スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下 スタディプラス)は、生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School 」と、株式会社KEC Miriz(本社:大阪府大阪市 代表取締役会長:小椋 義則、以下 KEC Miriz )が提供する、教育機関向けオンライン英会話「CHATTY」との提携を決定したことを発表した。
今回の提携を通して、生徒の「CHATTY」での学習履歴や成績情報が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになる。
「Studyplus for School SYNC」と「CHATTY」の連携概要

今回の「CHATTY」との連携によって、「CHATTY」での学習履歴や演習の成績情報が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになる。
また、生徒が学習管理SNS「Studyplus」を用いて自宅学習を含め学習進捗を記録することにより、先生は生徒の学習状況を容易に把握することができる。
また、生徒の学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正なども、オンラインで出来るようになる。
これによって、「CHATTY」導入校の先生の学習管理業務の負担が軽減されるとともに、先生が生徒の学習の定着をより効果的に実現できるようになる。
今回発表した提携に基づく、「Studyplus for School SYNC」と「CHATTY」のデータ連携の開始は、2021年中を予定している。
業務提携の背景

スタディプラスとKEC Mirizは、学習塾における先生の効果的な学習管理をサポートすることを目的として、2021年1月に業務提携契約を締結。
KEC Mirizが提供する「CHATTY」は、小学3年生~中学3年生を対象に、1回25分間で英語のネイティヴ講師とのマンツーマンレッスンを提供するオンライン英会話サービスである。
小学生向けの「小学英語準拠型」や中学生向けの「中学英語準拠型」から、「レベル別英会話特化型」「英検二次対策レッスン」「入試対策レッスン」など、各学年やレベルごとに合わせて独自に開発したオリジナルテキストが用意されている。
一方で、現在学習塾では映像授業を含め複数のデジタル教材、紙教材を併用することが多く、先生による生徒の学習進捗管理は煩雑になってしまうという一面もある。
今回の「CHATTY」と「Studyplus for School」の連携により、「CHATTY」の学習履歴や成績情報が自動で「Studyplus for School」に入ってくるだけでなく、デジタル教材・紙教材に限らず複数の教材の学習進捗の管理が「Studyplus for School」で可能になる。
教育機関向けオンライン英会話「CHATTY」 概要
KEC Mirizが提供する「CHATTY」は、小学3年生~中学3年生を対象に、1回25分間で英語のネイティヴ講師とのマンツーマンレッスンを提供するオンライン英会話サービス。
小学生向けの「小学英語準拠型」や中学生向けの「中学英語準拠型」から、「レベル別英会話特化型」「英検二次対策レッスン」「入試対策レッスン」など、各学年やレベルごとに合わせて独自に開発したオリジナルテキストが用意されている。
学期に一度のレベルチェックテスト&面談で、保護者にとって子どもの成長が見やすいのも特徴。
「Studyplus for School SYNC」概要

「Studyplus for School SYNC(シンク)」は、デジタル教材と「Studyplus for School」のデータ連携を可能にするため、事業者向けに提供されるAPI。
デジタル教材の利用・進捗状況といった学習データを「Studyplus for School」に集約することにより、先生の管理業務を軽減するとともに、紙・デジタルといった教材の種類にとらわれず生徒の学習データを容易に収集・分析することが可能になる。
昨今、学習塾をはじめとする教育現場では、人材不足を背景に、動画教材・AI教材といったデジタル教材が定着し始めており、複数のデジタル教材を利用する事例も出てきている。
デジタル教材によって、学習の指導経験者が豊富でなくとも教室運営が可能になり、また、先生は生徒の学習モチベーション向上のためのコーチング、学習管理、コミュニケーションに時間をかけることが出来る。
一方で、デジタル教材を複数利用することにより、生徒のデジタル教材の利用・進捗状況を把握する管理業務が煩雑になるという課題が出てきている。
そういった課題を、「Studyplus for School SYNC」を通して解決していく。