社会人向けオンライン学習サービス『Schoo』を運営する株式会社Schoo(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:森 健志郎)は、オンライン学習経験者206名に聞いた、コロナ禍での大人の学びと意識の変化についてのアンケートを実施し、調査レポートとして発表した。
コロナ禍での大人の学びと意識の変化についてのアンケート結果

サマリー
- 「コロナ禍になり、自由時間が増えた」と回答したのは約60%で、若年層ほどこの傾向が高かった
- 「コロナ禍になり、学ぶ時間が増えた」と回答したのは約65%で、若年層ほどこの傾向が高かった。
- 「コロナ禍になり、オンライン学習の抵抗感が減った」と回答したのは約63%、「コロナ禍になり、オンライン学習を利用したいという気持ちが高まった」と回答したのは約60%だった。若年層にこの傾向が高く、若年層を中心に大人の教育のデジタルシフトが進んでいる、とSchooは推察する。
「コロナ禍になり、自由時間が増えた」と回答したのは約60%

1.「コロナ禍になり、自由時間が増えた」との質問に対し、回答者206名の57.7%が「増えた・やや増えた」と回答。

年齢別で見ると、最も「時間が増えた」と思っているのは20〜29歳で、40歳以上の回答者は「時間が増えていない」と思っている人が多い結果になり、年代によって可処分時間に対する意識の変化が明らかになった。
Schooとしては、コロナ禍で在宅勤務に移行したと思われる人が、リモートワークによるマネジメントの複雑さやテキストコミュニケーションの増加により、今まで以上に業務時間が増加したり、子育て世代の在宅勤務と育児との両立が難しかったりといったことが要因の一つと推察している。
「コロナ禍になり、学ぶ時間が増えた」と回答したのは約65%

2.「コロナ禍になり、学ぶ時間が増えた」との質問に対し、回答者206名の65.1%が「増えた・やや増えた」と回答。

年齢別で見ると、結果1と同様、20〜29歳が最も「学ぶ時間が増えた」と思っており、年齢が高くなるにつれて減少傾向となった。
「コロナ禍になり、オンライン学習の抵抗感が減った」と回答したのは約63%


3.「コロナ禍になり、オンライン学習サービスへの抵抗感は減った」との質問に対し、回答者206名の63.1%が「減った・やや減った」と回答。


また、「コロナ禍になり、オンライン学習サービスを利用したいという気持ちが高まった」との質問に対し、回答者206名の60.2%が「高まった・やや高まった」と回答した。
特に若年層に「オンライン学習を利用したい」との回答が多く、若年層を中心に大人の教育のデジタルシフトが進んでいると考えられる。
調査概要
調査対象期間
2020年11月
調査方法
Webアンケート調査(インテージ調査)
調査対象
全国20代〜50代の男女でオンライン学習経験者206名