地元学生へのIT教育支援・キャリア育成を通じ地元企業のDXに貢献する「Do-oR Project」熊本県人吉市に新たに拠点を開設

株式会社iTAN(名称:イタン 本社:東京都台東区、代表取締役 倉田峻良)は、地元学生へのIT教育支援・キャリア育成を通じ地元企業のDXに貢献する「Do-oR Project(ドアプロジェクト)」の実装に向け、熊本県人吉市に新たに拠点を開設することを発表した。

Do-oR Projectとは

スマートフォンアプリ開発サービス「iSIN」を提供する株式会社iTAN(イタン)は、2021年2月19日に新拠点開設における立地協定を熊本県人吉市と締結する。

新たに開設する熊本拠点では、「Do-oR Project(ドアプロジェクト)」と称する、地元の学生と企業が繋がりあいながら、地域から新たな事業を創出するプログラムを展開する。

「Do-oR Project」では、地元の学生に無料で学べるIT教育プラットフォームを提供し、未来のエンジニア育成を行いながら、同時に九州および地元企業のDX化を進める開発業務などに携わってもらう。

地元の学生が主体となり、地域や地元企業とつながりをもちながらIT業務に関わっていくことで、今住んでいるエリアや地元企業の良さを知る機会をつくり、地元への価値貢献、卒業後の就職につなげていき、若者が活躍できるエリアづくりをしていく。

ITスキルを身につけた学生が、企業とともに地域全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するプロジェクト。

運営者であるiTANは、国内のローカルエリア(地方)の学生に無料で学べるIT教育プログラムを提供し、社会人と同じ環境に身を置かせて、エンジニアとして案件を任されるレベルに引き上げていく。

これらの教育プログラムは、すでに東京理科大学発のベンチャー企業で教育プラグインをもつ株式会社Shinonome(本社:東京都千代田区、代表取締役 種市隼兵)と業務提携のもと、実装していく。

ITスキルを身に着けた学生は、主に地元企業の開発案件に関わり、実務経験を積んでいく。

「Do-oR Project」を始動する、第一号の拠点として熊本県人吉市が選ばれた。

Do-oR Projectは、学ぶ意欲のある学生であれば文系や理系問わず誰でも所属することができ、学生は技術的・社会的な力を磨きながら実践的なスキルアップが望めるだけでなく、それらの成果に見合う金銭的報酬も得ることができる。

自治体などの地域や地元企業にとっては、ITツールを使った業務改善やシステム開発、事業の運用等を始め、広報や採用すべてに繋げることができる。

地元出身の学生はもちろん、進学を機にこのエリアに訪れた学生たちを将来的な社員候補として接点をもつことができ、地元企業の人材強化および若手人材の定着につなげていく。

Do-oR Projectの目的

2030年には国内で79万人のITエンジニアが不足すると言われているなか、地方学生は実社会で使われるテクノロジーに触れ、また学ぶ機会がとても少ない現状がある。

東京都内では、大手IT企業やWebベンチャー企業でのインターンシップやプログラミングスクールによる学びを得る学生も多い中、地方の学生にはそういったチャンスが生まれにくいという地域間格差を埋めるべく、まずは九州エリア(熊本県内)に住む学生に対し、ITを学べる教育プラグインを無償で提供し、学生のレベルの底上げを図る。

Do-oR Projectでは、

  1. 学生に対して
  2. 地域、企業に対して

の2方向から、プロジェクトに参画する全員で、地域課題・社会課題の解決に導く。

1については、ITを学ぶ学生コミュニティをつくり、「学生が学生に教える」「企業の課題をITツールを利用した解決に導く」「学生たちでアイデアをサービスに変えていく」状態をつくる。

IT教育プラグインの利用はもちろん、顧問やメンターとなる社会人がこの組織の成長を支え、企業の案件に対して高クオリティの納品レベルを保つ。

2については、国内初・世界初と呼ばれるような取り組みを地場の企業や地域(自治体、学校、公共機関など)とともにつくっていける状態をつくる。

学生のIT教育を進める上で、地元の人々の協力を得ながら、“学んだことを実践する場”として、実証の機会を提供いただけるよう連携していく。

学生と一緒に、企業・エリアの課題を解決するソリューションを考え、行動することで、一緒になってエコシステム構築を行っていく。

学生のIT教育コミュニティ<PlayGround>について

Google Classroom で管理し、基礎学習を含めた全19教材を提供

Do-oR Projectを成功に導くためには、学生の急速な成長が欠かせない。

そのために利用するのが、Shinonome社がもつIT教育支援コミュニティ「PlayGround(プレイグラウンド)」である。

PlayGroundは、学生であればエリアに問わず参加できる実践型のコミュニティ。

参加後すぐはしっかり学習の時間を設け、成長に応じて企業の案件にコミットされていく仕組みができており、すでに全国の3大学でも導入されている。

導入時の教育では、PCの基本コマンド、操作方法といった初歩的なところから、モバイルアプリ開発の基礎知識、ブロックチェーンの基礎や機械学習の基礎などの技術的な知識を習得し、論理的思考や仕事の取り組み方といった社会で通用する思考法も学ぶ。

基礎が習得できた状態になった段階で、企業の開発案件に携わることができる。

IT企業が4年かけて新人教育を行うところを、大学の4年間で実践を積むため、大学を卒業する頃には、開発会社で4年間の経験を積んだ実務経験者と同レベルの水準になっている。

IT教育システム「Play Ground」の特長

ワークマネジメントツールで活動時間を管理
  • 文系や理系に関わらず、またプログラミングの基礎知識の有無に関わらず導入可
  • 社会人メンターがついており、学生の育成の仕組み開発の担保ができている
  • 学習プログラムは常時最新のものに更新され、トレンドを取り入れた開発が行える

これまでの実績としては、株式会社エイチ・アイ・エスの非対面式コミュニケーションツールの開発や株式会社 BackCastの若手創業者向けのビジネスマッチングサービスなどを行っている。

株式会社iTAN 代表取締役 倉田峻良氏のコメント

「学生のIT教育を通じて、地域のIT化を推し進めたい」

未来の当たり前を作り出すのは若者です。しかし、地方在住の学生は首都圏の学生に比べて、実社会で強く求められているITやテクノロジーに触れ、学ぶ機会が少ないと聞きます。

そんな地域間で起こりうるギャップを埋めるべく、Shinonome社の教育プラグインを用いたIT格差の是正に取り組みたいと考えました。地方在住の学生にIT教育を学ぶ機会を無償で提供し、学生と地方が一体となり、「未来の当たり前を新しく作り出していきたい」という想いで構想したのが、Do-oR Projectです。

数ある地域の中で、本プロジェクトにもっとも共感いただけた熊本県人吉市に拠点を新たに立地し、エリアの方々と一緒になってプロジェクトを盛り上げ、九州全域に活動を広げていきたいと考えています。最終的にはシステム開発に限定せず、学生自らが営業・デザイン・開発・総務など、組織運営のすべてを推進し、国内外初の取り組みやサービスの創出を、自治体や地元の企業の皆さまと一緒に共創する状態を目指します。