Irohakids、おうちで先生と繋がれるオンライン制作プログラム「創いろ」をリリース

2名の保育士によって2020年の7月に設立された株式会社Irohakids(本社:東京都江東区、代表取締役大久保遥)は、コロナ禍で保育所や幼稚園、学校に行けない子どもたちや医療的ケア児、また発達障害で外出が難しい子どもたちに向けた「#全ての子どもたちに先生を」を掲げ、日本初となる実際の保育士とリアルタイムでつながることのできるオンライン制作プログラム「創いろ(つくいろ)」を正式リリースすることを発表した。

オンライン制作プログラム「創いろ(つくいろ)」概要

リリースの背景

Irohakidsは児童発達支援施設設立のために2020年7月22日に設立。

しかし現在のコロナ禍で予定が遅れ、設立が最短でも4ヶ月遅れることとなってしった。

その間にたくさんの保護者から施設について問い合わせがあり、定員10人の施設はすぐにいっぱいになってしまう、もっと広く保育を届けるためにはどうしたら良いかと考え、幼稚園教諭としてのキャリアを活かしできることとして「オンライン制作プログラム創いろ」を考案したという。

背景としては、この状況下で外出もしにくい中、子どもたちの限りある時間の中でのおうちでできる最大限の経験をして欲しいと考えたから。

そしてこのプログラムを作り始めてから、発達障害があるがために家から出られない子ども、医療的ケアがあるために保育所や幼稚園を断られる子どもたちの存在を知ったという。

医療的ケア児は年々増加しているが、受け入れる保育所や幼稚園もまだ少ない状況で小学校に行くまで自宅で親子のみで過ごす家庭も多いようだ。

そのような保育に繋がれていない子ども達にも、コロナ禍でおうちの中だけで遊びが広がらない子ども達にも、Irohakidsのプログラムが届くよう、今回正式にリリースをする運びとなった。

Irohakidsでは現在、制作だけでなく本物の野菜を使った体験できて食べられるキット「食いろ」や事業所向けオンライン制作サービスの「創いろプラス」など、さまざまなキットを開発している。

このような状況下でも子ども達の経験を保証し、おうちでの最大限の体験を届けていく。

また、この創いろというプログラムを通じて、障がいなどの理由で家から出られない子どもたちの存在を様々な人に知ってもらうきっかけになればと考えているという。

利用の流れ

プログラムへの参加は、まず家族より株式会社IrohakidsのHP、各SNS(InstagramFacebook)へのDM、またはPeatixなどの外部決済用サイトより申し込みが必要。

その際住所や子どもの年齢や状況などをヒアリング。

その後翌月に2回分の制作キットが自宅に届く。

オンライン配信は現在、第2、第3日曜日の10:30〜にミーティングアプリケーションZOOMを使用して行われている(今後クラスを増やしていく予定)。

参加方法

キット内に同封されている案内に沿って参加。

また、オンライン参加は必須ではなく、参加できない場合は同封されている説明書に沿って親子で制作を楽しむこともできる。

オンライン配信は30分程度で制作をする以外にも、保育士による絵本や手遊び、季節のお話があり制作終了後、希望者は保育士にその場で育児の相談をすることも可能。

これにより家にいながら、子どもも保護者も保育者と繋がることができ、オンライン上の「クラス」としての役割を担うことができる。

制作で季節感を味わうことはもちろん、のりやはさみを使うことで指先のトレーニングになり「参加回数を重ねるごとに使い方が上手になった!」という家族からの意見もあるという。

また、保育者と繋がることで家庭での遊びに広げることができ、コロナ禍での家で過ごす時間を有効に使うことができる。

実際に参加した家族からは、「同じくらいの年齢の子がどれくらいできるのか、他のご家庭の様子が見られてよかった」などのなかなか見ることのできない、他の子どもの様子をオンライン上で見ることができることもメリットだと考えられる。

また、発達障害等で大きい声が出てしまったり激しく走り回ってしまう子どもでも、「ミュートで参加できるので他の方に迷惑がかからなくて安心して参加できる」という意見が寄せられている。

これにより、保育園や幼稚園を何らかの理由で入れないご家族であっても保育者と繋がり、「孤育て」の防止にも繋がると考えられる。

このキットの製作は、保育士が考案しているが、パッケージの製作過程やパッキング作業などは、実際に発達障害の子を持つお母さんたちに手伝ってもらっている。

子どもの体調に変化があっても作業自体は自宅でもできるので雇用を生むことも繋がっているという。

価格

月額1500円(税込)

※月2回(2種類)の制作キットの発送、2回のオンライン配信

対象

未就学児/学校に行くことが難しい児童