賞するなど、国際的に広く認知されている。

ゲーミフィケーションを採用したDQ Worldでは、デジタルシティズンシップを構成する8つの学習テーマが各ゾーンにすごろく上に並んでおり、1つクリアするとストーリーが進行したり、カードがもらえたりといった児童生徒が楽しく自律学習を進められる工夫が施されている。

DQ Worldの学習内容は、以下のカリキュラム表で整理されている。

サイバーセキュリティの扱いを例にとってみると、強力なパスワードの作り方、スパム・スキャムやフィッシング詐欺への対処法など、ネット上で身を守るために必要な知識およびスキルが網羅されていることがわかる。

さらに、国際シンクタンク DQ Institute の研究結果では、DQ World に取り組んだ前後で同一学習者の DQ スコアが10%向上し、ネット上での危険な行動が15%減少することが報告されている。

具体的には、児童生徒がネット上で知り合った知らない人と容易に会ったり、ゲームに依存したりするなど、心身の健康や周囲との関係を損ないかねない行動をとる確率が1桁まで減少している。

また、DQ World の利用には、インターネット環境とICT端末があればよく、時間と場所を選ばない。

そのため学校だけでなく、家庭での DQ World の利用が可能。

これにより、GIGAスクール構想の肝でもある端末持ち帰り状況下において、学校と家庭での学びをリンクさせることが可能となる。