メック、AIを活用し「真の学力」を測る新たな学力判定指標を提供開始

株式会社メック(本社:東京都千代田区/代表取締役:日高順子/以下、メック)は、長年独自に蓄積したビックデータ(模擬試験受験者と医師国家試験受験者、約45万名以上の成績データ)とAIを活用し、従来の正答率・平均点・偏差値等だけでは測れない「真の学力」を測る、新たな学力判定指標を2021年4月より提供開始することを発表した。

メックが特許を取得した技術について

メックは医師国家試験対策予備校として、国試浪人生だけでなく、現役医学部生から医師まで幅広く国試・進級・その他試験対策などのサービスを提供してきた。

その中で「模試の素点では合格できると思っていたはずの学生が不合格になる」というような現象は少なからず発生しており、これを限りなく少なくするため、今回IRT(Item Reaction Theory,項目反応理論)をベースとしてAIにより「真の学力」の指標を算出する特許を取得した会社と提携することで、より詳細な検討が可能になった。

「真の学力」とは

学力判定のためには、テストをするということが最もポピュラーな方法だが、従来のテストでは“偶然の正解”などにより、学生の持つ「真の学力」との間にどうしても誤差が生じるため、前述のような現象が起こっていた。

今回、膨大な問題1問ごとの特性と、学生ごとの学力特性という抽象的な性質を、直感的に理解できるよう視覚化することで、まずは指導側としても正確な状況把握が可能になり、より細かい分野ごとの能力評価と対策を示唆することができる。

2021年度の一部予備校学生においては、成績表にも新しい指標を明示し、これを共有できるようにするという。

IRTの解析結果をもとに問題を精査することで可能となる教材

今回の指標に基づき、対象となる集団における「理論正答率」を算出することで、結果をより正確にシミュレーションしたテストなどの教材作成ができる。

このようなテストの場合、受験者数の多い少ないにかかわらず、精度の高い学力判定が可能となる。

メックは以前から大学向けテスト作成なども請け負ってきたが、今後はより個々の大学やグループに特化した作成も可能となり、一層効果的なテスト・結果分析・対策を含むプログラムの提供なども行っていく。


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埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。