日本人女性起業家が米国で開発したグローバルSTEAM教材「InterEd」が日本上陸、クラーク記念国際高校の4キャンパスにて導入

株式会社グローバルステージ(本社:愛知県名古屋市、CEO 大洲紗織)は、関連会社であるGlobal Stage USA Inc.が米国・シリコンバレーにて開発したグローバル教育とSTEAM教育、ソーシャルアントレプレナーシップ教育の3つを融合させたオンライン探究型学習プラットフォーム「InterEd」のベータ版をリリースしたことを発表した。

また、このプラットフォームが、学校法人創志学園クラーク記念国際高等学校のグローバル探求学習プログラムの一環として試験的に採用され、2021年2月より利用開始されることを発表した。

「InterEd」概要

InterEdは、テスラ社のイーロン・マスクのような国際的な社会課題解決に挑むグローバルイノベーター(起業家等)へのインタビュー動画を用いて、グローバルコンピテンス(グローバル対応力)※1、STEAM教育※2、起業家精神を身につけられるオンライン教材プラットフォーム。

クラウド型LMS(ラーニングマネジメントシステム:学習管理システム)に搭載されている教材を活用し、オンラインあるいは教室で、どこでも簡単に探究型学習を進めることができる。

※1:グローバルコンピテンス(Global Competence)とは、「グローバルな課題の重要性を理解し、行動するために必要な多元的な知識、スキル、行動様式、価値観」を指し、OECD(経済協力開発機構)が実施するPISA2018でも調査が開始され、米国をはじめ世界各国で注目が集まっている国際教育指標の一つ。

※2:STEAMとは、“Science”(科学)、”Technology”(技術)、”Engineering”(工学)、”Mathematics”(数学)、”Art”(芸術)の頭文字をとった単語。これらの教育分野の総称。理数系の科目や芸術領域に力を入れることで将来的に活躍できる人材を育てられると言われている。

InterEdの創設者である大洲紗織氏コメント

世界的な教育の潮流のキーワードは、STEAMとグローバル化への対応です。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって海外留学や探究型学習の機会は失われ、オンライン教育は急速に広まるものの、対面型授業と比較してエンゲージメントの低下が問題となっています。そこで、InterEdではどのような不確実な状況下でも学生が意欲的に取り組める、指導要領に沿ったグローバル探究学習を提供することを目指し、プログラムを開発しました。

最大の特長は世界で活躍する社会課題に挑むテクノロジー起業家のストーリーを活用したプロジェクト型学習であることです。ストーリー仕立てにすることで、学生の好奇心が高まり、情報を記憶しやすくしたり、抽象概念を具体化するなどの効果のほか、エンゲージメントも高まります。

なお、2020年秋に当社が全米で実施したパイロットプログラムでは、参加した中学校教師のプログラム継続意向は100%であり、62%の生徒が大変満足あるいは満足と回答した。

海洋プラスチックから植物肉まで、世界的な社会問題を解決する新たなトピックを学んだと83%の生徒が回答している。

学校法人創志学園クラーク記念国際高等学校の業務推進部教務開発課 課長である田中靖夫氏コメント

生徒たちが生涯を通して能動的に学びを深め続けられる能力を身につけることは、これからの時代において必要不可欠なことです。

このことは、本校の教育活動においても大きな課題の1つですが、InterEdのSTEAM教育プログラムを通じて、生徒たちがグローバルに活躍されている方々とのつながりを感じ、一生使えるスキルとしての非認知能力を身につけられる教育が展開できればと考えています。

InterEdは今後、日本および米国をはじめとする中等・高等教育において教育者および教育機関に対して実社会に即したSTEAMスキルやグローバルコンピテンスを育む教育教材を提供し、グローバル化社会の中で自立して生き抜くことができる、未来を変える「チェンジメーカー(変革者)」人材の輩出に尽力していく。

特長

1.グローバルコンピテンスとSDGsで未来のチェンジメーカーを育成

OECD(経済協力開発機構)も採用するグローバルコンピテンスのフレームワークおよび国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)をプログラムに含め、グローバル課題に意識を持ち、挑戦し、創造的な未来を切り拓くチェンジメーカーを育成するプログラム。

2.世界で活躍するテクノロジー起業家のストーリーを軸とした教科横断型STEAM実践学習

各授業ユニットでSTEAMのスキルやテクノロジーを活用して社会課題に取り組むグローバルで活躍するテクノロジー起業家のストーリーに焦点を当てて、学生の好奇心を高めながら教科横断型、かつ、将来の進路やキャリアにつながる実践的な学習を実現。

3.全米で採用されているSTEAM教育の指導要領NGSS等に準拠した探究とプロジェクト型学習

全米で広く採用されているNGSS(次世代科学基準)に準拠した形で実社会の課題を探究し、解決策をプレゼンテーションする探究学習の要素が含まれたプロジェクト型学習。