ソニー株式会社(以下、ソニー)が実施している、小中高生を対象にし、ソニーのエンタテインメントとテクノロジーを活用したプログラム「エンタメのブカツ 2021」のミュージックビデオ制作部では、全国の中高生が参加して制作を進めていた、いきものがかりの楽曲『SAKURA』のミュージックビデオが完成し、いきものがかりデビュー15周年の記念の日でもある3月15日(月)に作品を公開したことを発表した。
「みんなの卒業制作物語~DOCUMENTARY OF エンタメのブカツ~」について

「ミュージックビデオ制作部」は、ソニー・ミュージックレーベルズ所属のアーティスト「いきものがかり」のデビュー曲『SAKURA』のミュージックビデオ(MV)を制作するプロジェクト。
全国の中高生から募集した、大切な人への思いを込めて『SAKURA』を歌っている歌声動画と、歌詞の一節である「君が くれし 強き あの言葉」をテーマにしたメッセージを、全国から選ばれた中高生クリエイター6名が、コロナ禍という制限された環境の中、すべてオンラインでミュージックビデオとして仕上げ、全国の中高生みんなの卒業制作としてエンタメのブカツ2021公式サイト内で発表した。
発表当日には、全国のソニーストアで開催中の『いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store』内で展示されている「エンタメのブカツ卒業制作展」を見学するためにソニーストア銀座を中高生クリエイターが訪問し、そこへいきものがかりの水野良樹さんがサプライズで登場!

完成したミュージックビデオを一緒に視聴した後、水野さんは
いきものがかりのデビュー曲である『SAKURA』が15年経って自分たちだけのものではなく、みんなの曲になったことがとても嬉しかったです。
皆さんの作品は完成しましたが、ここからが皆さんのスタート。自分だけの物語を立ち上げるのはとても難しいと思いますが、皆さんはそれをやり遂げる力を持っているので、これからもぜひ新たな物語に挑戦していってください。
という感謝と応援の言葉を中高生クリエイターに贈った。
作品を完成させた中高生クリエイターは、
自分が作品を見るだけではなく影響を与える側になる方がよほど楽しいということが分かったので、これからも映像制作に挑戦していきたいと思います。
と将来の夢を語った。
エンタメのブカツ 2021公式サイトでは、作品を完成させるまでの中高生クリエイターの奮闘の様子やインタビューを動画にまとめた「みんなの卒業制作物語~DOCUMENTARY OF エンタメのブカツ~」のEPISODE 1:制作編、EPISODE 2:完成編を公開中。
また、作品完成後に初めてリアルでの対面を果たした6名のクリエイターたちの様子や、水野良樹さんとの交流の模様をまとめたEPISODE 3を3月26日(金)に公式サイト内で公開予定。
EPISODE 1:制作編
EPISODE 2:完成編
※全国のソニーストアで開催中の『いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store』内「エンタメのブカツ卒業制作展」でも上映中。
ソニーは、今後も、クリエイティビティを育む様々な機会を提供することで、次世代を担うクリエイターの支援・育成を進めていく。
エンタメのブカツ 2021について
「エンタメのブカツ 2021」は、18歳以下の世代に向けてこれからの時代の新たなエンタテインメントを生み出す機会の創出を目的とし、ソニーのエンタテインメントやテクノロジーを活用した共創を通じて「好き」を見つける・カタチにする体験を提供するプログラムで、「Sony Creators Gate」の取り組み。
このプログラムは、中高生がAIと共創するプロジェクト「ミュージックビデオ制作部」と、小学生を対象に好奇心を刺激しクリエイティビティを育む「STEAMワークショップ部」の2つで構成される。
Sony Creators Gateについて

ソニーは、多様なバックグラウンドや経験を持ち、新しい価値を創造する人を「クリエイター」と捉えている。
そして、次世代を担うクリエイターのアイデアが世の中の人々のクリエイティビティに力を与え、新たなアイデアの創出につながることで、夢や好奇心と、感動に満ちた世界を実現できると信じている。
「Sony Creators Gate」は、次世代のクリエイターに将来的な飛躍へのきっかけとなるような刺激的な機会を提供したいという思いから、24歳以下の世代を対象とした「U24 CO-CHALLENGE 2021(ユーニジュウヨン コーチャレンジ ニーゼロニーイチ)」、18歳以下を対象とする「エンタメのブカツ 2021」、そして次の世代のクリエイティブコミュニティに向けた「trialog(トライアログ)」を実施。
また「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」や「Trojan Horse was a Unicorn」との取り組みで、その活動を海外に広げている。
ソニーのPurpose(存在意義)は、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」こと。
Sony Creators Gateの活動を通じて、次世代のクリエイターが創造力や表現力を発揮できる環境作りを支援していく。