グロービス経営大学院、「クリティカル・シンキング」のクラスでAIラーニングシステム「GAiL」を提供開始

グロービス経営大学院(東京都千代田区、代表:堀義人)は、基本科目である「クリティカル・シンキング」の受講者向けに、AI(人工知能)による記述式演習問題のフィードバックを可能にした日本初のAIラーニングシステム「GAiL(ゲイル)」のトライアル提供を4月より開講するクラスで開始することを発表した。

AIラーニングシステム「GAiL」とは

GAiLは、AIを活用した経営基礎力向上のためにグロービスが開発を進めている学習支援ツール。

受講者がオンライン上でビジネスケースを読み進めながら設問に解答すると、解答内容をAIが深層学習アルゴリズムを使った自然言語処理により解析し、個別の解答に寄り添った解説やアドバイスが表示される。

これにより、これまで自動化が難しかった記述式演習問題の解答のフィードバックを受講者はいつでもすぐに受け取ることができる。

今回、トライアル提供を行う記述式演習問題の内容は、「クリティカル・シンキング」の全6回の授業で扱う内容と関連した演習、全12テーマ(1テーマにつき3~5問、15分程度)を予定しており、論理的に問題解決を行う上で受講者が陥りがちな罠や苦手とする点を中心に構成している。

隔週3時間、全6回のディスカッション中心のの「クリティカル・シンキング」の受講に加えて、オンラインでいつでも手軽に学習できるGAiL(非同期型学習)を当該科目の受講者に、キャンパスでの受講及びオンラインでの受講に関わらず提供することで、学習効果の向上やさらなる知識の定着を目指す。

GAiL搭載のAIは、2017年2月に設立された「グロービスAI経営教育研究所」(GLOBIS AI Management Education Research Institute、略称GAiMERi)で研究・開発された。

GAiMERiは、企業の人材育成や組織変革など教育現場から得られる知見と、AIをはじめとするデジタルテクノロジーや認知科学の発展がもたらすイノベーションを統合し、次世代の経営教育モデルの研究開発を推進する研究所。

所長にはグロービス経営大学院教授の鈴木健一が、アドバイザリーボードにはヤフー株式会社CSO(チーフストラテジーオフィサー) 安宅和人、東北大学大学院情報科学研究科教授 乾健太郎、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長/所長 北野宏明、東京大学大学院工学系研究科教授 松尾豊、の4氏が就任している。

「グロービスAI経営教育研究所」概要

目的

国内最大のビジネススクールであるグロービス経営大学院、企業の人材育成や組織変革など教育現場から得られる知見と、AI(人工知能)をはじめとするデジタルテクノロジーや認知科学の発展がもたらすイノベーションを統合し、次世代の経営教育モデルの研究開発を推進する。

開設

2017年2月

体制

  • 所長:鈴木健一 グロービス経営大学院 教授
  • アドバイザリーボード(五十音順、敬称略)
    • 安宅和人 ヤフー株式会社 CSO(チーフストラテジーオフィサー)
    • 乾健太郎 東北大学大学院情報科学研究科 教授
    • 北野宏明 株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長 所長
    • 松尾豊  東京大学大学院工学系研究科 教授

グロービス経営大学院 概要

グロービス経営大学院は、2003年開始のグロービス・オリジナルMBAプログラムGDBAを前身として、2006年に開学(当初は株式会社立、2008年に学校法人に変更)。

開学以来、「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力している。

東京・大阪・名古屋・仙台・福岡の5キャンパスに加え、2014年からオンラインでプログラムを提供。

2017年4月に水戸、同年10月には横浜に特設キャンパスを開設。

2009年にパートタイム英語MBAプログラム、2012年に全日制英語MBAプログラムを開始し、日本国内のみならず世界各国から留学生を招き入れている。

2017年10月には英語オンラインMBAプログラム(本科)を開講。

2006年開学当初78名だった大学院本科入学者数は、2020年4月には日本語プログラム(通学・オンライン)で1095名に達し、日本最大のビジネススクールに成長している。

グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うビジネスリーダーの育成を支援し、テクノベート時代の世界No. 1 MBAを目指していく。