公益財団法人日本ユニセフ協会(本社:東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス、代表:赤松良子、以下ユニセフ)はユニセフ公式YouTubeチャンネル「日本ユニセフ協会 UNICEFJapanNatCom」において、『スポーツが実現する 「ごちゃまぜ」な社会』を公開したことを発表した。
YouTube番組『スポーツが実現する 「ごちゃまぜ」な社会』概要

遊びやスポーツは、子どもたちの心身の健康や発達に欠かすことのできない「子どもの権利」である。
同時に、スポーツは、持続可能な開発目標(SDGs)で掲げられた開発や平和、健康、教育、公平性、女性や若者の能力強化等の目標にも貢献する重要な鍵であるとも位置付けられている。
新型コロナウイルス感染症が世界で猛威を振るい、世界中の子どもたちがスポーツはおろか、十分な外遊びの機会さえ奪われている状況が続く中、公益財団法人 日本ユニセフ協会(会長:赤松良子)は、あらためてスポーツが持つ力を確認し、スポーツのあるべき姿を共に考える機会を、オンラインイベントなどを通じて提供している。
2月25日公開のYouTube番組『スポーツが実現する「ごちゃまぜ」な社会』では、日本障がい者サッカー連盟会長でサッカー元日本代表の北澤豪さん、フリーキャスターのジョン・カビラさん、1996年アトランタ五輪競泳日本代表(オリンピアン)でユニセフ職員の井本直歩子さんの3名がナビゲーターとなり、様々な立場でスポーツに関わる人々の話を伺いながら、スポーツの視点から、北澤さんが提唱する「「ごちゃまぜ」な社会」の現在地と未来を、視聴者と共に考える。
公開場所
ユニセフ公式YouTubeチャンネル「日本ユニセフ協会 UNICEFJapanNatCom」
収録日・場所
2021年2月10日(水)・ユニセフハウス(東京都港区)
ナビゲーター
- 日本障がい者サッカー連盟会長 北澤豪 氏
- フリーキャスター ジョン・カビラ 氏
- ユニセフ職員 井本直歩子 氏
主な内容
- オープニング
- 9:23~17:52頃 ユニセフが訴える「ごちゃまぜ」~スポーツのちから
- ビデオ出演:ユニセフ本部 ジョナサン・ヴェイチ
- 17:53~1:14:14頃 「ごちゃまぜ」の現在地
- 18:16~20:28頃 「障がい者スポーツの現状と課題」
- ビデオ 出演:スポーツ庁健康スポーツ課障害者スポーツ振興室
- 23:00~26:00頃 「アクティブ・チャイルド・プログラム」
- ビデオ出演:日本スポーツ協会
- 26:01~29:04頃 「遊び・スポーツの大切さ」ナビゲータートーク
- 29:05~34:00頃 「ユニファイド・スポーツ」
- ビデオ出演:スペシャルオリンピックス日本 理事長 有森裕子氏
- 34:01~37:15頃 『「ごちゃまぜ」だからこそ』 ナビゲータートーク
- 37:16~1:01:00頃 「企業のちから」
- ビデオ出演:NEC (日本電気株式会社)、NTT (日本電信電話株式会社)
- 1:01:01~1:14:13頃 「リスペクト。フェアー。ファン。」
- ビデオ出演:スポーツ庁長官 室伏広治 氏、日本ユニセフ協会大使 長谷部誠 氏
- 1:14:14~1:18:22頃 クロージングトーク 「ごちゃまぜ」な社会、実現するには?「ごちゃまぜ」がつくる 「ごちゃまぜ」な未来
- 1:18:23~1:20:52頃 収録を終えて(各ナビゲーターのご感想)
ユニセフ「子どもの権利とスポーツの原則」について
ユニセフと日本ユニセフ協会が2018年11月20日に発表した、スポーツにおける子どもの権利を明示するユニセフ初の文書。
すべての子どもの成長と発達を助ける機会としてのスポーツを普及し、スポーツの中で、子どもたちが暴力や身体への過度な負荷等のマイナス影響を受けることがないように、スポーツ団体、指導者、企業、学校、家庭を含めスポーツに関わるすべての関係者が協力し取り組んでいくための行動指針として作られた。
10の原則からなる「子どもの権利とスポーツの原則」全文をはじめ、スポーツ団体等が取り組み内容を確認するためのアセスメント・ツール、ポスターやチラシなどの活動ツールを掲載。