金沢工業大学生、必修科目「プロジェクトデザイン実践」で金沢高校の2年生を対象にオンライン授業を実施

金沢工業大学と金沢高等学校は12月15日(火)14時より、高大連携協定に基づいた高校2年生9クラスを対象としたオンライン授業を実施することを発表した。

オンライン授業について

日時

12月15日(火)6時限14:00~14:45、7時限14:55~15:45

場所

  • (講師側)金沢工業大学8号館5階 [石川県野々市市扇が丘7‐1]
  • (受講者側)金沢高等学校 [石川県金沢市泉本町3‐111]

使用ソフト

Zoom

内容

オンライン授業は、金沢工業大学情報フロンティア学部心理科学科の学生が、問題発見解決型の2年次必修科目「プロジェクトデザイン実践」の中で企画したもので、学生自身が講師となって実施する。

この取り組みは高校の「総合的な探究の時間」2コマを使って行われる。

学生たちは心理科学科の専門性を活かしたユーザーエクスペリエンスを高める5案を提案し、12月3日に行われた高校の学年会で全ての提案が承認され、実際の授業で実施することとなった。

今後も金沢工業大学ではこの経験を活かし、通信技術を使った遠隔地との連携教育の推進を行いたいと考えているという。

心理科学科の学生による提案

  1. ぺるそなっ!:悩みを持つ仮想人格高校生の親や教師の立場になり、進路相談のロールプレイを体験することで、多面的に進路決定について考える
  2. Welcome to the game of life:高校生である現在から、この先10年間のライフイベントをボードゲームで体験し、ライフプランについてグループで考える
  3. きみとぼくの、いいところ:科学的性格分析であるBIG5診断を用いて自身について知り、これからの成長について話し合い考える
  4. 気分測り隊:行動前後の気分の変化がわかる二次元尺度法を用い、行動による変化を体験することで、勉強やスポーツで役立つメンタルコントロールについて考える
  5. KIT LIVE:①から④の授業を受けた高校生が、大学生に直接話しかけられる場として設定

オンライン授業実現の経緯

金沢高等学校と本学は2019年1月16日に連携協定を締結し、2019年度より大学の授業の中に高校の先生へのインタビューを取り入れるなど、連携した授業づくりを行ってきた。

今年は新型コロナウイルスの影響を受け、双方の往来が難しい中でも充実した授業が作れないかと、高校と大学で話し合っていた。

高校にとっては予定した行事が実施できず、例年よりも将来について考えさせる機会が少なくなっている部分の一助として、大学にとっては、高校の授業での実施という、非常に高いハードルにチャレンジさせてもらえるという点で連携ができることとなり、今回の運びとなった。

プロジェクトデザイン実践について

金沢工業大学の教育カリキュラムの柱である「プロジェクトデザイン教育」の一角であり、2年次後学期に行わる実験・実習科目である。

専門的な知識を活かした問題発見解決のうち、解決法の実践とその分析・検証にフォーカスし、学生が主体的に計画して行うところに特徴がある。

学生たちは高校でのオンライン授業の実践後も3回の授業を残しており、実践に対する効果の分析・検証を行う。