スプリックスが基礎学力を育むタブレット教材「フォレスタ学習道場」を松尾研究所との共同開発体制に移行、ほぼ全ての森塾校舎に展開拡大

森塾や自立学習REDを運営する株式会社スプリックス(本部:東京都豊島区/代表取締役社長:常石博之、以下スプリックス)は、基礎学力の育成を目指すタブレット教材である「フォレスタ学習道場」について、株式会社松尾研究所との共同開発体制に移行したことを発表した。

「フォレスタ学習道場」概要

フォレスタ学習道場は、基礎学力の育成に特化したタブレット教材です。タブレットに直接書き込むスタイルで、正誤判定の機能も搭載されているため、学習はタブレットだけで完結する。

フォレスタ学習道場が持つ豊富な学習ログデータに最先端のAI技術を活用することで、一人ひとりに最適な学習カリキュラムを提供する。

共同開発の実業務は、東京大学大学院工学系研究科の松尾研究室の成果活用型企業である株式会社松尾研究所が担う。

本共同開発にあわせ、これまで森塾の一部校舎に限定していた「フォレスタ学習道場」の展開を今春以降、スプリックスが運営するほぼ全ての森塾校舎に拡大する。

スプリックスは昨年、子ども達の学力の根底を成す基礎学力について、その研究および開発を積極的に推進すべく「スプリックス基礎学力研究所」を新設した。

基礎学力を定着させるためには、基礎学力を正しく評価すること、そして着実に育成すること、が不可欠と考える中、評価するプロダクトとして「国際基礎学力検定TOFAS」をリリース。

育成を担うプロダクトが「フォレスタ学習道場」である。

森塾での「フォレスタ学習道場」の成果を踏まえながら、今後は全国の学習塾や習い事事業者へのプロダクト提供も含め、さらなる広域的な展開を視野に入れていく。

特徴

①基礎学力の育成に特化した学習ができる

あらゆる学力の土台となる基礎学力がなければ、応用力などを身につけることができない。

フォレスタ学習道場では、算数・数学の「計算」、国語の「漢字・語い」、英語の「英単語」、これらの基礎に特化し、無学年式で学習することができる。

いずれの科目も中学生までの範囲を網羅している。

②一人ひとりに最適化されたカリキュラムで効率よく身につく

学習をスタートする際にテストを行い、その正誤結果から一人ひとりに最適な学習開始地点をフォレスタ学習道場が自動的に判定。

学習開始後は、学習履歴データの分析によりそれぞれにあった学習カリキュラムを提供するため、あらゆる学力レベルにおいて最も効率的に基礎学力を身につけることができる。

③家庭・学習塾の場所を問わず自分のペースで進められる

学習する環境を問わず、フォレスタ学習道場はタブレットが最適な学習カリキュラムを自動的に提供する。

学習内容、学習方法が変わらないため、子どもたちは家庭においても学習塾との切れ目なく、自分のペースでどんどんと先に進むことができる。

高いモチベーションをキープしたまま学習することで、学習習慣が身につく。

東京大学大学院工学系研究科 松尾豊教授からのコメント

スプリックスとの共同開発の目的は、学習者の「基礎学力」定着のための最適なアルゴリズムを構築することにあります。豊富な学習ログデータを持つ「フォレスタ学習道場」の特性を活かし、学習者の実学年や学習レベル、正答率等の「学習者の特徴量」と、漢字の画数や部首、正誤データ等「学習内容の特徴量」、この両軸からスパイラル(再学習)のタイミングを最適化するモデルの開発を進めています。

さらには、ディープラーニングの技術を活用することで「筆跡データ」を組み込んだモデルの効果検証を進めています。これにより、書いている途中どこで間違えたかといった時間軸を含めた情報、「点の打ち忘れ」や「部首の混同」といった学習者特有の情報など、単純な統計量では表現されない学習データが活用され、学習者一人ひとりに対するより最適なアルゴリズムの構築を目指しております。

株式会社松尾研究所は、「知能を創り、未来を拓く」をビジョンに掲げる松尾研究室に伴走する形で、企業のサービス開発に価値をもたせ、それが企業の収益に貢献することを目指して、活動をしております。日本の最先端の「人工知能」技術と、基礎学力の育成を目指す「教育コンテンツ」の有機的な融合により、多くの学習者に対し新たな価値を提供すべく開発を進めていきます。