ミャンマー人が日本語を無料で学習できるサービス「MJ Space」利用者数40,000人を突破

2020年12月23日(水)、ミャンマー政府認定No.1人材送り出し機関、ミャンマー・ユニティ(日本駐在事務所:東京都千代田区、最高顧問:北中彰)が運営する、無料でいつでも誰でもどこでも、スマホで日本語学習が可能なサービス「MJ Space」公式Facebookの利用者が40,000人を突破したことを発表した。

特定技能人材の育成をはじめ、新たに日本企業とのマッチングがワンストップで完結することが可能となった「MJ Spaceポータルサイト」もオープンしていいる。

「MJ Space」 利用者数 40,000名突破!

ミャンマー政府認定No.1人材送り出し機関、ミャンマー・ユニティ(日本駐在事務所:東京都千代田区、最高顧問:北中彰)は、ミャンマー人向け日本語学習サービス「MJ Space」の公式Facebookの利用者が40,000名に達した。

ミャンマーからの特定技能資格者10万人送り出しを実現させる『MJ Space』公式Facebookページ公式YouTubeチャンネルを2020年4月に開設し、N5~N2のすべての日本語教育動画の一般公開してきた。

そして2020年12月21日より上記『MJ Space』のポータルサイトが新たにオープンし、ほぼ全機能が使えるようになった。

会員登録が無料のポータルサイトでは、特定技能人材の育成をはじめ、新たに日本企業とのマッチングがワンストップで完結することが可能。

ミャンマー・ユニティの特定技能送り出しに関する目標

2020年12月23日現在、MJ Spaceの利用者は約40,000名。今後の計画は以下の通り。

2021年3月末までに

  • MJ Spaceの利用者を40万人にする
  • 「国際交流基金日本語基礎テスト、又は、日本語能力試験 N4」合格者を14,000人養成する
  • 特定技能資格者を7,000人養成する
  • 特定技能人材紹介を4,000人行う

さらに2021年12月末までに

  • MJ Spaceの利用者を120万人にする
  • 「国際交流基金日本語基礎テスト、又は、日本語能力試験 N4」合格者を40,000 人養成する
  • 特定技能資格者を20,000人養成する
  • 特定技能人材紹介を12,000人行う

累計到達目標

  • 介護以外の特定技能人材紹介    10万人
  • 介護人材紹介(特定技能と技能実習)10万人
  • 介護以外の技能実習生紹介     10万人

ミャンマー・ユニティは、日本の国難である労働力不足を救うメインプレーヤになるべく、高い目標に挑み続ける。

『MJ Spaceポータルサイト』概要

機能(ミャンマー人求職者が使える機能)

※N5・N4は日本語を学習したい全世界のミャンマー人が対象、N3・N2は日本語を学習したい全人類が対象。

① N2-N5の日本語学習動画

MJ Spaceでは、N2からN5の日本語学習動画約200本の閲覧が可能。

受講者はスマートフォン一つで、いつでもどこでも、無料で学習が可能(通信費は自己負担)。

各日本語学習動画には、動画の文法を復習するための確認テスト(10問)がついており、動画の理解度を確認できる。

② N2-N5の単語練習

動画学習だけではカバー出来ない単語学習もMJ Space上では学習が可能。

N5とN4が約1,000語、N3とN2が約2,000語掲載されている。

単語はレベル別、品詞別に分類されており、整理しながら勉強することができる。さらに各品詞ごとに単語テストを受けることができる。

単語テストは掲載されたリストの中から毎回自動で異なる問題が生成されるため、繰り返しテストを受けることで語彙力アップに繋がる。

③ N2-N5のレベル別模擬試験

MJ Spaceポータルサイト上では、「文字・語彙」「読解」を対象にN2-N5各級の模擬試験の受験が可能。

単語テストと同様、毎回自動で異なる問題が生成され、かつ時間制限付いているため、受講生は現在の自分の日本語を知ることができる。

MJ Spaceでは、日本語を学び模擬試験も行う学習サイクルを実現し、受講生の習得度の把握とモチベーションアップを促すことで、多くの日本語学習者養成を行う。

④ 特定技能の職種別技能評価試験対策と模擬試験(近日実装・ミャンマー在住のミャンマー人求職者が対象)

MJ Spaceでは、特定技能の職種別技能評価試験対策の学習と模擬試験の受験が可能。

特定技能の職種別技能評価試験対策教材について、「介護」「外食」「農業」「宿泊」「飲食料品製造」が、12月23日頃より公開予定。

特定技能の職種別技能評価模擬試験は、「介護」「外食」「宿泊」「農業」「飲食料品製造」「ビルクリーニング」の6職種が12月30日頃に実装予定。

⑤ ミャンマー人求職者向けのオウンドメディア(コラム)

ミャンマー人求職者向けに、「日本はどのような国か」「日本で働くことについて」「日本の文化」などを既に日本へ入国しているミャンマー人技能実習生や実習実施企業へインタビューを行い、ミャンマー人が日本で働きたくなる情報を発信していく。

『MJ Spaceポータルサイト』マッチングの仕組み

ミャンマー在住のミャンマー人求職者が対象/日本の人材会社・登録支援機関・監理団体・求人企業が対象

求人企業は、求人情報の掲載とともに、特定技能の試験合格を目指している求職者情報の閲覧を行うことが可能。

学歴や日本語能力、日本語による自己紹介動画を閲覧して、面接参加オファーをしたい求職者に「いいね」を送ることで、面接前に求職者に対し自社をPRすることが可能。

特定技能人材の面接には、求職者が各種試験に合格していることが求められ、求職者は就職ができるか確証がない状況で学習を行うため、求人企業からの「いいね」が学習の励みとなり、特定技能の各種試験に対するモチベーションの維持に繋がる。

また、求職者自身も気になる求人企業に対し「いいね」を送ることができるため、面接前にプレマッチングを行うことが可能。

なぜミャンマー・ユニティが特定技能送り出しに力を入れるのか

ミャンマーにおける低所得の背景

アジア最貧国のひとつであるミャンマーは、失業者が多く、所得が低い状態が続いている。

ミャンマーは2011年まで軍事政権が支配していた。欧米諸国からの長い間経済制裁により、貿易は停滞し、海外からの投資もほとんどない状況で、約40年間に渡ってミャンマーは世界経済の発展から取り残されてきた。

2011年から民主化されたものの、法整備の遅れにより、海外からの投資は思うように進んでおらず、ミャンマーの工業化は遅れている。

さらにミャンマー政府のコロナ感染防止対策により国内経済はさらに疲弊し、失業率が急激に上昇している。

どんなに優秀な人であっても、ミャンマー国内の就職機会は少なく、失業者が多く、所得は日本の20分の1程度の水準にとどまっている。

ミャンマーの貧困の現状

税収の少ないミャンマー政府は、国民に社会保障を提供する余裕すらない。

貧困層のミャンマー国民は、いまだギリギリの生活を強いられており、国からの社会保障もほとんど受けられず、貧困からなかなか抜け出すことができない。

貧しく生まれたら、貧しいまま一生を終えるしかない。貧しくて、自分の将来に夢も希望も持つことができない。

そのような境遇のミャンマー人も少なくない。

ミャンマー人が日本で働くには高いハードルがあった

そのような貧困層のミャンマー人が、貧困から脱出する方法がある。それは「日本に働きに行く」こと。

しかし、これまでは「日本に働きに行く」チャンスが貧困層にはなかった。なぜなら、日本で働くには下記の高いハードルを超える必要があったから。

  • 日本語を学ぶ必要がある
  • そのためには日本語学校に通う必要がある
  • 日本語学校に通うにはお金が必要である
  • 平日日本語学校に通うには仕事をやめなければならない
  • 住まいの近くに日本語学校がなければならない
  • 日本に行くためにはまとまったお金を送り出し機関に払わなければならない

これらの高いハードルを超えることができない貧困層は、日本で働きたくても働くことができず、これまでは貧困から脱出することができなかった。

国難とも言える、将来の日本の労働者不足に対する対策として、2019年4月から特定技能制度がスタートしたが、その普及は低迷している。

日本政府は当初5年間の特定技能者受け入れ目標を34万人と定めたが、2020年9月末現在8,769人と大きく低迷。

低迷の原因は、特定技能制度のハードルがあまりに高いことにある。

海外の人材送り出し機関は、ハードルが高くて人材募集が難しい特定技能よりも、人材募集が簡単な技能実習を選ぶ傾向にあり、ほとんどの送り出し機関が特定技能送り出しを積極的にやろうとしていない。

しかし、そのようなことでは日本の深刻な労働力不足は解消できないため、ミャンマー・ユニティはこの大きな国難を解消するべく、「MJ Space」の普及を通して特定技能送り出し強化を徹底している。