認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村久美、以下 カタリバ)は、Classi株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山﨑 昌樹)が開発・運営する教育プラットフォーム「Classi(クラッシー)」の連携サービスとして、自己探究・地域探究に特化した実践型探究学習教材「Classi×マイプロジェクトサポート」を共同で開発し、2021年4月から全国の高等学校への導入を開始することを発表した。
「Classi×マイプロジェクトサポート」とは

学習指導要領の改訂により、高等学校の「総合的な学習の時間」は、2022年度から「総合的な探究の時間」に変更され、生徒が主体的に課題を設定し、情報の収集や整理・分析をしてまとめるといった能力の育成を目的とし展開される。
「Classi×マイプロジェクトサポート」は、自己探究・地域探究を「総合的な探究の時間」の授業の一環として実現することを目指し、カタリバが2013年から展開し、高等学校向けの探究学習教材を開発・提供してきた実践型探究学習プログラム「マイプロジェクト」のノウハウを「Classi連携サービス」としてまとめた、教育現場向けの実践型探究学習教材である。
特徴
- 進路につながる「自分ごと」の課題を設定できる
- 「アクション」を伴う探究活動で資質・能力を育成できる
- Classiを通じた「振り返り」と「学びの共有」を行うことができる
「Classi×マイプロジェクトサポート」教材概要

内容
自己探究・地域探究に特化した実践型探究学習教材
対象
Classiを導入する全国の高等学校(一部中高一貫校も含む)
教材構成
探究テーマの設定から具体的なアクションまでをサポートするコンテンツ・ワークシート・動画で構成。
マイプロを「つくる」ことを支援する「体験版」、「やってみる」ことを支援する「実践版」を同時にリリース
連携サービス料金
実践版は生徒一人あたり1,540円(税込)、体験版はClassi採用校は申込不要・無料で利用可能
問い合わせ先
Classiサポートデスク(0120-755640)
※受付時間/平日8:00〜19:00、土8:00〜17:00(日曜・祝日・年末年始を除く)
※中高一貫校における中学校やClassi採用校以外で教材導入を希望する場合でも、上記まで問い合わせ。
導入(予定)校の採択理由
- カリキュラムが学校のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできるため、本校の目指す探究を実現できる(宮城県公立高校)
- 人手不足の中で探究の取り組みを汎用化できる(東京都公立高校)
- 探究活動の発表を校内に閉じるのではなく、校外にまで接続できる(愛媛県私立高校)
- 地域や中学生にとって魅力的な学校にしていくことにつながる(茨城県公立高校)
- 探究をアクションに落とし込み、成果にまでつなげることができる(長崎県私立高校)
マイプロジェクトとは
マイプロジェクトとは、身の回りの課題や関心をテーマにプロジェクトを立ち上げ、実行することを通して学ぶ、実践型探究学習プログラム。
大切にしているのは、小さくても実際に起こす「アクション」と、プロジェクトに対する「主体性」。
不確かな時代だからこそ、高校時代に正解のない問題に向き合い探究することで、未来への創造力が引き出される。
カタリバはマイプロジェクトを日本全国の高校生に広げる取り組みを行っている。