アイデミーとSCSKが協業、AI活用をワンストップで支援する教育コンテンツを提供開始

AIに関する人材育成から実運用まで一気通貫で支援する株式会社アイデミー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長石川聡彦、以下「アイデミー」)は、SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長執行役員最高執行責任者:谷原徹、以下SCSK)と、AI教育コンテンツ作成と提供に関する業務提携に合意し、AI活用支援の分野における包括的な協業を開始したことを発表した。

本協業により、AIモデル構築/プラットフォーム提供にて幅広い実績を持つSCSKのオリジナルAIプラットフォームである「SNN(SCSK Neural Networktoolkit:エスエヌエヌ)」の教育コンテンツを、アイデミーが運営するAI教育プラットフォーム「Aidemy Business Cloud(アイデミービジネスクラウド)」上の標準コンテンツとして2020年11月25日から提供開始する。

この取り組みを第一歩として、両社は「AI人材育成~AIモデル構築~AI実運用」をワンストップで提供するためのさらなる協業を進めていく。

SCSKとアイデミーの協業概要

背景

AI関連技術の活用検討は幅広い産業領域で進んでいるが、未だにPoCに終わるケースも多く、実用までに至るには「AI人材育成」「AIモデル構築」「AI実運用」の各局面における課題がある。

今後、より多くの成功事例を創出し、効果を生むAI活用を推進するためには、これらの課題をワンストップで解決するソリューションが必要になる。

これに対し、SCSKの実装技術と深い顧客理解に基づいたシステム構築、運用実績に、アイデミーの教育サービスとAI運用に特化した知見の深さを組み合わせることで、「AI人材育成」「AIモデル構築」「AI実運用」における顧客課題にワンストップで応えるソリューションの提供が可能となる。

このような背景から、AI人材育成・AI運用に関する有数の実績と知見を持つアイデミーと、ITサービスを包括して提供可能なSCSKとの相互の事業領域を掛け合わせて顧客への価値提供を最大化するため、両社は協業を開始するに至った。

今後について

SCSKの共創ITによるDX推進の考え方と、アイデミーのAI社会実装の考え方には共通点がある。

「顧客自身の手によるDX推進を実現するためのAIの民主化」という両社が合致する大きな方向性に基づき、今回のSNN教育コンテンツの提供を起点に、「SNN」が世の中に広まることによるAIの民主化、その先のDX実現を目指し、今後はSCSKの「SNN」とアイデミーのAI運用サービス「modeloy(モデロイ)」との連携など、より顧客に寄り添ったワンストップソリューション提供を検討していく。

AIプラットフォーム「SNN」概要

「SNN」は、画像解析、センサーデータ解析を行う深層学習技術を用いて顧客独自のAIモデルを構築する。

実装済みモデルを複数備え、これに顧客の持つデータやノウハウを追加学習させることで、プログラミングスキルや深層学習実装スキルなしで利用できるため、AIモデルのビジネス適合性検証が容易となる。

学習データ及びAIモデルの管理機能や、より直感的に使えるグラフィカルユーザーインターフェースを整備することで、AIモデル構築の生産性を向上する。

SNN上で作成したAIモデルは、クラウドやエッジデバイスを含むさまざまな環境上で稼働させることが可能。

「Aidemy Business Cloud」概要

「Aidemy Business Cloud」はAIに強い組織づくりを支援し、AIを活用した事業成功へつなげるEラーニングプラットフォーム。

組織で効果的に利用するために必要な管理機能や習熟度を測るテスト機能、体系化されたカリキュラムを備えており、以下の特徴がある。

  1. 機械学習を扱うための環境構築なしで学習が始められるため、受講者や導入担当者の負担を下げて導入が可能。
  2. 業界トップシェア技術を採用–機械学習で多く用いられるプログラミング言語「Python」や、umpy/pandas/scikit-learn/tensorflowといったライブラリ(※)などが学べる。
  3. 法人導入の場合はメンバーの学習進捗が分かる管理画面を提供。管理者がメンバーの進捗を把握できることに加え、技術の習得に意欲的なメンバーを発見し、プロジェクトチームへの登用検討にも繋がる。

(※)汎用性の高い複数のプログラムを再利用可能な形でひとまとまりにしたもの。