STEAM Sports Laboratory、「プログラミングを活用した戦略思考型体育 “STEAM タグラグビー」を経産省「未来の教室」EdTechライブラリーで公開

経済産業省「未来の教室」事業のもと、株式会社STEAM Sports Laboratory(代表取締役社長:山羽教文)が開発・実証を重ねてきた「プログラミングを活用した戦略思考型体育“STEAM タグラグビー”」が3月1日に、経済産業省「未来の教室」EdTechライブラリーにてリニューアルバージョンで公開されたことを発表した。

従来は小中学校の体育の授業への導入を想定していたが、今年度、大分県の複数の高校に導入され、高校生の探究教材として活用された。

小中学校に留まらず、高等学校向けの導入実績や具体的な活用事例等についても、EdTechライブラリーにて更新していく。

今後、更なるSTEAM Sports教育の普及を目指し、先生やスポーツ指導者を対象とした「STEAM Sports指導者研修」を随時実施していく予定。

STEAMタグラグビーの概要

“遊び”かつ“ゲーム”であるスポーツのワクワク感(うまくなりた、勝ちたい)を活用し、児童・生徒の「主体的・対話的で深い学び」を引き出すプログラム。

タグラグビーを起点に、算数・数学およびプログラミング学習とを相互に関連付けた“戦略志向”型の新しい体育教材である。

ゲームの戦略を立て、仲間と共有するには、全体を俯瞰し、各局面で最善の手を選択し、言語化しチームで合意形成する必要がある。

そのように児童を導くには、プレー要素(前に進む、ボールをパスする等)を数量として扱い、シミュレーションを行うことで答えを導くプログラミング的思考が役立つ。

タグラグビーと算数・数学、プログラミング的思考を交互に学ぶことで、スポーツに求められる「思考力、判断力、表現力」を高め、運動が苦手な児童でも積極的にゲームに参加し、運動や思考(算数・数学、プログラミング)への関心・意欲を高めることを目標としている。

「STEAM Sports指導者研修」について

学校体育や部活動、地域スポーツにおいても、「学びのSTEAM化」を促進すべく、STEAM Sportsのコンテンツ開発を継続するとともに、今後、指導者向けの「STEAM Sports指導者研修」を随時実施していく。

今回EdTechライブラリーに掲出された「STEAMタグラグビー」や「STEAM Sports指導者研修」に関する説明会を開催予定。

興味がある人は「STEAM Sportsサポートメンバー(無料)」に登録すると詳細が決定次第、案内が届く。

経済産業省「未来の教室」事業の概要

現代の世界共通の教育キーワードであるSTEAMは科学/Science、技術/Technology、工学/Engineering、人文社会・芸術・デザイン/Art、数学/Mathematicsの5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。

「知る」と「創る」のサイクルを生み出す分野横断的な学びであり、工業化社会での均質な労働力輩出に適合した「教科タテ割りの詰め込み勉強」から、人がAIと第四次産業革命の世紀に価値を生み出す力を養う「学際研究的で創造的な学び」へとシフトさせていく考え方である。

こうした世界的潮流の中、経済産業省では、2019年6月に「未来の教室」ビジョン※を取り纏め、「学びのSTEAM化」を今後の教育改革の重要な柱のひとつとして掲げた。

今回、「学びのSTEAM化」の拡大、普及を目指し、小学生から高校生を対象に学校現場での活用を想定した「STEAMライブラリー」(動画等の主教材と補助教材で構成。学習指導要領との紐づけや学習指導案の掲載)の公開とともに、これまでの実証事業や導入実績を掲載した「EdTechライブラリー」の全面リニューアルを実施した。