ガイアックス、島根県立隠岐島前高校の生徒を対象に起業家育成プログラム「ガイアックス起業ゼミ」を実施

株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775、以下ガイアックス)の新規事業創出・育成組織スタートアップスタジオは2月26日(金)から、地域課題解決型の探究学習などに力を入れる島根県立隠岐島前高等学校(島根県隠岐郡海士町、校長:井筒秀明)の生徒を対象に、起業家育成プログラム「ガイアックス起業ゼミ」を実施することを発表した。

一般財団法人島前ふるさと魅力化財団が推進する隠岐島前教育魅力化プロジェクトの一環で、同校生徒の8割弱が通う島唯一の公立塾「隠岐國学習センター」で行われる。

同校の生徒を対象に連続した起業家育成プログラムを実施するのは初めて。

ゼミは3月14日までの全3回。

すべてオンラインで開催し、初回の26日は事業アイデアの出し方をレクチャー、グループワークを行う様子をメディアに公開する。

初日と最終回の審査には同校で島留学中、限界集落を再生ではなく「終活」の視点で語り合うNPO法人を起業した前田陽汰さん(19才、慶應義塾大学総合政策学部2年)が参加、先輩起業家としてアドバイスする。

ガイアックススタートアップスタジオではこれまでも、学生向けの起業イベントや起業教育を多数開催。

高校生からビジネスに触れる機会を増やすことで、起業を含め将来の働き方の選択肢を広げ、若手起業家の卵を育成することを目指す。

「起業ゼミ」の概要

開催日程

2021年2月26日(金)〜同3月14日(日)

対象

島根県立隠岐島前高等学校の生徒(16名)

講師

起業家へのアドバイスや投資判断を担当しているスタートアップスタジオ責任者、スタートアップスタジオ所属の起業家及びスタッフ

スケジュール(予定)

日程 場所(実施方法) 授業内容
2月26日(金)
19:30~22:00
オンライン
(Zoom)
①「キックオフ&レクチャー」
・起業ゼミについての説明
・隠岐島前高校出身起業家の登壇
・アイディエーション
・リーンキャンバス・事業検証方法
2月27日(土)
11:00~14:00
オンライン
(Zoom)
補習(ヒアリングについてわからないことを
スタジオスタッフに質問)
3月5日(金)
19:30~22:00
オンライン
(Zoom)
②「事業検証フィードバック &
プレゼンレクチャー」
・1週間の事業検証結果に対してフィードバック
・審査に向けたプレゼンテーションのレクチャー
3月14日(日)
13:00~17:00
隠岐國学習センター
(オンラインで
ハイブリッド)
③「プレゼンテーション&審査」
・10分間のプレゼンテーション(質疑応答込み)
・審査(スタートアップスタジオ支援賞)

開催の狙いや展望ついてコメント

ガイアックス技術本部長/スタートアップスタジオ責任者・佐々木 喜徳氏

スタートアップ事業を生み出すためには独創的な社会課題や事業アイデアが必要不可欠です。地域創生など、課外活動やグローバル感覚の強い隠岐島前高校の生徒が集まる魅力化財団のプロジェクトと一緒に実施することでとても有意義なゼミになると確信しています。

今回の取り組みをきっかけに継続的にプロジェクトを発展させていくことで、「島起業」というブランドにまで進化させられるのではとワクワクしています。

隠岐島前教育魅力化プロジェクト/プロジェクトリーダーの大野佳祐氏

起業家精神は「ない」から生まれることが多いのではないかと思います。その意味で「ないものだらけ」の隠岐島前地域は起業家精神を育むのに最適な場と言えます。

今回、ガイアックス社のスタートアップスタジオと隠岐國学習センターがタイアップし、系統立てた起業家育成プログラムを展開できることは、生徒たちにとってはもちろん、島の大人たちにとっても刺激的で有意義であると確信します。卒業生で起業家の前田陽汰が生徒たちに関わってくれることも私たちにとって嬉しいニュースです。

隠岐島前高校出身起業家の前田氏

私は島前高校を卒業する直前にNPO法人を起業しました。島前で生活するなかで感じた違和感が今の事業の種になっています。

島という環境は不利なようで、未来の日本の縮図です。後輩たちの創る事業が未来を変える可能性も大いにあります。志を果たす一つの手段として一緒に起業を学べたらと思います。

島根県立隠岐島前高等学校とは

日本海に浮かぶ隠岐諸島のうち、本土からフェリーで3時間の海士町にある島根県立隠岐島前高校は、島前地域唯一の高校。

約10年前、廃校の危機にさらされたところから地域を挙げて高校の魅力化に着手した。

全国から生徒を募集する「島留学」を導入し累計200人以上の高校生を他地域から受け入れ、自分たちにできるレベルから地域課題解決を考えていく実践型の探究学習を展開。

その後、生徒数は増加し2008年度には89人だった全校生徒数が、2020年度には160人にV字回復し、地域が活気を取り戻したことで今では全国から多くの視察者が訪れている。

ガイアックススタートアップスタジオについて

「人と人をつなげる」をミッションとして掲げているガイアックスでは、AirbnbやUberなどに代表されるようなシェアリングエコノミー(CtoC)事業の新規立ち上げに注力している。

この分野で新しい未来を創りたい人を支援し、初期の事業検証から出資後のハンズオン支援までおこなう組織が「Gaiax STARTUP STUDIO」。

ガイアックスのスタートアップスタジオは、リーンスタートアップをベースとして以下の特徴を持つ。

  • 中学生以上の若手に特化
  • 直近半年にスタートしたファウンダーの8割が、現役学生〜新卒3年目
  • 超シード期からの支援
  • 事業プランがまだ定まっていなくとも、有給インターンをしながら、事業アイデア探し〜初期検証が可能
  • ファウンダーは社外と社内のハイブリッド型社外からのファウンダー採用だけでなく、ガイアックスの社員もファウンダー対象。社内人材の場合、何度もトライする中で、成功確度を上げられる

これまでの起業教育と創業支援の実績

ガイアックススタートアップは昨年度より、私立中高一貫校・ドルトン東京学園(東京都調布市)の中等部や都立千早高等学校にて「起業ゼミ」を実施。

ドルトン東京学園では優秀な事業アイデアを発表した中学生3名にそれぞれ5万円の事業検証費用を贈呈した。

またスタジオとしては農業人材のシェアリングを行う「株式会社シェアグリ」や、あこがれのタレントからパーソナルビデオメッセージが届く「株式会社オクリー」など過去11件の創業を支援。

これまで約300件のアドバイスをしてきた。