日本人と日本語学習者の外国人をつなげる「Sail」運営のHelte、総額1億円を資金調達

株式会社Helte(千葉県柏市、代表:後藤学、以下「Helte」)は、株式会社Warm Light(本社:東京都中央区、代表:桂小川、以下「Warm Light」)と2021年4月14日に、日本人と世界の日本ファン、日本語学習者の外国人を繋げる「Sail」に関する資本提携について合意、および300万人の在留外国人へのサービス展開に向けた業務提携を正式に発表した。

資本・業務提携の目的

Sailはこれまで海外の外国人のユーザーを主要ターゲットとして東南アジアの大学や送り出し機関との連携を通じて事業展開を行ってきた。

今回のWarm Lightとの戦略的事業提携を通じてこれまでの東南アジアのユーザーに加えて下記の世界の下記のユーザーを対象にSailの事業展開を拡大する。

  • 東南アジアで日本への就労を希望する外国人
  • 欧米(米国、フランス、イタリア、英国を中心)で日本に関心の高い外国人
  • 在留の外国人

日本の在留外国人について

現在、日本の中長期在留者数は257万6,622人、特別永住者数は30万9,282人でとなっており、これらを合わせた在留外国人数は288万5,904人となり約300万人の外国人が日本に住んでいる。

外国人の受け入れを加速させる日本政府の動きもあり、近年、外国人との共生は大きな課題となっている。

来日後の言語的な支援はもちろん、日本文化や社会に対する理解度の向上支援、円滑な適応環境を生み出し、コミュニティ全体として外国人を受け入れるという社会体制の構築が必要となる。

Sailを国内市場で本格展開を行うことで、在留外国人と日本人を繋げコミュニケーションの場を創出することで、相互理解を高め包括的なグローバルコミュニティの構築を行う。

今回のWarm Lightとの資本・業務提携後の展開について

​Warm Lightとの資本・業務提携を機に、300万人の在留外国人への本格的なサービス提供を行う。

Warm Lightの在留中国企業とのネットワークを活用し、当面は人口が最も多い、中国人の人々へのサービス提供を行い、Sailを通じた市民間同士の交流を促進することでの日中関係の改善への寄与、豊富な人生経験を持つ日本人とのコミュニケーションにより、日本での進学・就職、日常生活の悩み等、在留外国人が抱える問題の解決を実現していく。

「Sail」とは

「Sail」は日本の人と世界の人々が日本語を使って交流できるグローバルコミュニケーションサービス。

日本人は日本にいながらスマホ、タブレット、PCを使用して安心、安全にどこからでも異文化交流を楽しみ、海外の人々は自国にいながらネイティブな日本語や文化に触れることができる。

Sailに参加する「世界の人」の特徴

「Sail」には、日本の文化や日本語自体に興味がある人、また、日本で働きたいと希望して日本語を勉強している人など、利用の目的・背景は様々。

「Sail」の海外のユーザーは2019年から急激に増加し、現在も増加中。

世界の日本語学習の状況は公的機関で日本語を学んでいる学習者数のみでも約360万人に上り(※独立行政法人国際交流基金「2015年度海外日本語教育機関調査結果」より)、増加傾向にある。

日本語を学ぶ世界の人々にとって、日本語で会話練習をする機会は限られ、特にネイティブの日本語を使う日本の人と会話することは貴重である。

Sailユーザーは118ヵ国まで広がり、現在も広がり続けている。

Sailに参加する「日本の人」の特徴

“ひと”との交流を求める人や、自身の経験や知識、日本の文化を伝えたいと考えている人など、ミドルからシニア層が多く登録しているという。

「日本語」で交流が行えることから、海外の方との交流経験の無いユーザーも多く登録されており、生活の中の新たなエンタメとして楽しめる。

「海外からの労働者への偏見がなくなった」というフィードバックも寄せられており、国際意識への好影響も期待できると考えられる。

個人ユーザーの他にも、企業や団体、行政へプログラムの一環として取り入れられるケースも増えており、企業のSDGs等の社会活動の一環として、またCOVID-19感染拡大で停止した地域のコミュニティにおけるICTを活用した新たなプログラムとして「Sail」が利用されている。

Sail事業の詳細説明に関するウェビナーを開催

日時

2021年5月20日(木)17:00~18:00

内容

Helteの事業概要の説明


ABOUT US

埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。