オムロン、教育事業者向けの文字入力支援システム『iWnn IME for Web』をリリース

オムロン ソフトウェア株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役社長:今井 照泰 以下、「オムロン ソフトウェア」)は、デジタル教育サービスに向けた、文字入力支援システム『iWnn IME for Web』をリリースしたことを発表した。

『iWnn IME for Web』は、活用シーンに合わせた文字入力・変換機能により、高品質なデジタル学習システムの普及に貢献する。

「iWnn IME for Web」概要

オムロン ソフトウェアが提供する『iWnn IME for Web』は、スマートフォン等で利用されていた組込型予測変換エンジン「iWnn」の予測変換機能をCloud上で実現し、Webアプリ上で動作するIME(以降、「Web IME」)とセットにしてサービス提供する。

Web IME を任意のWebアプリに組み込むことにより、デバイスやOS等のプラットフォームに依存することなく、統一された入力環境を提供することができる。

また、Webサービスの入力エリアに応じたソフトウェアキーボードの切り替え・ソフトウェアキーボードに加え、パソコンのハードウェアキーボードからの入力への対応など、各種Webサービスに特化した柔軟なカスタマイズが可能。

主な特長

  • マルチOS/ブラウザ対応により様々なデバイスで利用可能
  • Cloud辞書でいつでも最新語彙に対応
  • 入力フィールドに応じた多彩なキーボードを実現

背景

近年、GIGAスクールをはじめとした、学習現場のデジタル化が加速し、生徒1人ひとりが各自のデバイス(タブレットPC)を用いて授業を受ける学習環境が広まっている。

こうした中、生徒が使用するデバイスや、デバイスに搭載されているIME※によって、入力や変換の仕様が異なるため、公平であるべき学習環境にばらつきが生まれることが課題となっていた。

IMEとは文字入力システム(Input Method Editor)のこと。

また、学習現場においては、タブレット上での文字入力・変換に時間を要してしまう、あるいは、入力中に解答が変換候補として先に出てしまうなど、生徒の学習の妨げとなるケースがあった。

そこで今回、教育現場にあわせた文字入力・変換機能を『iWnn IME for Web』に搭載し、デジタル教育サービス向けにリリース。

このシステムは、各種OSやブラウザに対応したIMEをWebアプリに組み込んで使うため、多様なデバイス環境上での入力が可能となる。

また、不適切語彙の除去や、学年ごとに違った学習内容やすでに学習した漢字のみを候補として表示する予測変換、数式や化学式専用のキーボードといった教科に合わせたキーボードの表示など、最適な入力・変換機能により学習効率の向上に貢献する。

Wnnシリーズをはじめとする、各種文字入力ソリューションで培った言語処理技術/組込・マルチPF開発技術を持つオムロン ソフトウェアは、教育現場に最適化した『iWnn IME for Web』の提供を通じて、公平で高品質なデジタル学習システムの普及に貢献していく。

教材DB・製作、デジタル採点・成績管理、Web学習支援の事業を展開するコンバイン株式会社の米田玄 取締役開発部部長のコメント

コンバインは、より良い教育環境を提供するために教育事業者様に向けて、様々なサービスを提供しています。デジタル化が加速する中で日常学習、テストの在り方も大きく変化してきています。その中で、特に解答入力に関しては弊社でも大きな課題を抱えていました。

『iWnn IME for Web』を使用することで、安全に正確に素早く解答を入力できることになるのはデジタル学習に絶大な効果を発揮すると確信しています。