DIVE INTO CODEとNPO法人Stand with Syria Japanが提携、トルコ在住のシリア難民にプログラミング学習機会を提供へ

世界トップレベルのエンジニア輩出を目指すエンジニアスクールを運営している株式会社DIVE INTO CODE(所在地:東京都渋谷区、代表:野呂 浩良、以下DIVE INTO CODE)は、特定非営利活動法人Stand with Syria Japan(所在地:東京都新宿区、代表:山田 一竹、読み方:スタンドウィズシリアジャパン、以下SSJ)と提携し、トルコ在住のシリア難民にプログラミング学習の機会を提供し、雇用創出目指すことを発表した。

DIVE INTO CODEとしては初めてのトルコ共和国への事業展開となる。

DIVE INTO CODEとSSJ 提携概要

SSJは、死者50万人 愛する家を追われた人1,300万人を生んだ「この地球上の地獄(Hell on Earth)」と称されるシリア危機を生きる最も抑圧された人びとの目線に立ち、彼らの存在に光を当てることをミッションに活動をしているNPO法人である。

トルコ在住のシリア難民エンジニア100名を対象としたSSJの調査では、最終学歴が大卒であり、卒業学部が情報学を専攻しているエンジニアが70%を超えているにも関わらず、596,000人のシリア難民エンジニア(ソフトウェア、ハードウェア含む)が正規の仕事を得られていないことを課題に感じていたという。

図1:シリア難民のうち、トルコ在住のエンジニア100名を対象としたスキル調査結果

図2:シリア難民のうち、トルコ在住のエンジニア100名を対象としたエンジニアスキル

そこで、彼らを対象としたプログラミング教育事業と雇用のマッチングの機会を共に創出することを目指し、海外でのIT教育の実績があるDIVE INTO CODEと提携することとなった。

提携内容

この提携を通じて、第一段階として2021年夏に難民向けのプログラミングスクールの開講を目指し、SSJは就業マナーとトルコ語の教育を、DIVE INTO CODEはWebエンジニアコース、機械学習エンジニアコースを提供する。

第二段階としては、日本企業やトルコ現地企業のシステム開発(RPA開発、Web制作など)や日本からのBPOを通じて就業機会の創出を目指す。

例えば、高付加価値なAIプロジェクトに不可欠なアノテーション事業や、トルコとの6時間の時差を生かした遠隔トラブルシューティング事業の展開を想定している。

図3:AIプロジェクトにおけるアノテーション事業イメージ

図4:遠隔トラブルシューティング事業イメージ

DIVE INTO CODEでは、今後も「国境も年齢も関係なくすべての人がテクノロジーを武器にして活躍できる社会をつくること」を達成するために、アフリカをはじめとした海外のパートナー企業との提携を進めていく。

提携にあたって両代表者からのコメント

株式会社DIVE INTO CODE 代表取締役 野呂 浩良士より

DIVE INTO CODE の最終目的は、すべての人がテクノロジーを武器にして活躍できる社会をつくることです。この「すべての人」という言葉には、“自分からチャレンジをしようと決意したすべての人“という意味が込められています。

この度、スタンドアップウィズシリアジャパン様に私たちが日本で創り上げてきたプロのエンジニア育成教材を活用いただけることを嬉しく思います。私たちの教材はすでに英語やアラビア語に翻訳されており、中東の現地受講生がすぐにでも受講を開始できるものです。

スタンドアップウィズシリアジャパン様を通して、逆境に直面した難民の方々へ、未来へのチャレンジの希望の架け橋となることを目指します。

NPO法人スタンドウィズシリアジャパン 副理事長 山澤 宗市氏より

これまでシリア専門NPOとして活動してくる中で、今世紀最大の人道危機と称されるシリア紛争は私たち日本人では決して想像のつかないような非常に過酷な環境であるということを感じてきたと同時に、そこを生き抜くシリア人の持つ大きなポテンシャルを感じてきました。

才能があり、私たちと何も変わらない同じ人間である彼ら/彼女らには、上からの一方的な継続的な援助に留まらず、最終的に自立することを目指した支援ができるのはないかと感じるようになり、シリア難民エンジニア支援事業はこうした想いから始まりました。

DIVE INTO CODE様と共にチャレンジをしようと決意をしたシリア人が活躍できる環境を作れることを非常に嬉しく思います。